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第308号  詩篇94篇

神の国の原則「罠をかけた者自らが罠に落ちる」までの忍耐:「主よ いつまでですか?」

世界的、国家ぐるみの大規模な陰謀は「公義を行われる方」、神のご介入がなければ終息しない…

復讐の神 主よ 復讐の神よ 光を放ってください。地をさばく方よ 立ち上がってください。高ぶる者に報復してください。主よ いつまでですか 悪しき者が いつまでですか 悪しき者が勝ち誇るのは。彼らは放言し 横柄に語り 不法を行う者はみな自慢します。主よ 彼らはあなたの民を打ち砕き、あなたのゆずりの民を苦しめています。彼らは やもめや寄留者を殺し みなしごたちを死なせています。彼らは言っています。「主は見ることはない。ヤコブの神は気づかない。」気づけ。民のうちのまぬけな者どもよ 愚かな者どもよ いつになったら悟るのか。耳を植えつけた方が 聞かないだろうか。目を造った方が 見ないだろうか。国々を戒める方が 責めないだろうか。人に知識を教えるその方が。主は 人の思い計ることが いかに空しいかを 知っておられる。何と幸いなことでしょう。主よ あなたに戒められ あなたのみおしえを教えられる人は。 わざわいの日に あなたはその人に平安を与えられます。しかし 悪しき者のためには 穴が掘られます。まことに主は ご自分の民を見放さず ご自分のゆずりの民を お見捨てになりません。こうして さばきは再び義に戻り 心の直ぐな人はみな これに従います。だれが私のために 悪を行う者に向かって 立ち上がるでしょうか。だれが私のために 不法を行う者に向かって 堅く立つでしょうか。もしも主が私の助けでなかったなら 私のたましいは ただちに 沈黙のうちに とどまったでしょう。「私の足はよろけています」と私が言ったなら 主よ あなたの恵みで 私を支えてください。私のうちで 思い煩いが増すときに あなたの慰めで私のたましいを喜ばせてください。破滅をもたらす法廷が あなたを仲間に加えるでしょうか。おきてに従いながら 邪悪なことを謀る者どもが。彼らは 正しい者のいのちを求めてともに集まり 不義に定めて 咎なき者の血を流します。しかし主は私の砦となり 私の神は 私の避け所の岩となられました。主は彼らの不義をその身に返し、彼ら自身の悪によって 彼らを滅ぼされます。私たちの神 主が 彼らを滅ぼされます。  詩篇94篇


詩篇94篇から100篇までは七つの栄光にあふれる詩篇で、メシアの支配を祝う「神の国」の歌が詠まれていますが、最初の94篇、―ヘブル語では94=צד、「罠にかける」の意― は、この悪に満ちた世から、メシアが支配する御国への過渡期での神の顧みのご介入を信じ、冒頭で「復讐」と表現された、間違いを正す正しい裁きへの叫びを求める祈りになっています。究極的に、敵が企んだ罠、陰謀が敵自身、―反キリストと獣の体制― に降りかかることを確信して詠み終えられ、後続の詩篇は、艱難から歓喜、待ちに待った「神の国」への喜びにあふれています。

この詩篇の詠み手は、国家の権威の座が悪に支配され、権力の中心での不正が行われている状態を「破滅をもたらす法廷」と表現しています。敵が仕掛けた罠に敵自身が落ちるとき、必然的に神の権威と義が明らかにされますが、そこに至るまでの長い道のり、その間、敵は悪事があたかも神の目から隠されているかのように横柄にふるまうのです。全知全能の神は虐げられている弱い民を、―読み手の言葉を借りるなら、「もしも主が私の助けでなかったなら」― 死に追いやられたに違いないような災いからも守り、平安へと導いてくださるのです。

今日、迫害に苦しんでいる中東や一部の国々のキリスト者は、この詩篇が日々の祈りに違いありません。しかし、全世界的に国家ぐるみの人口削減の陰謀がすでに起こっているとしたら、この詩篇は、すべてのキリスト者や公義を求めている人たちが真剣に執り成さなければならない祈りなのです。


インドでは5月下旬までに新型コロナウイルスによる死者が三十万人を超え、変異株や二重突然変異株の急増と、「黒い真菌」感染として知られているムコール症(粘膜真菌症)によって感染拡大が続いており、仮設火葬場が設置されたり、人々が水浴びするガンジス川に日々、大量の死体が流され、野生の犬や鳥の餌食になるなど、死亡者数の公式登録も間に合わず、考えられない状態が続いています。

主流メディアは対策として、ワクチン接種をあおる報道を繰り返していますが、ワクチン製造国であるインドではすでに2020年11月2日からワクチン接種を始めており、2021年1月以降、一億8,600万回以上のワクチンが接種されたとのことです。民間の検査会社の報告では、インドの2/3の人々がすでに抗体を持ち、人口の大半にCOVID-19に対する免疫があり、大量予防接種勧誘の前までは、感染症も致死率も十分制御されていたのです。

ではなぜ、3月以降死者数が急激に増えたのでしょうか。多くの情報から、恐ろしい陰謀が背後にあることは否定できないのです。☞情報123


まず、5月23日付け、「信頼できる確かなデータが証明:製薬会社はコロナワクチンが状況を悪化させ、パンデミックを長引かせることを知っていた」の記事からご紹介します。5月16日にState of the Nationが提示した、日本をも含めた諸国家のグラフはほぼ一様に、コロナワクチン接種がいかに死亡率を上昇させ、下降傾向にあった死者数を逆転させたかを示してます。

どのグラフにも、コロナワクチン接種検討事項に関して二つの重要なデータ点があります。1.世界中のどの国も、2020年の終わりから2021年の初めにかけて、事実上、COVID-19の自然な集団免疫に近づき始めたとき、死者数は急峻な下降傾向にあった、2.種々のコロナワクチンが世界的に展開されるや、事実上、どの国も、SAR-COV-2感染者数と、特にコロナ死者数に急激な跳ね上がりが見られた、の二点です。記事は、この明らかな大量殺人の結果は、背後に意図的な計画がある以外に考えられず、多数の国家、企業、NGO、そのほかの諸機関の共謀者らが緊密な調整をしている結果とみなしています。


インドのグラフは、明確に3月以降、急変が起こったことを示しています。インドでは2020年9月に、安価な「イベルメクチン」(北里大学の大村智博士が発見した抗寄生虫病の特効薬)を使用し始めて以降、死者数が激減していたところに、11月2日、コロナワクチン接種が始まり、イベルメクチンの使用は停止され、接種開始四箇月後の3月10日以降、感染者数、死者数が急増、5月のピーク時には一日の感染者数が40万人以上、死者数が4千人以上にも達しました。

なぜこのようなことが発生したのかの要因を上述の記事では二つ挙げ、世界的にほぼ同じことが指摘できるとしています。

まず、WHO、製薬会社、疾病管理予防センター(CDC)、国立衛生研究所(NIH)、米国食品医薬品局(FDA)、その他の米国政府の諸機関は、イベルメクチン、ヒドロキシクロロキン、アジスロマイシン、クラリスロマイシン、亜鉛をはじめ、COVID-19患者に使用されているその他の効果的な治療法や成功した実施要項を、すべての国で直ちに中止させるため、大規模な偽情報による勧誘を急いだこと、二つ目に、これらの共謀者は、全世界の人々が一様に、「素晴らしいCOVID-19ワクチン接種計画」に参加するよう、ワクチンパスポート発行など、戦略を強化したということです。ワクチン接種なしの独自の成功談を披露する国家が一つとして現れないようにするには、これしか方法がないからです。


世界的、国家ぐるみの大規模な新型コロナ感染症の計画的大流行に関する記事は数知れずあります。

米国コネチカット州政府、すべてのワクチンメーカー、企業経営のメディアが「ワクチンにスパイク蛋白質が含まれていること」を公然と認めたことを掲載した記事を簡潔にまとめますと、

「コロナウイルスを運ぶスパイク蛋白質は非常に危険で、パンデミックを永続させるために、大量合成されたスパイク蛋白質粒子がワクチンに注入されている。この有毒な粒子は、ドローンに搭載し、エアロゾル化された形で任意の都市、水源、食糧作物、地下鉄、鉄道駅、劇場など混雑した屋内環境にも散布されることができる。この粒子を浴びた人はPCR検査で陽性となり、メディアはますますワクチン接種、都市封鎖、マスク着用、三密厳守を叫ぶことになる。mRNAワクチン接種によってスパイク蛋白質を注入された人は他の人にも伝達する生物兵器工場と化す。

ワクチン業界があなたの身体をハイジャックするとき、それは『生物兵器テロ』とは呼ばれず、『科学』と呼ばれる。私たちは、『科学』と『医学』が文字通り生物兵器テロ組織として機能している時代に生きているのではなく、致死的な生物兵器を作り、放出し、『公衆衛生』の偽装の下でそれを人々に注入さえする時代に生きている」となります。


これらの情報、―それらを影響力のあるソーシャルメディアは検閲削除― を主流メディアが一切報道しないということは、むしろ、背後に恐ろしいことが隠されているということで間違いないようです。

米国務省は5月24日、日本に関する渡航情報を四段階で最も厳しい「渡航中止の勧告」に引き上げましたが、これは、遅延している日本国内でのワクチン接種に拍車をかけることになり、東京オリンピック、パラリンピックを予定通り開催するにも、ワクチン接種を加速化する必要…という具合に、ワクチン接種に矛先が向けられています。米国の有力紙ウオール・ストリート・ジャーナルは、米国では39%がすでに接種を終えたのに、日本では高齢者への集団ワクチンが始まったばかりと、ワクチン接種をあおる話ばかりです。

世界政府構想が強まり、各国の独自性が失われつつある今日、自国の指導者が黒幕の罠に陥ることなく、正しく、賢く決断して統治することができるように、全能者なる神の助けを仰ぎ、執り成すことは大切です。詩篇94篇のような、陰謀からの守りを懇願する詩篇や出来事が聖書の至る所に記されているということは、これが神不在のこの世の現実だからなのです。


これまで強国に迎合してきた日本政府の今後が心配になりますが、「日本赤十字社は、COVID-19ワクチンを受けた人々からの献血を断っている」(5月19日付け)という記事を見、その中で、現時点では日本には日本のやり方があると見ている米国人がいることを知り、少し安堵しました。

コロナウイルスは血液を通して広がることはないと主張して、ワクチン接種の有無にかかわらず、献血を受け入れ続けている米国とは対照的に、日本では、献血にしても、ワクチン接種の展開にしても、非常に手間取り、秩序だった慎重なアプローチが取られています。それは、「何かがうまくいかないかもしれないという恐怖に駆られ、だから遅れれば遅れるほど良いのだ、という官僚的な障害に起因する」と説明されていましたが、十分な臨床試験期間を経ないで緊急使用承認されたコロナワクチンに関しては、時の経過とともに結果が明確に現れるので、このアプローチが最善なのです。