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メアリー・ジェインの手紙 : 2020年3月18日

2020年3月18日

フルダミニストリーの皆さま

心からご挨拶します! 

先週の日曜日、私たちの大統領はマニラ首都圏を封じると発表しましたが、昨日の夕方、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領は移動制限措置をルソン島全域に拡大することを命じました。これは、官公庁、企業、公共の交通機関すべてが停止され、医療関係者、軍隊、警察だけが外に出て、ルソン州全域のすべての州境で仕事に従事することが許可されるということです。
私は先週は首都マニラに出入りして忙しくしていたのですが、今日から一ヶ月間、私たちは家から出てはいけない、誕生日のお祝いや教会での礼拝ほか、いかなる社交のためにも外出しないようにと言われています。今朝初めて、自宅で無線LANを使っています。

日本でもコロナウイルス19の影響を受けていると聞きました。皆さまの様子をどうぞ教えてください。皆さま全員が大丈夫ですように祈ります。

愛を込めて
メアリー ジェイン

P.S. 今夜、フィリピンの国全域が国家検疫下に置かれるとの緊急発表があります。
社会の最下層階級の多くの人たちは、働かなければ家族を養うお金がない、家族が餓死するより、コロナウイルスにかかる危険を覚悟で働いたほうがいいと、泣き叫んでいます。私たちは、豊かな企業や地方自治体がこうしたニーズや苦境を緩和するために何かをしてくれるように祈ります。

あとがき

フィリピン、インドネシア、マレーシアなど熱帯性気候の国々でも、新型コロナウイルスCOVID-19の感染は拡大しています。フィリピンでは、2月6日時点で感染者は二人でしたが、六週間後の20日正午時点で感染者187人、死者14人で確実に拡大しており、予断を許さない状態です。
フィリピンには公的医療保険制度適用外の部族の人たちや貧しい人たちがたくさんいます。真の癒やし主なる神が苦しんでいる人たちを憐れんでくださり、霊肉ともに神の救いが起こりますよう、お祈りください。

今日、祈りに応えて奇蹟を起こしておられる神

COVID-19の発祥地、中国湖北省の武漢で、2020年1月、中国政府が武漢市と近隣の町々を隔離したとき、治療が間に合わない感染者が市町内に急増しました。
そのとき、行き場を失った多くの人たちが神の癒やしを求め、「地下教会」[中国政府の監視下に置かれている政府公認の「認可教会」に対し、弾圧、迫害、暴行にさらされている地下教会では、神の癒しを通して信徒が増大している]に集まり、祈りによって癒やされ、信徒数が増大しているとのことが報道されました。

まさに、イエス・キリストの初代教会で起こったことが今日、迫害に苦しむ信徒たちの間で起こっています。真の教会、―キリストの群れ― は迫害を通して成長、拡大するのです。

聖書の原則

人類史に関して、
すべてのことが発祥地点に戻り、終息する。
ということは聖書の原則です。

中東のイランでも危機にあって、神のご介入により、多くのイスラム教徒がイエス・キリストを救い主として受け入れ始めていますが、今日、イスラム教圏をも含めて、至る所で人類の「贖い」(神との本来あるべき正しい関係に戻される)が加速化されてるということは、人類史の終焉が近づいていることのしるしだと思います。

具体例を二、三、挙げますと、
1.人類は究極的に、神の最初のご計画、―神と人との正しい関係、永久の愛― に終息する
2.人に滅び、―罪と死― を導入し、人類を神から引き離したサタン(堕落した不死の御使い)は、究極的に神から完全に引き離され、地獄で永久の滅びにさいなまれる
3.全地を覆いつくした罪は、始まったバビロン(バベル)に戻され、バビロンで滅びる

見よ、わたしはすぐに来る。この書の預言のことばを守る者は幸いである。(新改訳2017)
とキリストが言われた「日」、―主の再臨― が非常に近づいています!

愛なる神は少しでも多くの人たちが救われるようにと、今日、政治的、経済的、医学的に予測不能な揺さぶりを通して、世界中のすべての人々に
神に立ち返るように!
と語っておられます。

真の神を証しする『聖書』には、神が疫病を送って、人々の霊の覚醒を図られたことが至る所に記されています。どのように恐ろしい疫病も、人々が神に向かって祈り懇願したとき、突然収束したのでした。

今世界中を揺るがしている新型コロナウイルスCOVID-19も例外ではありません。
ウイルスの起源が人為であっても、それがはびこることを許されたのは神ご自身です。神がすべてを支配しておられますから、人々が警告を受けとめ、神を神としないで生きてきた人生を悔い改め、神、―聖書が証しする唯一真の神― に向かって祈るなら、この問題は解決するのです。