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メアリー・ジェインの手紙 : 2019年12月6日、17日

12月6日(金)

フルダミニストリーの皆さま

皆さまお元気でしょうか。
嬉しい報告があります。

リバーサイドの教会の建物が改良されました。そして、そこで牧会をしている牧者が引き続きそこに留まってくれているのです。
また、私たちと一緒にミニストリーをするキリスト者グループを見つけました。彼らは鶏の飼育もします。彼らは、リバーサイドのアエタ部族の各家庭に十匹のひな鳥と餌を与えて飼育させ、十分に育った段階でその鶏を買い取ります。ですから、各家庭は何がしかの収入を得ることができるわけです。

太陽光パネルの設置については、台風によって遅れましたが、先週、水をくみ上げるポンプの近くに二枚のパネルを設置しました。夜間でもそこで洗濯ができるようになりました。近々、その様子の写真をお送りします。

リバーサイドのアエタ部族の人々は霊的な生活において、またお互いに助け合うという点で、少しずつ良くなっていると思います。

私たちはナブクロド パンパンガのアエタ部族も訪問しました。彼らは物質的な物を求めるのではなく、聖書についての質問を以前よりも多くするようになりました。収穫の主がリバーサイドでなさったように、ここナブクロドでも献身的な働き手を送ってくださるようにお祈りください。

12月2日夜、台風28号、ルソン島直撃、10万人避難

私たち自身の生計についてですが気候変動による被害を受けたものの、何とか、しのいで生活しています。12月第一週、月曜日と火曜日は、ルソン島の南部を台風が襲い、農作物に被害が出たり、家屋が流されたり、マニラ国際空港が閉鎖されたりしました。
しかし、このような災害に遭ったにもかかわらず、フィリピンの人々はクリスマスを祝い、インターネットでは多くの商品が売られ、メディアも人々がより多くの買い物をするようにと、あおり立てています。


私たちは皆さまを覚え、いつも祈っています。
メリークリスマス! 
        
愛をこめて
メアリー ジェイン


12月17日(火)

フルダミニストリーの皆さま

私たちが送った手紙(クリスマスの贈り物)が無事届いたのこと、主に感謝します。
フィリピンでは、12月から1月にかけて多くの郵便物が所在不明になるので少し心配していました。

娘エゼキエレと私はブラカンの農園からちょうど帰ったところです。
いつも手伝ってくれているアブラの少年たちがこの時期、郷里に帰っているので、私たちが農作業をしなければならないのです。彼らは来年1月に戻ります。

12月から1月にかけての予定

12月20日(金)にはデュマガット部族の子どもたち、22日(日)にはパンガシナン部族の子どもたちを集めて、集会を開く予定です。

今日、銀行に行って貴ミニストリーからの支援金の入金を確認しました。どうもありがとうございました。
この資金の中からリクが所望していた簡易トラクターの購入資金を出したいと思います。新年明けてからそれを買うことになりますが、私もリクと一緒に買いに行こうと思っています。

祈ってください!

どうか少数部族が生計維持のための収入を得られるようにお祈りください。

私はナブクロド パンパンガのアエタ部族の農民と接触してきましたが、野菜農園運営について彼らと心を開いて話をしようと思っています。
彼らが物事を続けられない理由の一つに彼らの文化や生活の仕方があると思われます。
すなわち、彼らが十分食べていける食料、たとえば一俵(約60㎏)の米が彼らの手元にあるとすれば、彼らは働こうとせず、それがなくなれば、季節性の仕事を見つけて働きに出るといった具合です。

生計を立てる仕事に従事するように指導

それを見て私は、彼らが定職を通して定期収入を得るようになることを願い、このことを彼らに教えたいと、かれこれ二年間ほど努めてきました。
そして現在、四人のアエタ部族の農民が、私たちがトウガラシ(これらは昨年の9月に浸水で枯れましたが…)を植えていた畑にトマトを植え替えています。どうか彼らが私の教えてきたことを理解して実践するようにお祈りください。
もっとも、彼らの好ましくない文化的体系を覆すには時間がかかるかもしれませんが…

他方で、ザンバレスでは、多くのアエタ部族出身の牧者たちが農業に力を入れ、自分たちで生計を立てていくことに価値観を持っていることを神さまに感謝します。
今年の12月29日、日曜日は、農民の皆さんと心を合わせた祈りを主に献げたいと思います。そして、主への誓いを新たにして、断食し、主との関係を確立して、収穫した最初の実りを主に献げたいと思っています。
昨年はトマトやその他の野菜の収穫がありましたが、主に奉げることを失念してしまいました。
それでも、私たちを守り導いてくださっている偉大なる神さまに大いなる栄光と賛美を帰します!

ミンダナオ島の同労者

ミンダナオのロザリンダは夫エド マクドウェルの突然の死で、どうしたらよいかまだ途方に暮れています。
12月12日(木)、エドの主治医が彼女にエドが生死をさまよっていると告げ、その翌日、彼は亡くなりました。本当に突然の死でした。

この数ヶ月、ミンダナオ島では地震が多発していましたが、今回の地震で幾つかの設備、施設が壊れました。そのような中、彼女はなんとかやっているようですが、私としては、彼女のところにすぐにでも飛んで行って慰めてあげたいという気持ちです。
しかし、現実には航空券が高く、行けそうにありません。私が行く場合の航空運賃分を彼女宛送金して、エドにかかった入院費や葬儀代に当てられるかもしれません…
エドはマンダヤ部族協会の創始者で、戦争で被害を受けたマグインダナオとその近隣の地域社会の農業、及び養豚業の推進に尽力してきた人でした。

さて再度お礼を申し上げます。
近々、私たちの最近のミニストリー報告書をお送りします。

フルダミニストリーの皆さま、そして関連の方々によろしくお伝えください。

多くの愛を込めて  メアリー ジェイン、娘エゼキエレ