TRANSLATE

AD | all

メアリー・ジェインの手紙 : 2020年3月22日

新型コロナウイルスによる外出禁止令で貧しい人たちは悲鳴を上げています!

2020年3月22日

フルダミニストリーの皆さま

新型コロナウイルスについてですが私たちは神さまの憐れみにより無事に過ごしています。でも外出は厳しく制限されています。

ここフィリピンでは一家族一人だけに食料品店で食料を買うことの許可証が発行され、それも4時間以内に済ませなければなりません。車を持っていない貧しい人たちは店まで歩いて行かねばならず、悲鳴をあげています。

先週の火曜日、私は娘も一緒に、野菜と麺を買いに片道4kmを歩きました。
しかし、昨日、3月21日、フィリピン政府は18歳未満の子どもたちと高齢者の外出を禁止しました。ですから今後、私と弟がマーケットまで歩いて買いに行くことになります。一週間分の食事は確保してありますが、母、娘、私は一日あたり一缶のイワシの缶詰を食べています。

礼拝はインターネットで

教派を問わずすべての教会が閉められ、礼拝はインターネットで行われています。私たちの農園/伝道所があるブラカンには現在入れません。

ルソン島での自宅待機、隔離政策は4月15日まで続けられることになっていますが、6月か10月ごろまで続くのではないかと言っている人たちもいます。
もしその政策が長引けば、人々は新型コロナウイルスと戦うというより、餓死してしまうのではないかとさえ思います。世界中襲っているこのウイルスがイエス・キリストの強力な御名によって撲滅されるように祈りましょう!

ところで、私たちが飼っている豚とうずらの飼料がありません。このような状態では、うずらの卵も売れませんし、野菜もそうです。今、同労者のリクとロビンが農園/伝道所にいます。
どうぞマニラ首都圏の食料生産に携わる農民たちのためにお祈りください。

またネウバ・エシジャの畑で働き、私たちとパートナーを組んでいる農民のためにもお祈りください。
彼らにはサイドカーのついたオートバイが一台しかなく、そのうえ、収穫して市場に出すには役所と食品会社の許可証が必要という厳しい制約があるため、せっかくキューリを収穫しても行商に出ることができず、先月は200kgものキューリを廃棄しなければなりませんでした。
彼らは昨晩電話で、直面している苦境を話してくれました。「ロックダウン(外出禁止)のため、農業用水の供給を十分することができず、そうなると甚大な農作物の被害が出る」と。どうかこのことについてもお祈りください。

私は日本での新型コロナウイルスのニュースを知りませんが、皆さまが安全ですよう、お祈りいたします。

多くの愛を込めて   
メアリー ジェイン