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新型コロナウイルス感染症COVID-19の聖書的見通し

新型コロナウイルス感染症COVID-19の聖書的見通し

2020年4月6日(月) 

世界保健機関WHOが新型コロナウイルス感染症COVID-19を世界的大流行と宣言し、全世界の社会体制が従来の流れを止めてほぼ一ヶ月近くになりますが、日本でも対岸の火事とは言っておられない、足元に火がついた状態になって来ました。

「主の再臨」に向けて備えの「とき」

三月の半ばに、主にある兄弟姉妹に向けてお便りしたとき、以下のことを挙げました。
1.「主の再臨」が、私たちが考えている以上に近い
✶キリスト者は花嫁として主に迎えられるよう、備えをする必要
2.1.に向かって、「産みの苦しみ」が次から次へと急速に展開している
✶神が送っておられる「しるし」に気づき、警告を悟る必要
✶門戸が閉じられる前に罪を悔い改め、イエス・キリストを「救い主」として受け入れる必要
✶主にある兄弟姉妹との間に未解決の問題があれば、今行動を起こし、和解する必要 ➝フルダレター293号で考察
3.1.「メシアの来臨」に向け、イスラエル国家に目を留める必要
エルサレムが踏み荒らされるのは「異邦人の時が満ちるまで」(ルカ21:24)
ユダヤ人の本国帰還のときが終焉に近づいている

➪2020年に入り、聖書が預言している、世の終わりの「しるし」の急増
✫新型コロナウイルス、ラッサ熱、いなご大発生、陸海空の生き物の理由不明の突然の大量死などの疫病と、地震の規模、頻度の増加(中東で地震の多発)、火山爆発、森林火災、大嵐、洪水、干ばつが方々で発生…… ➝「生きるを考える」に毎月の最新情報
➪コロナウイルス禍が「過ぎ越した」後、エジプトの疫病にまさるさらに恐ろしい疫病が発生する
➪来年辺りから食糧難の時代到来の予測
➪地球の地磁気の急激減少で磁極の逆転現象が接近、地球が宇宙からの侵略にますます弱くなっていると同時に、人体にもますます悪影響
✫自律神経系に関する種々の疾患、血液循環障害、アレルギー症状、視力低下、頭痛、関節痛、肺疾患……に陥りやすくなっている

この世の視点からは暗いニュースばかり、しかし、
神の視点からは、再臨のキリストによる神の支配が全世界に満ちるときが非常に近づいている、明るいニュースです。

とはいえ、キリスト者とユダヤ人に対する迫害と、信じない者に対する神の怒り、―裁き―、天変地異を経なければ、キリストの再臨と信徒の携挙は起こりませんから、信徒にとって今は、来たるべき艱難に備えて、信仰に堅く立つことができるように、御言葉をしっかり学ぶときです。

キリストの再臨(ユダヤ人にとっては「メシアの来臨」)後、信じる者にもたらされる至福(『聖書』が明確に約束)を信じ、すべての希望をそこに託して、今の艱難、来たるべき大艱難を祈りと執り成しで乗り越えるときがもう来ているのです。

今後の見通し

COVID-19 を先駆けに今後、「エジプトのあらゆる悪疫」(申命記28:60)にまさる災い、疫病が全世界に及ぶことが考えられます。
今、猛威をふるっている疫病COVID-19は確かに人々の恐怖、不安をあおっていますが、全人類にとって必ずしも致命的なものではなく、『黙示録』で預言されている最後の疫病ではないようです。

今年の「過越」の祭りを境に、COVID-19は収束していくと預言しているラビや預言者がたくさんいますが、―それはだれもが切望している見通しですが― その後、さらに恐ろしい致命的な疫病が全世界を襲うことを預言している少数の預言者もいます。
[2020年の「過越」はイスラエル暦の「ニサンの月の十四日」、4月8日の夕刻から9日夕刻までで、4月9日から一週間、4月15日までが通称「過越の祭り」といわれている「種なしパンの祭り」です]

最初の疫病COVID-19が、特に神の民イスラエルやキリスト者に対する霊の覚醒のための警告なら、次に世界中を震撼させる疫病は、信じない者に対する神の裁き、死に至る疫病といえるのではないかと思います。
実際、COVID-19でひどく打たれている国々は、中国、イラン(これら両国には別の理由が考えられます)を除き、キリスト教国です。日本は無神論国ですから、第一波が去った後に本格的な裁きがもたらされる範疇に入り、使徒ペテロの警告
さばきが神の家から始まる時が来ているからです。それが、まず私たちから始まるとすれば、神の福音に従わない者たちの結末はどうなるのでしょうか。『正しい者がかろうじて救われるのなら、不敬虔な者や罪人はどうなるのか。』(ペテロ第一4:17-18、下線付加)
は決して侮れません。

まだイエス・キリストによる救い、―死に至る永久の滅びからの解放、罪の赦し― を信じていない人たちは、疫病の第二波が全世界を襲う前、警告の時点の今、罪を悔い改めて(人類の根本的な罪は、真の神の存在を認めず、聖書に証しされている神を信じないこと)、永久の生命を受ける決意をされることをお勧めします。信仰は感情の産物ではなく、決意です。

COVID-19のような疫病から守られ、癒やされるには、まず、真の神の存在と神の癒しを信じる必要があります。完備された医療制度、医薬品、サプリメント、健康食品依存の習慣が根づいてしまった日本の人たちには、発想の転換が難しいかもしれませんが……

遠からず、神の警告の招きが閉じられるときが必ず来ます。
皆さま、真の神の救いを受け、祝福にあずかる決断を今してください!

神の守りの約束

☆神の怒りが下る前に、神を心から求める者
現在は警告のとき、憐れみの神は求める者すべてに手を差し伸べておられる
☆聖書が証しする天地の創り主なる神を信じる者
☆人の手に成る宗教、偶像ではなく、唯一真の神だけを避け所とする(依存する)者
☆癒やし主なる神がすでに備えておられる究極的な治癒薬、―木の葉― を信じて、受ける者 ➞黙示録22:2 ➝フルダレター294号参照
☆イエス・キリストが十字架上で流された尊い血潮にあずかる者 
➞イザヤ書53:5

このような人は、災いのただ中で神の守りが約束されています。
➞詩篇23篇、91篇、エゼキエル書9:4-6ほか

2020年の主の例祭「過越」

コロナ禍により全世界で外出自粛、十人以上の集会や礼拝禁止令が発令されていることにより、今年のイスラエルの主の例祭「過越」は、出エジプト時に守られた最初の過越以来、初めて、各家で家族/一族郎党だけで守られることになりそうです。
キリスト者も今年4月12日(日)の「イースター」(イスラエル暦の「初穂の祭り」)を、各家庭で守られる方が多いのではないかと思いますが、最後には、すべてがスタート時に戻るという聖書の原則、―初めから終わりまですべて掌握しておられ、初めと終わり融合して人類史が完成される神のご計画― が思い起こされます。

疫病による国家の危機に瀕して

すでにキリスト信仰に生きておられる方々は、イエス・キリストの名によって毎日、執り成しをお願いします。
対象は数えきれませんが、特に、国の安全、平和、繁栄、福祉のために責任を担っている国家の指導者 ―世界中の諸国家の頭首、日本の首相、上皇陛下、天皇陛下―、また、医療・介護従事者、ライフライン従事者、危険業務従事者の主による守りをお祈りください。
すべての人のために、王たちと高い地位にあるすべての人のために願い、祈り、とりなし、感謝をささげなさい。それは、私たちがいつも敬虔で品位を保ち、平安で落ち着いた生活を送るためです。そのような祈りは、私たちの救い主である神の御前において良いことであり、喜ばれることです。神は、すべての人が救われて、真理を知るようになることを望んでおられます。(テモテ第一2:1-4)
憐みの神が日本国民の心底からの哀願に応え、日本への災いを最小限にとどめてくださいますように!
➞ヨナ書3:4-10 イスラエルの敵、異邦人国アッシリアの首都ニネベの悔い改めと哀願に答えられた神