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有名なコンピュータサイエンス教授の勇気ある証し、―ダーウィンの進化論を放棄―

有名なコンピュータサイエンス教授の勇気ある証し、―ダーウィンの進化論を放棄―  

2019年9月19日(木)

イェール大学コンピュータサイエンス教授、ダーウィンの理論信奉を放棄

「種の起源は、ダーウィンが正確に説明できないことである」と、有名なイェール大学教授のデイヴィッド・ゲレンターは、チャールズ・ダーウィンの進化論に対する彼の信念を公に放棄し、それを、事実上反証された「美しい考え」と呼んだ。

ワールドワイド・ウェブの予測で知られ、長年にわたり多くの複雑なコンピューティング・ツールを開発してきたゲレンターは、現在、イェール大学のコンピュータサイエンスの教授であり、ミラー・ワールド・テクノロジーズの主任科学者、全米芸術評議会の会員、多作作家でもある。

2019年5月に、クレアモント・レビュー・オブ・ブックスは、ゲレンターの『ダーウィンをあきらめる』という見出しのコラムを出版した。その中で、彼は、読書とダーウィンの進化論についての議論と、それに競合する理論、すなわち知的デザイン(ID)によって、彼がいかにしてダーウィンが間違っていると確信したかを説明した。
彼は特に、スティーブン・マイヤーの2013年の著書『Darwin’s Doubt』や、デビッド・ベルリンスキーの『 The Deniable Darwin』を引用した。

ゲレンター教授は先週[2019年9月第二週]出版されたスタンフォード大学のフーバー研究所とのインタビューで彼の見解を拡大した。
ゲレンターは、彼のエッセイでもインタビューの間でも、ID (知的デザイン)を完全に受け入れるには至っていない。

インタビューで、彼は、地球の設計に知性を見、ID支持者と全く争わないと、しかし、世界は混乱し、その苦しみがその良さをはるかに上回っていることを認めると、次のように語った。
「私の議論は、知的なデザイン(ID)を考慮せずに却下する人々とにある、それ(ID)は私の学界では、ある種の神学的な仕事として広く退けられているように思えるが、私には、それは絶対に深刻な科学的議論である」と。
インタビューで彼は、「実際には、それは心に浮かぶ最初の、最も明白で直感的なものである。それは知的に対処されるべきである」とも語った。

ゲレンターはマイヤーとベルリンスキーと一緒にインタビューを行い、三人はダーウィン説と新ダーウィン説が直面している問題に重点を置いた。ゲレンターは、イデオロギーの傾向が科学の分野を買収したと言った。
良い仕事をしている良い科学者がいる、「しかし、私たちには教訓的な話がある、それは、私たちの英語部門と歴史部門に起こったことが私たちにも起こり得るということである、めっそうもないことだが」と、彼は言った。

ゲレンターは、イェール大学の同僚の多くが好きで、彼らは友人であると言ったが、彼は「彼らの知的行動、彼らが出版したもの、そして、もっと重要なことに、彼らが学生たちに何を語っているかを見るとき、彼らに関するかぎり、ダーウィンの進化論は確かに科学的な議論を超えて進んでしまったようだ。あなたが知的にそれに挑戦しようものなら、あなたの生命はあなたの手中にある。あなたが挑戦しようものなら、彼らはあなたを破壊するだろう」とも言った。

また、「今、私は破壊されていない、私は生物学者ではないし、この話題に関する権威であると主張していない」と、ゲレンターはつけ加えた。
「しかし、私が彼らの行動を知的に、また、私が西洋の大学で見てきたことは、この話題に関する言論の自由からかけ離れたものである。それは、科学的、あるいは、知的な議論のどこにも起こらない [知的デザインに対する] 激しい、根源的な、怒りの、激怒した拒絶である。私はそれが何度も何度も起こるのを見てきた。」

ゲレンターは「私は彼らの宗教を攻撃しているが、私は彼らがみな頭をもたげているのを非難していない、それは彼らにとって大きな問題である」と、認めている。 

編集後記

ダーウインの進化論は科学ではなく「宗教」であることを、ゲレンター教授は指摘している!

科学者、特に生物学者に、進化論についての合理的な結論を導き出す自由がないこと、また、キャリアを守る脅威にさらされている生物学者たちの恐怖によって、ダーウインの進化論がかろうじて科学的合意を維持しているとの、ゲレンター教授の指摘は辛らつである。
しかし、科学者による学会内部からの義なる告発は、真理を求める者には大歓迎である。

聖書は、世の終わりにすべての真理が顕されることを告げているが、昨今、これまで隠されてきた物事が善悪を問わず、明らかにされてきている。
隠れているものであらわにされないものはなく、秘められたもので知られない、明らかにされないものはありません。(ルカ8:17)
ダニエルよ。あなたは終わりの時まで、この言葉を秘めておき、この書を封じておけ。多くの者は知識を増そうと捜し回る。』…ダニエルよ、行け。このことばは終わりの時まで秘められ、封じられているからだ。(ダニエル書12:4、:9) 

真理は終わりのときまで封じられているが、必ず明らかにされる

生涯、真理を探究した物理学者アイザック・ニュートンについて、
英国の物理、天文、数学者であったアイザック・ニュートンは聖書の中に秘められている真理をすべて解明しようと努めた一人であった。
十七世紀の偉大なる科学者ニュートンは微積分法、万有引力の法則、光の粒子説等を提唱し、古典力学の基礎を築いた近代科学の確立者であることはあまりにも有名であるが、神の言葉に秘められた真理探求に傾倒した信徒であったことはほとんど知られていない。

自然界は神と神の栄光を顕わしていると信じたニュートンは、「この最も美しい宇宙体系は、高度の知性を持ち、力ある御方の支配の下でこそ、維持されることのできるものである」と語り、真理の宝庫である聖書『神の言葉』の解明に後半生を没頭させ、終末に関わる預言を記しているダニエル書とヨハネの黙示録の注解書を残したのであった。
ユダヤ人がこの世の終わる前に聖地イスラエルへ戻ることと、世の終わりは西暦2060年以降にならなければ起こらないという終末に関する預言的洞察を残しているが、その根拠は、神聖ローマ帝国が西暦800年に樹立された後、3.5年×360年=1260年を経ると、2060年になることから割り出されたものであった…

英国国教会の教理や方針には賛同できなかったニュートンは、「聖書が包含している明らかにされた真理体系は、宇宙体系のようだ。まだ普通の目からは封じられているが、時代とともに、その源が神にあることが顕わされてきている」と語り、神が創造された美しい宇宙の法則を探求する一方で、聖書に秘められている真理探求にも全身全霊を投入したのであった。
ニュートンにとって科学体系、信仰体系は相反するものでは決してなかった。宇宙にも、聖書にも神の卓越したデザインが反映されている、その素晴らしさに驚嘆したニュートンの残した遺産、帰納的聖書解釈は、この終末の終わりのときに、多くの人たちの目を開かせるために、神があらかじめ備えておかれたものであったのかもしれない。