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メアリー・ジェインの手紙 : 2017年11 月21 日  気候の変動に振り回されて…

主の御旨を求めて、祈っています… 

11月21日

フルダミニストリーの皆さま

長い間ご連絡せずにすみません。
農場で洪水に浸かった幾つかの野菜を生き返らせようと忙しく働いていたのです。
予測の難しい激しい気候変動に振り回され、ここフィリピンでは長雨が続いたり、太陽が顔を出すときは酷暑になったりで、私たちの身体に変調をきたしています。

私は、今収入を得るために農場で何をしたらよいのかを祈っています。有機養鶏や地場の黒豚飼育など… いずれにせよ創業資金が必要となります。ですからまだ祈りの段階です。

ノセの刑務所及び非行青少年伝道

11月3-6日
私は脳性小児麻痺を患っているイポットたちがいるアブラに行って、そこで五年間、伝道師として働いてきたノセの刑務所及び非行青少年伝道を手伝いました。
彼はこの12月にアブラを離れて、郷里の山岳地帯に戻ります。

残念なことに、アブラの教会には分裂の霊があり、教会の栄光のために伝道師をただ働きさせるのです。私は、彼がそのような教会から抜け出ることができて嬉しく思っています。

11月4日、私たちはアブラにある刑務所に行き、詩篇127篇、マタイによる福音書5章について収容者(百八十二人中三十名出席)に語りました。そして神を見上げ、助けを求め、刑務所の中で光、塩になるようにと彼らを励ましました。
彼らへのお土産として、浴用石鹸、タオル、シャンプー、歯磨きそして以前送っていただいた「聖書に関する小冊子」を手渡しました。そして非行青少年たち(十七人、十一〜二十歳)にも会い、同様に聖書の話、贈り物をしました。

顧みられない子たちへの思い

あれから、医者に診てもらったことのないイポットのような患者が、何か受けられる医学療法がないかをアブラの総合病院と私立病院に問い合わせましたが、いずれもそのようなプログラムはないとのことでした。あゝ、残念です。
アブラはフィリピンで最も貧乏な地域の一つで、そこの政治家だけが裕福になっていく貧富の差が激しい地域です。アブラの病院は医療設備が整っていなくて、きちんとした医療を受けるにはバクイオ市など他の町へ行かなければなりません。

(以前、イポットの報告と一緒にお知らせしましたが)パンガシナンの脳性小児麻痺の赤ちゃんについては、その後一度だけですが、医者に診てもらったとのことです。しかし母親が逃げてしまっていないのと、経済的な理由で診療を続けることができず、父親は他の自分の子どもたちのために働く必要があるため、その子をだれかが引き取ってくれないものかと考えているそうです。
どうか以上のことについてお祈りください。

アブラからマニラに帰る前日の11月5日にリクの両親に会うことができました。
1年に1回しか収穫できないというお米を彼らが持ってきてくれました。栽培に当たって農薬は一切使わず、先祖伝来の伝統的な手作業で米作りをしています。脱穀も臼を使っての手作業です。

私の手がこわばってしまって以前のように手紙を書くことができず、読みにくい字ですみません。再度、皆さまのお祈りと金銭支援をありがとうございます。

主にあって  メアリー ジェイン


リクリクからの手紙

11月16日

フルダミニストリーの皆さま
一足早いですが メリークリスマス !

この12月の第二週に兄弟と私がアブラの家に戻り、両親とともに米の収穫を行います。
昨日、メアリー ジェインと私はアンティポロにある「アンティポロ キリスト若者教育センター」に行ってきました。
メアリー ジェインが2011年に使徒訓練を受けたそのセンターで、彼女は、シティオカラヒューム、イポダム、及びアンガトダムに住むデュマガット部族と現在の彼らの状況についての講演をし、デュマガット部族が住む地域には教会がほとんどないので、そのような地域で伝道、奉仕をしている人々のために祈ってほしいと、出席者(リーダーたち)に訴えました。

私自身はこのような使徒訓練を受けるにはまだ準備ができていないと思っていたのですが、昨日は、リーダーたちに来年1月の使徒訓練コースに参加するようにと励まされました。そこで、今私は、伝道に先立ちもっと聖書の知識を得、効率的な宣教ができるように、来年の使徒訓練コースに参加するかどうかを考えているところです。どうかこのことについてお祈りください。

あらためて、皆さまのお祈りとサポートに感謝いたします。
どうか皆さま、良いクリスマスをお迎えください!

主にあって  リク リク サバダオ