パンパンガで農作業に従事しています
6月3日
フルダミニストリーの皆さま
おはようございます。今、朝の3時になるところです。
この二〜三週間というもの、私たちはパンパンガの農園の野菜畑で、来月、多くの収穫が得られるようにと祈りながら、雑草を抜くなど一所懸命に働きました。正直なところ、同労者だったリクがいないので、少しばかり気落ちがしていますが、パンパンガのアエタ部族とともに私だけでこの農作業をしていく強さを持たねばならないと思っています。
現在の私の大きな問題は、車がなければ、あるいは、だれかに乗せてもらわなければ、ナブクロドに行けないことです。私たちが伝道に使っていた車は再度、修理中ですし、ナブクロドに行く公共交通機関もありません。
アエタ部族は携帯電話を持っていないので連絡をとることが難しいのですが、彼らはバイクに乗って農園にやってきます。私は時々ストレスがたまり、パンパンガの農園の仕事を辞めたいと泣いてしまうこともあります。あれやこれや色々なことがありますが、幾人かの友人が来て私を励ましてくれます。
先週の土曜日、5月28日、私はケソンシティーに戻りました。それから翌日の日曜日、伝道所のあるブラカンに行き、建物の中とその周りを掃除しました。だれもいない伝道所で私は孤独を感じ「神さま、どうか助けてください」と祈りました。
6月2日の午後遅く、ケソンシティーに戻り、娘エゼキエレの学校の成績証明書のための準備をしました。彼女はまだ11年生でことし20歳になり、通常であれば大学を卒業する年齢なのですが、彼女の能力に合わせた指導をしてやれなかったので、学業が遅れてしまっています。
デゥテルテ前大統領の大出世は大きな励まし
しかし、デゥテルテ大統領の証しに元気をもらいました。彼は高等学校に七年間、在籍、そして大学では六年間法律の勉強をして、ギリギリの成績で卒業したとのことです。彼は学校の成績は良くなかったのですが、大統領まで上り詰めました。
ですから私はいつも娘に、学校がなんと言おうと、精一杯努力をしなければいけないと話しています。彼女は未だにどのようなことを勉強したいのかが分かりません。また学校が対面授業をするためにワクチン接種を強要するなら、彼女は学校には行かないと言っています。どうか、娘が今後どのような道を進めば良いのか皆さまのお祈りに覚えてください。
彼女は、成長期に、私のアエタ部族への伝道を通して、そしてその困難の中を私と一緒に過ごしてきました。彼女は、神さまが彼女にどのような目的を持っておられるのかをまだ模索しているところです。
私と母は今日の朝、8時に学校に行って先生と話すつもりです。そして今日の午後遅くにはバスで再びパンパンガに行く予定です。
時によっては、私の負っている全責任をうまく果たしていくことは困難です。時々、私は娘にとって、良い母親ではないと感じることがあります。娘がこの世の組織の中で、そんなに成功しているとはいえないからです。
食糧不足については、ひとえに農業生産に拠っていますが、肥料代や田畑に水を引くポンプのディーゼル燃料代が高騰し、農民が今後、農業を継続していくことが困難な状況になっています。私自身、パンパンガの農園に投入した資金が約20万ペソ(約48万円)に昇り、農園で働くアエタ部族への賃金支払いと、肥料、ディーゼル燃料の高騰で困難に直面しています。フルダミニストリーが送ってくださった支援金をこのように使っているのですから、来月以降の良い収穫、そしてパンパンガのアエタ部族へのより多くの仕事、食料提供ができるように切に祈っています。神さま、どうか私たちをお助けください!
パンパンガの農園で栽培しているトマト、トウガラシ、ナスの写真です。
毎週耕し、毎週アエタ部族の人々を雇い、賃金を支払います。
ここでの農作業期間中(この4月以降)、私は、ルバノで会ったキリスト者である友人アルセニオ アンガラの助けを得ています。彼はルバノで商店を持ち、彼の車で私をアエタ部族のところへ連れて行ってくれましたが、ルガノの店を近日中に閉め、彼の家族が住むセブ島に帰るとのことです。
彼はセブ島で家族とともに農業をし、私がここパンパンガで行っていると同じようにそこの貧しい人々を、農業を通して助けていくと言っています。彼は、私がセブ島の彼の村をいつの日か訪問し、彼の農業を見学するように言っています。もしそれが可能であれば、パンパンガの農園の作業に役立つかもしれません。
私はずっとパンパンガの農園にいたので、このところ連絡できなかったことをお許しください。パンパンガではインターネットができないのです。
多くの愛を込めて メアリー ジェイン
先週ナブクロドのアエタ部族を訪問しました!
これらの写真は先週ナブクロドのアエタ部族を訪問した際のものです。私たちは祈り、礼拝をしました。
私たちはそこに教会が建てられ、将来アエタ部族出身の牧者が与えられるようにと、祈っています。
上の写真はヨセフ共同体のアエタ部族の人たちです。
アルセニオのピックアップトラックに彼らを乗せました。
ブラカンの私たちの伝道所/農園
以下の写真はブラカンにある私たちの伝道所/農園の写真です。
2014年に牧者平野と彼のチームがここに泊まりました。ここはまだ掃除が終わっていません。というのは、私はこのところいつもパンパンガにいて約三ヶ月間、ここを留守にしていたからです。
ここにまだ掃除をしていない別の部屋があります。ここは牧者平野のチーム(FFN Tokyo)が2014年の伝道旅行の際ここを使用しました。光陰矢の如しです。当時、ブラカンのVBS(夏季休暇聖書学校)に出席していた子供たちは今やもう大人で、幾人かは子どもがいます。
私たちはまだここで豚を飼っています。これらの豚の食糧が神さまによって与えられるように、またブラカンの伝道所/農園の管理及び農園の家畜の世話をしている一家族の食糧が与えられますように祈ります。私たちは地場のニワトリ、カモを飼う計画を立てています。もしニワトリ、カモが増えればそのうちの幾つかをパンパンガのヨセフ共同体の人々に贈ることができます。
どうかこれらのことをお祈りください。
多くの愛を込めて メアリー ジェイン
6月6日
フルダミニストリーの皆さま
お祈りをありがとうございます。昨日、私の友が再びナブクロドまで車で連れて行ってくれました。私たちは祈りをして、その後彼らに、野菜が植えられている農園の雑草除去を助けてもらえないかと話したところ、今日、五人の婦人が雑草除去の手伝いを申し出てくれました。私たちの祈りに答えてくださった神さまに感謝します。
ヨセフ共同体のアエタ部族の人々が、教会が建てられるように、また、この場所での礼拝が開催できるように祈っているところです。
私たちは豊作を祈り、もしそれが叶えられたら、ナブクロドのアエタ部族に持続可能な食糧の供給ができます。
皆さまのお祈りとご支援に再度感謝を申し上げます。
多くの愛を込めて メアリー ジェイン