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メアリー・ジェインの手紙 : 2019年8月1日

8月1日  封書

フルダミニストリーの皆さま                                                                         
心を込めてご挨拶します。

先日のemailで書きましたが、これからは私の伝道活動報告を毎月お送りしようと思います。ですから、一度にそんなに多くの量にはならないと思います。

すでにemailでお話ししたように、7月1日、教会兼多目的建物が三人の男によって攻撃されました。
牧者ビクは、建物の正面のドアと側壁を破損した後、それを止めに入ったレアの義理の弟を殴って怪我をさせた三人を赦しました。

7月20〜21日、私たちはパンパンガのナブクロドに住むアエタ部族を訪問しました。
そこは、4月22日に地震があり、多くのセメント造りの家が被害を受けましたが、竹でできた家は倒壊を免れました。私たちは救援物資と、子どもたちにお菓子を持参しました。
そのとき、ミカエルとデクスターの家族にも会え、喜びでしたが、彼らのその後の生活はそれほど変わっていません。ナブクロドの役所は、彼らが山岳地帯に住むのは危険だとという理由で、彼らをバターンに移住させたいのですが、彼らはリスクを覚悟の上で、移住を拒んでいます。私たちはそこでは教会兼多目的建物を建てることができません。
それは、そこにはイスラム教の信者が住んでいて、アエタ部族をイスラム教に改宗することに熱心なためです。

7月27日にブラカンのデュマガット部族を訪問予定でしたが、台風の風雨と雷雨で実行できませんでした。そのかわり、カワグのアエタ部族を7月27〜28日に訪問しました。
私たちはアリエスとレアーの家に滞在しましたが、そのとき、分かったことはルソン島でのバナナの供給が少ないということです。
クイリノ郡からのバナナ供給が十分ではなく、バナナを得るためには二週間ほど待たなければなりません。ザンバレスには、バナナ大農園がほとんどないうえ、少量生産の貴重なバナナも、台風のために被害を受けました。同じことが、ブラカン、パンパンガや、その他の郡にもいえるのです。
私たちが植えたバナナは一旦実をつけたものの、枯れてしまい、結局は切り倒さなければなりませんでした。ですから、私たちはパンパンガで他の野菜生産をすることをアリエスとレアのために考えており、良い収穫を得ることができるように祈り、期待しています。

7月27日、台湾に近い北部の島バタネスで地震があり、八人が亡くなり多くの住民が入院し、住居が倒壊しました。今、政府と大統領が被害について調査中で、復興には何ヶ月もかかる見通しです。

さて、私たちの同労者リクは警備員になるための訓練を始めました。彼は、読み書きができない小学校卒の若者が農場などで働くことができるように、彼らを助けたいと言っています。
以上が私たちの最近の伝道報告です。

愛をこめて、メアリー  ジェイン