TRANSLATE

AD | all

メアリー・ジェインの手紙 : 2021年6月3~10日

農業維持か、ダンプトラックでのミニストリーか…

6月3日

フルダミニストリーの皆さま

おはようございます。早速email でご連絡をいただきありがとうございます。

 

本日、私たちがブラカンでサイロに貯蔵する牧草を刈り取るために雇った四人のアエタ部族のお父さんたちを彼らが住むパンパンガに戻すつもりです。彼らは先週の金曜日にブラカンに来たばかりなのに、もう家族が恋しいと言っています。

このことについては、明日、改めてご連絡します。

多くの愛をこめて  メアリー ジェインジェイン

6月4日

フルダミニストリーの皆さま

おはようございます。私たちは昨晩の11時にケソンシティに戻ってきました。

昨日、パンパンガに行き四人のアエタ部族のお父さんたちを家に帰しました。彼らにはバケツ、パン、麺、イワシを買って、お土産にあげました。

彼らの子どもたちはお父さんたちを見るやいなや、まるで互いに何年も離れていたかのような感じで喜び合いました。

今日はここまで また明日この続きをemail します。

多くの愛をこめて    メアリー ジェイン

6月7日

フルダミニストリーの皆さま

おはようございます。

思い出したのですが、以前、アフリカのフレデリックにフルダミニストリーからダンプカーを贈ったことがありましたね。今でも、フルダミニストリーではそのような車を輸送できますか? 

ここフィリピンでも2013年以来、持続的な生計に関してダンプトラックの活躍する機会は多くあります。ダンプトラックについてお聞きすることは、何か厚かましい気がして躊躇していたのですが、二、三ヶ月前に私も加わってここ近辺の牧者仲間で、ダンプトラックを使ったミニストリーについて話したことがありました。それはやし油や石鹸の原料となるコプラを栽培する農家をダンプトラックを使って援助するのです。

私は、今までずっと少数部族の持続的生計のために何か支援ができないかを祈ってきました。そんな折、友人がルソン地域でもダンプトラックで何らかの支援ができることを教えてくれました。そこで、お尋ねですが、日本からフィリピンに中古車両を送ることはそれほど難しくないでしょうか。日本からフィリピンのスビク湾に色々なサイズの車が輸出されているということも聞きました。

というわけで、ダンプトラックのことをお聞きした次第です……

この件について早速、返信をいただきありがとういございます。

同労者リクのお母さんから、フルダミニストリーに金融支援していただいて購入した土地の写真を送ってきました。彼らは、そこにすでにトウモロコシ、サトウキビの苗木を植えました。そして、多くのお母さんたちがその栽培に関わっているとのことです!


再度、皆さまのお祈りとご支援に感謝いたします。

皆さまのおかげで私たちはここでのミニストリーを続けることができます。

多くの愛をこめて、メアリージェイン

6月9日

フルダミニストリーの皆さま

おはようございます。

ダンプトラックは価格が高く維持費もかかるのですが、添付した写真のトラックは維持費用も比較的に安く、市場に収穫野菜を運ぶにも便利です。またコンテナ付きトラックは雨季に入った場合には特に使い勝手が良く、持続的生計維持には大いに助けになると思います。これらダンプトラックは長さが4.5~4.8m、4.8〜6.0トンの積載量で、フィリピンでも中古のタイヤが購入できます。

これらの写真のうち二枚は配送用トラックで、砂利などを運ぶ小型ダンプトラックです。比較的に安価で、維持がしやすく、運転も簡単、駐車も場所を取らず、このトラック用中古のタイヤも安く購入できます。

ウェブサイトで見たのですが在庫車の値段は500〜8000USドルと価格差が大きいです。また安くて良いダンプトラックを見つけたらご連絡します。

やはり、農業、続行します!

6月10日

フルダミニストリーの皆さま

考えが少し変わりました。ダンプトラックについては持続的な生計にどうしても必要なものではなく、代替手段の一つだと思います。私がトラックのことを考えたのは、これまで農業のために、多くの努力、時間、体力、お金をかけてきているにもかかわらず、失敗続きで、農業はもうやめよう、と思ったからです。

ところがアエタ部族の人々が今日の夕方、私を励ます電話をしてきました。この雨季も農業を続けたいというのです。彼らは農業こそが生きて行く道だと知っているのです。

ですから私たちは今週、再び米、トウモロコシ、雨季に育つ野菜を植えるつもりです。土地の準備、トウモロコシ、米の種子、野菜の苗木のために、お金が必要となります。それに、そこで働くアエタ部族のお父さんたちの給料も出さなければならないのです。

今回は、種とか栽培についてもうだれとも取り引きはしません。私たち自身が栽培から市場へ卸すまで、すべてを行います。明日の朝早く、パンパンガに行ってトラクターで土地を耕します。どうかアエタ部族の人々が農業で持続的な生計が立てられるようにお祈りください。メアリージェイン

パンパンガの小さな小屋にて

お返事をありがとうございます。円とフィリピンペソの交換レートが良くなければ、送金は後日、いつでも結構です。実は、私の母が今回の農作業に必要なお金を貸してくれたのです。ですから、今朝の7時に米と飼料用トウモロコシの種をパンパンガに運びました。明日はトラクターの持ち主と耕作について話し合います。

今、私はパンパンガにある小さな小屋にリク、ミカエル、イアンと一緒にいます。土曜日までにナブクロドに行って、今回の農作業のためにアエタ部族のお父さんたちを雇うつもりです。

また明日、ご連絡します。再度お礼を申し上げます。

メアリージェイン