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リクの手紙 : 2020年5月31日 (遅達)

リク、ブネグ首長、ブネグ共同体からの手紙(新型コロナ渦中の郵送で遅達)

5月31日  

リクから
フルダミニストリーの皆さま

お元気でしょうか。
新型コロナウイルスの感染が広がっていますが、皆さまがコロナウイルスにかかることがないようにお祈りします。
ここフィリピンの伝道所/農園があるブラカンも三ヶ月の間、都市封鎖が続いています。

私たちは毎晩、日毎の必需品が与えられるように神さまに祈っていますが、神さまは私たちの祈りを聞いてくださっていることを感謝します。
農園ではバナナと生姜を栽培しています。
この一月にフルダミニストリーのご支援により私の郷里はハンドトラクターを購入しました。7〜8月にかけて水田で使用します。

郷里の私の両親、そして共同体に属する全員が皆さまに感謝しています。
ありがとうございました。   リクより

ブネグ首長から
ラクブ アブラのブネグ共同体に住む私たちに、皆さまが神さまの愛を示してくださり心の底から感謝を申し上げます。

私たちの共同体の地に来るには、川を渡ったり、山道を通らねばならないので、通常の車輌は入ることができません。ハンドトラクター購入の際は共同体に住む皆が手助けをして部品を運び込み、村に到着後、組み立てました。
私たちの農作業にとってハンドトラクターは大変重要な機械で共同体に住む人々ならだれでも使用できるので、私たちは大変喜んでいます。

神さまが皆さまの健康を支え、皆さまがより多くの人々の助け手となるように、また主がいつも皆さまとともにおられますよう、お祈りいたします。

愛を込めて   バランガイ ブネグ首長、マノロ  サバダ

  


ブネグ共同体から
私がパンガシナンでハンドトラクターを購入した際は、まずアブラの首都までジープニーを借り、更にラクブに行くために別のジープニーを借りました。
その後、リクの郷里に行くためには、写真にあるようにハンドトラクターを分解してその部品を(交通手段がないため)十二名の者たちが運び 1時間半〜2時間かけて川を渡り山道を行かねばなりませんでした。
ここが一番の難所です。
ようやく村に到着し、部品を組み立て、ハンドトラクターを完成させました。
運んでくれた人々には労賃を支払い、食事を出しました。

購入支援をしてくださったフルダミニストリーの皆さまに感謝を申し上げます。
                
ブネグ共同体一同に代わって     メアリー  ジェイン