フランシス兄の証し
2023年1月25日に起こった超常現象
ここで〔2023年2月12日のe-mailに付随して〕、私は今年の1月25日からの証しを皆さまと分かち合いたいと思います。
それは三週間前、イエス・キリストの神聖な御臨在を感じた素晴らしい体験についてです。その夜、何か奇異な、おそらく奇蹟とさえいえるようなことが起こりました。そのとき、私は抗癌剤の副作用によるカンジダ菌に感染し、口はひどく痛み、そしてその渇きにじっと耐えていました。食事をする際も悪戦苦闘でした。その日の朝は5時に起き、ある友人の精神の癒やし、ある親族の身体の癒やしを祈り、聖書、ヨハネの福音書14章を読みました。
私はイエス・キリストにもう一度、ヨハネの福音書14章23 節
イエスは彼に答えられた。『だれでもわたしを愛する人は、わたしのことばを守ります。そうすれば、わたしの父はその人を愛し、わたしたちはその人のところに来て、その人とともに住みます。』
の真理に生きたい、と話しました。
私は、父と主が来られ、私の身体の中に住み、私自身を神の御住まいにしたいのです。それは神ご自身のお言葉であり、従順なすべての信徒への約束だと、私は信じているからです。
部屋に立ち込めた芳香
さて、その日の夜9時ごろ、私は夕食を終え、テレビを見ていました。すると突然、部屋全体が、バラ、あるいはゆりの新鮮な切り花のかぐわしい香りで満たされました。それは驚くほど強い芳香で、大きな部屋全体に広がったのです。大変驚き、私は周りを見回しました。私の家族のだれか、妻か娘たちが強い香りの香水をつけて私を見舞いに来たのかと思ったからです。しかしだれもいません。
私はすぐさま、さかのぼること1975年、シドニーでルーク・ニューイングトン神父が説教で、主は時に、新鮮な花のかぐわしい強い香りを放って、神々しく顕れる、と語ったことを思い出しました。そこで私はとっさに「イエスさま、あなたは本当にこの場所にいらっしゃるのですか?この香りはあなたから放たれたものですか?」と尋ねました。
私は即座に、主が私の心の中でこう言われるのを聞きました。「いいえ。私ではありません。私の母は非常に好奇心の強い人なので、息子をそんなにまで愛する人とはどんな人なのだろうと、あなたに会いに来たのです。彼女はあなたを見て、満足しました」と。
そしてその訪問は終わりました。ちょうど二分間でした。
私は祝福された処女(おとめ)マリアがイエスとともに昨晩、私の部屋に、私には見えなかったけれども出現されたこと、そして、イエス・キリストが私の心に語られたということを信じます。昨晩の体験、―イエス・キリストの神々しい出現による美しい花々のかぐわしい芳香― は、紛れもなく起こり、私はそれを体験したのです。私にはそのような体験はかつて一度もありません。
そのとき、ルカの福音書1章43節に書かれているエリサベツの言葉
「私の主の母が、私のところに来られるとは、なんとういう祝福でしょう」〔マリアが懐胎六箇月のエリサベツを訪ね、挨拶したとき、挨拶の声を聞いたエリサベツの胎児が胎内で踊り、聖霊に満たされたエリサベツが大声で叫んだ言葉〕
が私の心に響きました。
私にとって、花の香り、芳香が漂うということが現実に起きたという事実は、圧倒的なことでした。
この現実の世界で、イエス・キリストの神聖な顕れ、出現のしるしとして同じような体験をした人たちの話は、時々聞いていました。しかし、イエス・キリストの大いなる恵みによって救われた罪人の私にも同様に、主がそのようなしるしを見せてくださったことに対して、私は全身全霊の賛美、栄光を神に献げます。
フランシス