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メアリー・ジェインの手紙と宣教報告 :2018年4月14日

バナナ農園開園プロジェクトの事前調査を開始

4月14日

親愛なるフルダミニストリーの皆さま

先週と先々週は、ザンバレスに行ったり来たりの往復に明け暮れました。
その間、バナナ農園について以下のように調査をしました。
まず、
1. どのような土地で栽培するのか
2. バナナの苗木をどこで買ったらよいか
3. どんな有機肥料が必要か
4. 労働コストはどれくらいで、トラクターは必要か
5. バナナ栽培のための土地整備にどれくらい時間がかかるか
などです。

バナナ栽培の投資効率を高めるためには2ヘクタール(二万㎡)の土地が必要なようです。農園経営の初期段階では二種類のポピュラーなバナナの栽培が良いようで、「キャベンディッシュ」(輸出用で日本のスーパーで売られているポピュラーなバナナ)と「カルダバ」(フィリピンで一番多く栽培されている調理用バナナ、バナナチップスなどに使用)、あるいは、「サバ」(太いのが特徴の調理用の「サバ」は、フィリピンでは、煮たり揚げたりと代表的なおやつに使用)の栽培を考えています。
1ヘクタールに2000本のキャベンディッシュ、残りの1ヘクタールに600〜700本のサバを植えたいと思っています。

これから私はまたザンバレスに戻って、バナナの苗木が何本ぐらい調達できるのか、その値段はいくらか、有機肥料(鶏糞肥料)をどこで購入すれば良いのかなど具体的に調べなければなりません。そして全て調べた上でバナナ農園プロジェクトの提案書を作成して皆さんに見ていただきたいと思っています。2014年に訪問してくださった牧者、平野先生とそのチームが当地へまた来ていただき、開園作業などを手助けしてくだされば大変うれしいのですが…
というのは、2014年、平野先生とそのチームがフィリピン訪問した際、ザンバレスの多くのアエタ部族には教会の建物がない現状を見ていただき、また彼らが持続的な生計をたてるにはどうしたら良いのかなど、多くの助言を平野先生からいただいたからです。


私の家族についてですが、父はまだ農園/伝道所にいます。先週アブラから戻ったリクとデュマガット部族のロビンが、父と一緒に住んでいます。

最後に、今月は神さまが次の二つのことを私に教えてくださいました。
それは当地の牧者たちが私にお金を要求したり、借りたいと言ってきたとき、私はもっと賢く対応すべきであるということです。なぜなら、フィリピンの牧者たちは、献金を不正な目的で使ったり、いつも信徒、あるいは、友人に「お金を恵んで欲しい、貸して欲しい」と言って、神の伝道者としての証しを台無しにしているからです。
もうひとつは、いつも否定的なことを言う人たちや不平を言っている人たちの言うことにいちいち耳を傾ける必要はないということが示されたように思います。そのような人たちはいつも他人の欠点を見つけ、失敗するにきまっているなど、否定的なことばかり言うからです。しかし、神さまは本当に真実な方です。

多くの愛をこめて   メアリー ジェイン