収獲したカモテを販売
12月13日(火)
フルダミニストリーの皆さま
おはようございます。励まし、力づけのe-mailをありがとうございました、
12月11日(日)、私が市場でカモテを売る作業を、アエタ部族の人々も手伝ってくれました。その結果、一部のカモテを3,100ペソで売却し、そのうち2,000ペソをアエタ部族の人々に与え、1,100ペソを私たちがケソンシティーに帰る交通費として受け取りました。
私は11:40pmに自宅に戻り、明け方の4時ごろまで寝ないで、まだ売れずに残っているカモテの買い手を探し続けました。その結果、昨日、二人の買い手を見つけました。
彼らはそれぞれ1kgあたり20ペソでケソンシティー仕向け500kg買うというのです。これで私は、20,000ペソを売り上げることになり、運搬トラックの燃料代3,500ペソ、運転手に1,000ペソ、あの土地を開墾してくれた二人の農民に4,000ペソ、十日間、農園で働いてくれたアエタ部族の四人に12,000ペソを支払うことができます。
信仰の戦いを戦い抜く決意を新たに!
このカモテを売ろうとしたあの日、最初の買い手が、すべてのカモテの中に虫がいるという理由で買い取り拒否をしたとき、私は泣きたい気持ちになりましたが、アエタ部族の人々が、希望を失わないようにと私を励ましてくれたのでした。そこで、私は気持ちを奮い立たせ、その後の交渉に臨むことができました。私は彼らに「信仰の戦いを戦い抜きましょう!」と言いました。
彼らはまだ農園にいて収穫を続けています。私は今日、パンパンガに戻り、二人の買い手が希望するケソンシティーへの配達の手配をします。
信仰の戦いを立派に戦い、永遠のいのちを獲得しなさい。あなたはこのために召され、多くの証人たちの前で素晴らしい告白をしました。私は、すべてのものにいのちを与えてくださる神の御前で、また、ポンティオ・ピラトに対してすばらしい告白をもって証しをされたキリスト・イエスの御前で、あなたに命じます。私たちの主イエス・キリストの現れの時まで、あなたは汚れなく、非難されるところなく、命令を守りなさい。(テモテ第一6:12-14)
福音未踏の地での伝道
昨日、二人の牧者がある調査結果を知らせてくれました。それはフィリピンの牧者のうち、未開拓伝道地に留まっているのは、ほんの10%という実情です。そこでは、電気は不通、水はなく、トイレ設備もない、献金額がほとんどないため、牧者の生活、教会の維持が困難などの問題があるのです。
本日いただいたe-mailを読んで、私自身が聞いた調査がお知らせいただいた調査結果に一致しており、未開拓地での伝道がいかに行き届いていないかの確証となりました。
現在、フィリピンでは、多くの教会がショッピングモール地域での設置、礼拝を選び、特に大規模教会の牧者は贅沢な生活をしていることは悲しいことです。多くのキリスト者も快適な生活をしています。
部族の人たちとの心温まる連帯感
私は時々、神さまに「私はだんだん年を取ってきたので部族の集落に行くのが大変になってきました」と話していますが、部族の人々は私に「多くの牧者に会ったが今まで一人も私たちと一緒に滞在、住んだ人はいない。あなただけが私たちと一緒にいてくれる」と、しみじみと語ります。
彼らに「本当に?」と問い返すと、アエタ部族の人々は「本当にそう」と答え、そのあと、私たちは互いに抱きしめ合い、冗談を言い合い、大笑いをするのです。
昨晩、神さまはマタイの福音書25章34~46節の御言葉を示してくださり、私を励ましてくださいました。
…あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、それも最も小さい者たちの一人にしたことは、わたしにしたのです… (40節)
ハレルヤ!私たちの偉大で力ある神さまのお名前が祝福されますように。
ヤーウェ エル シャダイ!(全能の神さま!)十分すぎるほどの神さまに、アーメン!
再度、フルダミニストリーの皆さまに感謝を申し上げます。
皆さまがいなければ、これまでのすべての困難、また、これらの少数部族のために、私が人生を棒に振っている、と非難し、だから、都心で働いた方がいい、という私の家族からの、言葉の迫害に耐えることができなかったと思います。
良いカモテ、悪いカモテを分別しました。
下のビデオは私たちが収穫しているところを撮ったものです。
多くの愛を込めて メアリー ジェイン
あとがき
最近の別々の調査によると、世界中で奉仕しているキリスト教宣教師、約四十万人のうち、福音がまだ伝わっていない地域の人々に焦点を当てている宣教師はわずか3.3%とのことです。
現状では、約七千人のグループが「福音未踏の地」として分類されています。
なぜこれらのグループが未踏なのかの理由は幾つか挙げられますが、中でも主要な理由はアクセスできない地形にあるようです。それに、文化的および政治的困難が挙げられます。
メアリー・ジェーン姉はまさに、過去三十年近く、文字通り困難を推して、自国で差別的措置下にある少数部族や貧しい家庭の子どもたちに目を向け、教会組織には属さず、単独で宣教に携わっている牧者たちを助け、福音宣教に励んでいます。