「今いまし、昔いまし、後に来られる方」、永遠を司る主
2022年5月30日(月)
頌主
平素よりご指南、誠にありがとうございます。
本日、「一人で学べるキリストの啓示と聖書」を手元に79回ヨハネの黙示録(1)をじっくり拝聴致しました。
Rev1:4 「今いまし、昔いまし、後に来られる方」という箇所に、
καὶ εἰρήνη ἀπὸ ὁ ὢν καὶ ὁ ἦν καὶ ὁ ἐρχόμενος
וְשָׁלוֹם מֵאֵת הַהוֶֹה וְהָיָה וְיָבוֹא
Peace from (who) He is, He was and He is to come
ユダヤ教の礼拝で歌われるאֲדוֹן עוֹלָם (Adon Olam= Eternal LORD)という名の讃美歌(YouTube:IDF Rabbinical Choir)の歌詞を思い出しました。
וְהוּא הָיָה V'hu hayah = and He was
וְהוּא הֹוֶה V'hu hoveh = and He is
וְהוּא יִהְיֶה V'hu yih'yeh = and He is to
בְּתִפְאָרָה b'tif'arah = be in glory
来るべき艱難に備え、「永遠を司るのが主であること」を思い出すためにも、これらの句を胸中の守りに致したいと思います。
ウクライナ・ロシア紛争・生活費の高騰のみならず、各地で不穏な空気が漂っています。
Behold, I am coming like a theif (Rev16:15).
見よ、わたしは盗人のように来る(黙示録16:15)。
主の再臨の時はノアの時代に例えられております (Matt24:37, Lk 17:26, 1Pt3:20 etc) ので、私も心して日々を過ごすよう猛省した拝聴回でした。
今後とも何卒ご指南よろしくお願い申し上げます。
Y拝
あとがき
以前の便りでは、やはりイスラエル国防軍(IDF)ラビの聖歌隊の合唱で、
ユダヤ教の結婚式でよく歌われる ‘Eshet Chayl エシェト・ハイール’「勇気ある女」(箴言31:10-31から)、―「麗しさはいつわり。美しさはむなしい。しかし、主を恐れる女はほめたたえられる」(31:30)―をご紹介しました。
今回のビデオでも、
IDFの聖歌隊の波紋のように自然に広がっていく歌声の輪から、賛美に関する多くの洞察が得てください。聞いている人たちも、自然に楽しい賛歌の輪に引き込まれていくことでしょう。
聖書は、打楽器によるリズムと肉声による賛美を基盤としています。楽器がなくても、肉声とリズムをとる手、あるいは、合図を送る目、口があれば、素晴らしい合唱が生み出されます。
詩篇はまさに神賛歌の歌詞の特集です。
一つの詩篇、あるいは、‘Eshet Chayl エシェト・ハイール’や‘アドン・オラム(永久の主)’を、賛美する一人ひとりが内容をかみしめ、神に向かって心の思いを声で表現するとき、素晴らしいハーモニーが生まれ、「一丸となって神に向かって歌う」合唱団となること、間違いありません。
あらかじめ和音(コード)を決めておけば、即興で素晴らしい賛歌が生み出されることと思います。
これらのビデオのIDFの若者たちのように各自の役割を楽しく共有していくとき、キリストの群れ、クァハール(エクレシア)での賛美も天界の神に受け入れられる素晴らしいものになることでしょう。また、私たち信じる者の回りを取り巻いている御使いたちの賛美の声も加わって、天界に達するときには、大音響になっていることでしょう。
私の口は一日中、あなたの義と、あなたの救いを語り告げましょう。私はその全部を知ってはおりませんが。神なる主よ。私はあなたの大能のわざを携えて行き、あなたの義を、ただあなただけを心に留めましょう。…私があなたにほめ歌を歌うとき、私のくちびるは、高らかに歌います。また、あなたが贖い出された私のたましいも。私の舌もまた、一日中、あなたの義を言い表しましょう(詩篇71:15-16、:23-24a)。