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デンマークの政府機関と報道機関関係者らのわなに陥った 伝道者トーベン・ソンダーガード

「だましの時代」、邪悪な潜入戦略への警告

キリストは
空模様を見分けることを知っていながら、時のしるしを見分けることができないのですか。 (マタイ16:3)
と語られ、今がどのような時代なのか、「とき」を見分けるようにと警告された。
私たちは、この世で起こっていることから、聖書が預言しているどの時点にいるかを知ることができる…
以下は2019年9月18日、z3news.comに掲載された記事の邦訳


デンマーク政府と報道機関による中傷的な攻撃後、デンマークの大規模ミニストリー、トーベン・ソンダーガード師の「イエス・センター」、強制的に閉鎖

令和元年9月18日(水)

デンマークの「イエス・センタ-」、―三十箇国からの諸国民が訓練されてきた― と呼ばれるミニストリーの創設者であり、指導者、伝道者であるトーベン・ソンダーガードのミニストリーが最近、六つの異なる政府機関による調査に乗り出したデンマーク政府の攻撃を受けた。
調査で不正行為の証拠が見つからなかった後、トーベン師はデンマークの記者たちから彼のミニストリーの紹介をしたいといって接近され、彼らは、それが肯定的な話になると彼が信じるようにと導いたので、トーベン師は彼らがインタビューに来ることに同意した。
記者たちは撮影班に加えて、ミニストリーに潜入するために、キリスト教徒になりたいと主張する二人の秘密の記者も密かに送った。
そのうちの一人は策略の一環として、「イエス・センター」で洗礼さえ受け、もう一人は精神的に病気のふりをした。

彼らの報告がデンマークの国営テレビで放映されたとき、トーベン師は、彼らが彼を嘘つきとして描き、また、彼を、犯罪を犯した他のキリスト教の諸ミニストリーと結びつけたのを恐怖の思いで見た。
ニュース番組のゲストが、癒やしと除霊を通して子どもたちに精神的暴力を引き起こしたと申し立てられたキリスト教徒らに新しい法律を要求したので、トーベン師は、デンマークのテレビでパンチバッグとなった。その後、彼に対して要求されたことは、彼の「インチキ療法の犯罪」に対してさらに調査されるべきであるということであった。

トーベン師はその後何が起こったかを語った
それから、彼らは国教会の司祭とのインタビューで、私たちが、病気で(自食する)弱い動物への捕食者としてやって来たいかに凶悪な者たちであるか、また、私たちが人々をいかにカルトに連れ込みたいと思っているかを、話しました。私はただ、政治家の心の中で私がすでに有罪になっているのを見ました。私は、私とは何も関係のない何かのために、人々の心の中ですでに有罪だったのです。
そこで、私の周りの人たちが、彼らは告発を止めそうにもないので、私たち家族は今デンマークを離れなければならないと、叫び始めたのです。彼らは、私たちを滅入らせ続けようとしている、と。そこで、私たちはアメリカ行きの航空券を買い、荷造りをし、二日後に子どもを連れてアメリカに向かいました。それは大変なストレスでした。そして今、デンマークの私たちの80,000平方フィート(ほぼ2250坪相当)あるセンターは閉鎖され、すべてが閉鎖されているのです。
トーベン師と彼の家族は、デンマークに戻った場合投獄され、娘が家族から取り除かれる危険性があると、宣誓供述書で証言し、政治亡命のために米国政府に訴えた。

この記事の編集者ジェイムズ・ベイリー氏は、デンマークの政府機関と報道機関の両方からの彼のミニストリーへの協調した攻撃は、両者が同じ「反キリストの霊」で制御されていることを示していると、指摘する。

今回、トーベン師に起こったことに大勢の疑っていないデンマーク国民は故意に惑わされたが、米国の主流のニュースメディアの報道でも同じことが起こっている。
これが、彼らの教え込みに私たちを委ねることがいかに大きな間違いであるかの理由である。
彼らは、私たちキリスト者の意見を巧みに操作し、神への私たちの信仰をむしばむために、そのことを教えこむために、多くの場合、いわゆる専門家の証言を用いるのである。
私たちの主流ニュースメディアを支配する「反キリストの霊」は、一部の人々が間違って想定しているように、極左/急進左翼と提携した人々に限定されない。左右、全パラダイムが、右から来るニュース報道は信頼できると仮定することによって私たちの警戒を緩めさせ、信じ込ませるための欺瞞の一部にすぎない。それは同じ毒のただ別の味にすぎない。
サタンは私たちを欺くために光の天使にさえ変装する(コリント人第二11:14)。
不義な人々の用いる邪悪な戦術は義人には異質であるため、彼らが私たちの滅亡を求めているのに、私たちは、彼らの意図が純粋であるともろくも思い込ませられてしまう。
狼は何世紀にも亘って私たちの脆弱性を利用し、ちょうどトーベン師のミニストリーに潜入したのと同じ方法で、キリスト教組織に侵入してきた。

たとえば、1878年に出版された書『プロテスタント主義の歴史』の中で、著者のジェームズ・ワイリーは、イエズス会によって用いられた潜入戦略を次のように要約した。
彼ら(イエズス会)が想定できなかった変装はひとつもなく、したがって、彼らが侵入できなかったところはどこにもなかった。彼らは、君主の前代未聞の押し入れ、あるいは、政治家の閣議に入りこむことができた。彼らは招集や総会に、だれにも見られることなく座り、審議や討論に疑われることなく紛れ込むことができた。彼らが話すことのできない言葉も、彼らが公言できない信条もなく、したがって、彼らが逗留しない国家とか、入会せず、また、その機能を解雇する可能性のない教会も全くなかった。彼らはルーテル派を、また教皇をも追放することができ、契約者との間に厳粛な連盟を誓うことができた。(出典: J.A.ワイリー牧師による『プロテスタント主義の歴史』、412ページ、Vol.11)
米国では、連邦政府でさえ同じ潜入戦術を用いて、私たちのニュースメディアを制御している。
たとえば、CIAは、報道機関で隠れて働く何百人もの捜査員の訓練をしており、これらの偽りの記者連を任務に就かせる前に配属する訓練用の社内部署がある。
私たちは、トーベン師の過ちから学び、常に警戒している必要がある。
私たちのニュースメディア上に動作している霊を認識することによって、私たちが彼らの邪悪な目的のために彼らと話すことを避けるなら、彼らに私たちの言葉をゆがめる機会を決して与えないようにすることができる。

五分間のビデオで、トーベン・ソンダーガード師は彼のミニストリーに対する潜入と迫害についてもっと詳細を語っている。
➪ z3news.com 編集者ジェイムズ・ベイリー


編集後記

トーベン・ソンダーガード師のミニストリーについて

教え

☆トーベン師は、自らの伝道を「最後の宗教改革The Last Reformation」と銘打った
✶十六世紀のルター、カルビン、ノックス、ツィングリほかの宗教改革者たちがもたらすことのできなかった改革をもたらす「最後の者」との自負である

☆トーベン師のミニストリー・サイトに聖書解釈がほとんどないため、旧新約両聖書に対する彼の理解を把握することはできないが、洗礼式の様子、回心者の証しなど、ユーチューブを通して彼の教えの概要を知ることができる
1.人は浸水(全身を水に浸す)による洗礼によってのみ救われる
洗礼前、人は死んだ肉にすぎず、洗礼後、人の罪が洗い流されて初めて新しく生まれ変わる
2.洗礼中に除霊、―悪霊の追い出し― をする
3.聖霊による洗礼は、水の洗礼によって起こる
4.異言を語ることを聖霊の満たしの証拠とする
受洗者は、洗礼中と洗礼後に異言を受ける

☆トーベン師のミニストリーでは、人々の病からの癒やしに力点が置かれている
イエス・キリストは、「霊どもを追い出し、あらゆる病気、あらゆるわずらいを癒やすため」、汚れた霊どもを制する権威をお授けになって、十二使徒を宣教に遣わされたので、この聖句はトーベン師のミニストリーの正当性を支持すると思われる
☆しかし、彼の主張は聖書全体に照らして吟味する必要がある

洗礼に対する正しい解釈

…悔い改めなさい。そして、それぞれ罪を赦していただくために、イエス・キリストの名によってバプテスマを受けなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けるでしょう。(使徒の働き2:38、下線付加)
✶用いられているギリシャ語(邦訳では「ために」)は、「…のゆえに」の意
✶「罪を赦していただいた」 ゆえに洗礼を受けるのである!
✶罪が赦され、救われるために洗礼を受けるのではなく、罪の赦し、救いが起こった結果、外的な表示、公宣言として洗礼を受けるのである


☆罪赦されたがゆえに洗礼を受けることはよいこと、父の御旨である
✶これはキリストの例に倣うことになる
✶罪のないキリストが洗礼を受けられたのは、父の御旨に従われたから


☆洗礼は救いの起因ではなく、結果である
✶救いの起因はキリストご自身で、洗礼というこの世の儀式ではない
✶洗礼により救いが起こるのではなく、キリストを信じる信仰により、儀式とは無縁に神の救いが起こる  ➞ルカ23:32-43

私たちが救われる福音

☆使徒パウロは、福音とは「私たちの罪のためにキリストが死に、埋葬され、再び甦られた」ことであると語った  ➞コリント人第一15:1-4

☆パウロは、水の洗礼に言及さえもしていない


☆また、パウロは次のようにも語り、神の優先が何であるかを明確にした
キリストが私をお遣わしになったのは、バプテスマを授けさせるためではなく、福音を宣べ伝えさせるためです…(コリント人第一1:17、下線付加)
☆救いとは、聖書が証しする創造者なる唯一真の神を信じること、神が救いの手段としてこの世に送られた御子、イエス・キリストによる贖いを信じ、神の国に入れられることである

癒やし

☆キリストに癒やされた十人のツァラアト患者のうち、魂が救われたのは一人だけであった
✶このことは、身体の癒やしが救いを保証しないことを物語っている
✶癒やしが起こっても、救いに入る人は少ない  ➞ルカ17:11-19

☆病気からの身体の癒やしや慢性病からくる精神的苦痛からの癒やしはみな、求められるべきで、ご自身を「癒やし主」と宣言しておられる神は、祈りに答え、癒やしてくださる
✶しかし、より大切なのは魂の永久の救いである

☆すべての者が癒やされることが必ずしも神の御旨とはかぎらない

☆身体を癒やされても、神に立ち返らず、離れ去るなら、魂が救われていない人々の行く末は神の御許ではなく、神不在の暗やみである  ➞マタイ18:8-9
この世に対するキリストと弟子のアプローチ

☆神の力を証明するために、あるいは、人々を愛していることを証明するために、キリストが人々に近づいて癒やしを実践されたことはなかった
✶大衆へのこのようなアプローチは人のデモンストレーションで、決して神のアプローチではない
✶キリストは、癒やしを自ら求める者に、ご自分のミニストリーの途上でも時間を割いて、応答された


☆神のしもべは人々に「神の国に入る必要」を説き、そのために「悔い改め、救い主キリストを受け入れる必要があること」を宣教するために、この世に送られた
✶これが、キリストの福音の基盤である  ➞マタイ5:20
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キリスト教カルトとは?
☆カルトのほとんどが、基本的な正統的教えに独自の教理を追加、「福音+α」を主張
☆自分たちだけが他のだれも知らない全真理を知っており、わざが伴うと主張
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霊を見分け、裁きは神に委ねる必要

☆キリストの名によって悪霊を追い出しているが、自分たちの仲間ではない人に反発を感じ、主に訴えたヨハネにキリストは、
あなたがたに反対しない人は、あなたがたの見方です。(ルカ9:49-50)
と言われた  ➞マタイ7:1-5、13:24-30

☆神が
わが民よ。この女から離れなさい。その罪にあずからないため…(黙示録18:4、新改訳3版)
と語られたら、不信者(信仰から離れた兄弟姉妹)と
つり合わないくびきをともにしてはならない。
✶キリストとベリアル(サタン)との接点はない  
 ➞コリント人第二6:14-18 

☆世の終わり、神ご自身が善悪、真偽の決着をつけられる
 ➞マタイ13:24-30
 ➞黙示録14:13-20