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メアリー・ジェインの手紙と宣教報告 :2018年5月6日

バナナ農園開園に向けて、1月から4月までの四ヶ月間のご報告と5,6月の予定

主イエスキリストのお名前によって皆さまにご挨拶します。
以下、私のフィリピンでの2018年1月から4月初めまでの伝道活動を報告します。

私は腰痛をかかえ、引き続きマッサージ治療をしながら、この四ヶ月間、忙しい日々を過ごしました。
四月末に私たちは37,000フィリピンペソ(約74,000円)で中古のサイドカー付きオートバイを買いました。

アリエス、レア夫婦との出会い

アリエスとレアはカワグ、ザンバレス出身の夫婦です。バナナの配送と売却に携わっていましたが、差別待遇を受け、二月に失職してしまいました。そのようなとき、二ヶ月間の祈りの後、私たちとの出会いがあったのです。
このことを通して、神は私たちが計画している「バナナ農園」について、確信を与えてくださり、この夫婦が私たちが収穫するバナナの売り手となり、配送者となることを示してくださいました。

調達項目

そのために、以下五項目を調達する必要に駆られました。
1.1,500ccのオートバイ  28,000フィリピンペソ
2.そのサイドカー           9,000フィリピンペソ
3.三つの市場での年間認可料  7,500フィリピンペソ
4.二ヶ月間の倉庫料、貯蔵庫料(4月から5月)の先払い 4,000フィリピンペソ
5.1,650kgのバナナ買い付け金      30,750フィリピンペソ
合計79,250ペソ(約158,500円)が必要となり、四月末までに支払いを終えました。

サイドカー付きオートバイの購入

バナナ農園プロジェクトに取りかかるため、まず、4月13日にオートバイを買い、それにサイドカーを一週間かけて取りつけてもらい、4月21日に全額を支払いました。
倉庫、貯蔵庫は縦5メートル、横5メートルの広さで、4月27日に二ヶ月間(4月から5月)の前払いをしました。
四月いっぱい、私たちは、このバナナ農園プロジェクトのため、ザンバレスに滞在しました。スビク、カスティレノス、サンマルセリノの三つの市場の認可取得には一ヶ月以上もかかってしまいました。

サババナナの配送開始

先週の日曜日、4月29日、1,650kgの「サババナナ」がラガヤンバレー、イサベラ郡(ルソン島北部)から配送されました。そしてレアとアリエスが三つの市場へバナナの配送を始めました。最初の三ヶ月間、バナナの売れ行きが良ければ、彼らには持続的な収入が見込めます。
アリエスはカワグ出身のアエタ部族で、彼の妻レアはサンマルセリノ出身の半アエタ部族です。私は彼(ルツの一番下の弟)を2006年から知っていて、彼が2009年、2010年の職業訓練コースを受講の際、金銭支援をしました。

来年度のためのバナナの植えつけ

もうすぐ雨季に入りますが、私たちはバナナの木を植える計画をたてています。そして今月、バナナの苗木を買おうと思っています。計画が順調に行けば、私たちはイサベラあるいはラガヤンバレーからもはやバナナを買う必要がなくなり、カワグに住む150世帯のアエタ部族の収入となるのです。
さらに私たちは、ザンバレスに住む他のアエタ部族の牧者と、バナナ農園について協働できるかどうかを探索しました。というのは、彼らの信徒の中には真の農業従事者がおり、バナナ農園用の土地を貸してくれる可能性があるからです。
私はバナナ農園プロジェクトの可能性についての情報をまだパソコンに入れていません。私にとっては、このように手書きの方が簡単なのですが、パソコンに打ち込み終了次第、その資料をお送りします。

ナブクロドの地

ナブクロドの地についてですが、神はこの地を愛してくださり、今年の一月以来、私たちは定期的に当地を訪問し、先週(四月の最後の週)は子どもたちのVBS(夏季休暇聖書学校)を開きました。そして同時に、この地のアエタ部族農民の困窮をも見ました。
この5月5日、「希望のことば教会」と私たちは協力して伝道集会を開き、賛美と祈りをして、プレゼントを贈りました。この教会が福音伝道のほかに、もっと信徒育成に力を注ぐことができるようにお祈りください。
さて、リクは、伝道のため再び郷里アブラに帰りました。彼と彼の家族は明日、5月3日、徒歩でサパルまで行き、5月13日にはブネグに戻ってくるとのことです。そして5月末に彼は私たちの伝道所/農園に戻ってくる予定です。私は、彼が郷里に帰る際、サパル伝道のため、プレゼントとしてお菓子、学用品、コーヒー、砂糖を持たせました。

5月、6月の予定

私たちの農園/伝道所にはデュマガット部族のロビンがひとり残って、豚と羊の世話をしています。私たちは、今月(5月)末までに、6月にバナナ農園の開園を目指して土地の開墾をするつもりです。以上が私たちの最新のミニストリー報告です。

フルダミニストリーの皆さまのお知り合いの方や友人でフィリピンを観光したいという方はおられませんか?私の弟が、フィリピンでの数日間の滞在中の宿泊代無料の券(期限12月末)を持っています。もしそのような方がいらっしゃれば、歓待申し上げます。

最後に、私の家族についてですが、母は相変わらず車の保険の仕事をしています。父は農園で養生しています。私の娘は家庭での学習を引き続きしています。娘については、いろいろ問題があります。彼女のいとこや他の同世代の若い人たちと同じように、彼女はスマートフォンに夢中になっています。電話を切りなさいと言っても聞く耳がないのです。まるでスマートフォン中毒になっているかのようです。
サタンがこの若い世代を誘惑し、親の手の届かない、どうしようもないところに連れて行こうとしています。どうかこのことについてもお祈りください。

とりとめなく書いてしまいました。
皆さまのお祈りを感謝します。

多くの愛をこめて      メアリー  ジェイン