主の奇蹟のがん手術
3月19日
頌主
ご指南と執り成しの祈りをありがとうございます。
先日、お知らせしました乳癌検査の結果、今朝、三時間の予定で母の乳癌手術が行われることになりました。超音波では8㎜のはずがMRIで4−5㎝あることが判明し、部分摘出します。その後は放射線治療になります。多くの方々の祈りに感謝の気持ちでおります。
母は「NHK こころの時代 コヘレトの言葉」のテキストを入院のために持って行く、と言っていました。
アーモンド שקד に託して
2~3月はアーモンドの開花の時期です。
民数記17:23でアロンの杖に芽吹き、つぼみをつけ、花を咲かせ、実を結んだのがアーモンドでした。またエレミヤ書1:11-12で主はエレミヤに、何が見えるかと尋ね、エレミヤが「Almond (שקד) の枝が見える」と答えると、「そのとおり。わたしはわたしの言葉を成し遂げようと見張って(שקד)いる」と言われました。
שקד (=watch,wake) のとおりに、主が母を見守ってくださいますように、そして、母が主の呼びかけに目を覚ましますように、主の深い慈愛と哀れみを一心に祈ります。
日本は21日に緊急事態宣言が解除されるとのこと、引き続きご自愛ください。
主イエス・キリストの御守りと豊かな祝福をお祈り申し上げます。
3月21日
先程速報で東北地方震源の震度6の地震があり、首都圏もかなり揺れたと聞きました。皆さまがご無事であることを祈っております。
母の手術が無事終了し、出血もなく麻酔から覚め、少し歩いているとのことです。皆さまの執り成しの祈りに心から感謝申し上げます。これから放射線治療(5週間)とホルモン治療が続くそうです。
一年ほど前から胸部に違和感を覚えていたようですが、もともと病院嫌いの母は、コロナ禍もあいまって先月まで放置していたそうです。糖尿病も診断され、これから食習慣から徹底的に見直してゆくことになりそうです。
入院患者・ベッド数の限界やコロナ対策で22日退院指示が出ました。日常生活にどのように影響するのか(疲労、手足のしびれ)など、未知の部分が多いですが、私も遠隔でできる限りの支援をするつもりでおります。大変恐れ入りますが引き続き、母をお祈りに覚えていただければ幸甚です。
主の御業は人間の知恵では計り知れないものがあります。
母が主の声に応えるかどうかは、母に主が与えられた自由意思にかかっています。主の御業と深い憐みを賜りますように。
取り急ぎ、御礼と経過報告まで。
Love in Christ, Y
3月22日
お忙しい中、執り成しの祈り、ご返信、誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。明日退院予定です。糖尿病の治療を地元の病院で開始し、4月から放射線とホルモン治療(5wk)に入ります。
3月28日はPesach(過越祭)で、父母にも過越の意味、ー主イエスが成し遂げてくださった贖いの御業の雛形ー を以前、何度か話す機会を持ちました。
息子は即座に過越しの雛型の意味を汲み取り、ヨハネ6:53-54の「肉」(御言葉)、「血」(イエスの流された贖罪の血)を理解しました。人生の早い段階で「主に出会う」ということがいかに大きな祝福かと改めて思い知らされました。
主の御業、慈愛、多くの方々の執り成しの祈りの力に信頼し、父母が主を受け入れる日を諦めずに私も祈りたいと思います。今後ともご指南何卒よろしくお願い申し上げます。
3月23日
母が無事退院いたしました。沢山の方の執り成しの祈りに、感謝の気持ちでいっぱいです。
術後の出血もなく、傷口の消毒に来られた看護師さんが傷口がどこかわからないほどの回復、とのことです。
4-5 cmの癌でしたが、主の守りだったのでしょう、身体のどの部分にも癒着しておらず、母の左胸の真ん中で浮いているような状態だったそうです。生検の結果、癌はリンパに届いておらず患部以外はそのまま残されました。
念のため、4月から土日を除く25日間、放射線治療を行うようです。糖尿病も今回の検査の過程で発見され、食生活を根本的に見直すことになりました。
沢山の方が祈っていてくださったことを知り、涙ながらに母は「感謝の気持ちを皆さんに伝えてください」と申しておりました。ありがとうございました。
主が母に残してくださった時間を、母が御言葉と真摯に向き合うことに充ててくれますよう、徐々に様々な聖句を母に紹介して参ります。母は天文が大好きなので、主の御業を天文学的視点から見つめられるよう、皆さまのお知恵とご指南をお借りして、伝えて参りたいです。
שקד(ヘブライ語のアーモンド)
先日、正統派ユダヤ人の友がשקד(=watch,wake/Almond)について教えてくれました。
彼女のヘブライ語の先生によると、Almondが目の形に似ていることからwatch/wakeの意味が含まれたようです。この不確かな世の中で、主が見守ってくださるという事実は何ものにも代えがたい心の支えです。
同時に、主は、私たちの心中を含め何事も見通される方であり、この方にはいかなるごまかしも通用しないことも忘れてはなりません。それでも尚、私たちが過ちを弁解せずに悔い改め、主に立ち返る心を失わない限り(Ezek33:11-12)、「御子を通して」赦しと憐れみを惜しまれない方でもあります。
母がこの素晴らしい恩寵を、今回の闘病を通して理解してくれること、引き続き祈っております。今後ともご指南何卒よろしくお願い申し上げます。
主の御名はとこしえからとこしえまで褒むべきかな (ダニエル書2:20)。
取り急ぎ、感謝とご報告まで
Y