カモテの収穫
10月22日
フルダミニストリーの皆さま
e-mailをありがとうございました。私たちも世界中の指導者たちが何らかの形で彼らの人生において神さま受け入れるように祈っています。
先週の火曜日から木曜日にかけて、一番下の弟と私はカモテ(フィリピンのサツマイモ)の最初の収穫をするためにパンパンガに滞在しました。10人のアエタ部族の人たちが来て、収穫に加わり、私は彼らに相応の賃銀を支払いました。
私たちは皆、今回どれだけの収穫ができるかワクワクして、「神さまはいつもよくしてくださる」の賛美歌を歌い、収穫の前に祈りを献げました。賛美をしているとき、賛美リーダーのマリセルが、めまいを訴え汗をかいていたので、私は祈りながら彼女の手のマッサージをしたところ、彼女は癒やされました。
午後には収穫を終えることができたのですが、残念なことに、三袋のみ良好な収穫で、残り四袋の出来は良くありませんでした。不出来な物は、根が膨れたような形状で、私たちにはなぜそのようになったのか、皆目見当がつかず、農民であるロウニーでさえ、そのようなカモテは見たことがない、と言っていました。
私と弟はまたもや、涙でのケソン市への帰還となりそうです。新型コロナの世界的蔓延以来、私たちの農業は全く成果をあげることができず、おそらく神さまは植え付け、あるいは農業自体をもうやめなさい、と私たちに語っておられるのかもしれません。
私は四袋を市場で売って4,665ペソを得ましたが、そのうち2,665ペソはアエタ部族の賃銀としました。本件に関わる弟の投資額は21,000ペソ(¥53,000)にものぼります。
一番上の写真は賛美と祈りを導いたマリセルです。そして最後の写真が今回収穫したカモテです。ほんの少しの収穫でした。私は神さまに、私が今行っていることをやめるべきか、農業をあきらめるべきかを尋ねています。
私が先週の木曜日、ナブクロドの少年たちを家に帰そうとしたとき、彼ら(アエタ部族)の父親たちは建設作業員として働きに出ていました。山ではこの時期、農産物の収穫ができないためです。
私は神さまに次のことを祈ります。それは今まで全く成功していないアエタ部族の持続的な生計を農業を通して彼らに与えるという私の願いを導き叶えてくださることです。今からもう寝ます。どうかフルダミニストリーに連なる皆さまによろしくお伝えください。
多くの愛を込めて メアリー ジェイン
10月26日
フルダミニストリーの皆さま
いつもよりかなり早くミニストリー援助資金を送金したというe-mailをいただきびっくりしました。ありがとうございます。
アメリカドルがこのところフィリピンペソに対しても強くなっています。昨年、1US$は47フィリピンペソpesoでしたが、今は1US$が59フィリピンペソpeso になり、フィリピンペソはアメリカドル、ユーロに対して大幅に弱くなっています。
フェルディナンド・マルコス・ジュニアーが大統領に就任して以来、ここフィリピンでは、メディアがロシア・ウクライナ戦争について語らなくなりました。多くの政治学者は、マルコス大統領はアメリカ寄りの政治家だと言っています。彼は米国にフィリピンを助けて欲しいと言っています。ですからフィリピンペソは米国ドルに対して弱くなるのです。デュテルテ前大統領は公然とロシア、中国との関係を深く保っていました。
確かに、今後の世界はどうなるかわからないので節約、貯金に努めます。そして、いただいた資金が来年の半ばまで持つようにします。
私たちの国民、私たちの指導者のために祈り合いましょう。
次回は、年末に向けての私たちの伝道活動についてご報告します。伝道支援金をお送り下さったこと、再度お礼を申し上げます。
多くの愛を込めて メアリー ジェイン