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メアリー・ジェインの手紙 : 2022年6月29日、7月4日

必要最小限の雨に恵まれ、感謝

6月29日

フルダミニストリーの皆さま

e-mail をありがとうございました。慰めと勇気を与えてくださり感謝をいたします。

お祈り頂いた雨は、ようやく先週の木曜日と金曜日(23日、24日)に降りました。一部の野菜はすでに枯れたり、収穫した一部には害虫の被害に遭ったりしたのもありましたが、必要最小限の雨が降り、神さまに感謝します。

パンパンガの農園にある小屋は、ザンバレスのアエタ部族が野生植物をフィリピン各地に売りに出かける際の基地のような存在で、私は彼らにその農園にある小屋を宿泊地として提供してきました。ですから、彼らがそこに立ち寄り、泊まったときには、私は米を用意して、彼らの食事ができるようにしました。

そのお返しとして、彼らは農園の草抜きを手伝ってくれるのです。

 
写真はザンバレスのアエタ部族の家族で2006年以来の私の友人です。

ザンバレスのアエタ部族のこれらの人々は根っからの遊動民で、農業にはからきし興味がないので、私はいつも彼らに、パンパンガのナブクロドのアエタ部族のように農業をしたらどうかと励ましています。彼らはザンバレスからターラック、ブラカンやパンガシナンの方面にまで旅をして、野生ランやその他の野生植物を売るのです。旅には子どもも連れ、家族全員がコロンと呼ばれるオートバイにサイドカーを付けた乗り物に乗って移動します。

この三輪車に、私たち全員、―子ども四人、大人四人、それに私― がひしめき合って乗ることができ、驚異的です。

ザンバレスの遊動民アエタ部族とパンパンガのナブクロドの農耕民アエタ部族とが何らかの形で交流することができれば…と、常々考えています。どうか主の導きをお祈りください。

ディーゼルとガソリンの価格が高騰し、多くの交通機関が経営困難に陥っているばかりか、食料品、各種料金も値上がりするなど大きな影響を受けています。このような状況で、もし伝道支援金を送金してくださるお考えでしたら、為替相場が不利な状況ではありますが状況を見てよろしくお願いいたします。

7月には、ここパンパンガでの収穫状況についてご報告したいと思います。

皆さまのお祈りそして金融のご支援に対し、あらためて感謝を申しあげます。

多くの愛を込めて  メアリー ジェイン


7月4日

フルダミニストリーの皆さま

おはようございます。

私は今パンパンガにいます。アエタ部族と一緒です。農園には草がはびこってきています。私たちの栽培している野菜の一部が、この一週間の暑さとその後一度に大雨が降ったりの気候変動で枯れてしまっています。


厚かましいようで申し訳ないのですが、いつ頃伝道支援金を送っていただけるのでしょうか? いま、二万ペソが必要なため、金融機関から借りようと思っているところで、手続きに一週間ほどかかります。

農園の収穫は七月末近くの予定ですが、今日から次の日曜日まで私と一緒に農作業をしてくれたアエタ部族(子どもを含めて)十五人の生計費が不足しています。また今日の午後はナブクロドに行ってさらに五人のアエタ部族の農民を、農作業のため、当地に連れてくる予定です。彼らには日当として、350ペソを支払います。

どうか私たちのためにお祈りください。感謝します。

多くの愛を込めて  メアリー ジェイン