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祈り求め、神に依存する人たちへの神の応答の証し

祈り求め、神に依存する人たちに神は答えられます!


令和元年10月1日(火)

例年、季節を素早く察知して十月初めには豪華な香りを漂わせる金木犀が今年はまだ開花しておらず、人間社会、人体、自然界の至るところに猛暑の影響がうかがえます。
今夏の酷暑で体重を落とされ、体力を失われた高齢者の方々が多いようです。
祈り求めておられる方々のうえに、憐れみの主のご介入がありますようにお祈りします。

A姉の証し ―その2―


最愛の夫を亡くされたA姉の不思議な夢と、「異言」の賜物を受けられたこととの密接な関連についての証しをすでにご紹介しました。 
神の霊の満たしを受けたA姉の証し
その際、一点だけ、気になっていたことがありました。
N兄が生前感じておられた「異言」に対する疑惑が主との間でどのように清算されたのだろうかということでした。
しかし、その後のA姉のお話と私の記録を照らし合わせた結果、A姉より一足先にN兄も「異言」の賜物を受けられ、召天されたことが明らかになりました。

キリストは「この世で神と和解するときを逸すれば、その人は自分の罪の最後の一レプタを支払うまでは牢から解放されない」(ルカ12:58-59)とのたとえを通して、この世の人生の清算(罪、人間関係等々)がされて初めて、御国に入れられることを教えられました。
N兄は退院後、召天までのまる三日間、声を出す力はもうありませんでしたが、「異言」を語り通しておられたとのことで、四日目の早朝、神との対話をしつつ勝利の凱旋をされたのでした。
ハレルヤ!

K姉の証し


K姉は二年近くに亘り、いろいろな問題が同時に降りかかり、心身ともにひどい揺さぶり、試みのときを必死な祈りと御言葉の学びと忍耐で乗り越えて来られました。すべてを奪われる試練にあっても神を第一優先に生き、霊の戦いを通してK姉は多くを学ばれました。 この9月末、ついに彼女を悩ましていたほとんどの問題が解消し、K姉は、主にある兄弟姉妹の執り成しに支えられたことを感謝しています。

9月半ばに、主はK姉に、詩篇91篇の御言葉の一つ一つをほうふつとさせる奇蹟を体験させてくださいました。
K姉は四階建て、十世帯のアパートに住んでいます。おそらく台風15号がもたらした強風のあおりを受けた屋上の給水塔が突然崩壊し、居住しているビル中が浸水し、停電する事故が起こりました。
救急車三台出動、事後、10L入りのポリ袋に給水した布切れ十袋がビルの前に置かれているのを見て初めて、K姉は事態の深刻さを知ったのですが、三階の彼女の部屋だけが全く無害で、一滴の浸水もなく、彼女はその間熟睡していたとのことです。
特に三階の壁隣の方のお部屋は天井、壁からの浸水に加え、階段を滝のように下った廊下からの水で3㎝冠水し、住人は茫然自失の状態とのことでした。

主は ご自分の羽であなたをおおい、あなたは、その翼の下に身を避ける、主の真実は大盾、また砦。…それは わが避け所 主を いと高き方を あなたが自分の住まいとしたからである。…主が あなたのために御使いたちに命じて あなたのすべての道で あなたを守られるからだ。…(詩篇91:4、:9、:11ほか)

神に依存し、祈り求める者には文字通り、完全な守りの奇蹟が起こることを、K姉の証しは語っています。信じる者の周りには天の御使いたちが遣わされ守られるという体験は、主の再臨が近づくにつれ、より多くの信徒によって証しされていくことでしょう。

Y姉の証し


86歳のY姉は長い信仰生活を、異言で主と対話し、預言的に物事を洞察し、聖書の学びを喜びとして過ごし、困難な人生を克服して来られた信徒です。

9月第二週にお訪ねしたとき、今夏の酷暑ですっかり痩せられ、顔色が悪いのがとても気になり、体力を戻すために安静が必要、病院に入ることはできないものかと思案、祈っていました。
その二、三日後に外出先で転倒され、大腿骨骨折で救急病院へ搬送、即手術となり、今日、リハビリを続けておられます。

今回、病院でY姉からそのときの彼女の状態の詳細を初めて伺い、背後に主がおられ、祈りを必要とする者と執り成す者の両方に、一貫した思いを示してくださっていたことが分かりました。

9月第二週、彼女は極限状態で食欲はなく、食べても戻してしまう状態で、体重は26㎏まで減少、ふらふらしてすぐ転びそうになっていました。実際転んで左手首の上を打撲し、大きな絆創膏を貼っておられましたが、不思議と痛みがないと主に感謝しておられました。
気力で頑張っておられるようでしたがとても危なっかしく、守りの御使いを遣わして、彼女を完全に守ってくださいと祈って別れました。
その二、三日後、Y姉は転倒され、CTでは分からなかったのですが、二度目の診断で骨折が判明、入院、即手術となったのでした。
執り成した者として、守りを祈ったのに骨折とは…と、解せない思いがありました。

しかし、極限状態にあったY姉は、この夏91歳の夫が入院して体力を回復しておられるのを見てうらやましく思い、ご自分も入院して身体を休ませたいと願っておられたのでした。あまりにも苦しいので、この世からの取り去り(死)か、入院かのいずれかを主に求めておられたのです。
その矢先に外出先で一瞬の間に転倒し、救急病院に搬送されたわけですが、彼女の想定外の方法でY姉の祈りは聞かれたのです。
大腿骨骨折が軽度であったこと、体力がひどく衰えていた状態でも手術ができたこと、術後の回復、リハビリも順調であることから、主の守りは確かにあったのです。

現在、Y姉は出される食事をすべておいしくいただき、体調を日々取り戻し、主に感謝の日々を送っておられます。
祈り求める者を、主が不思議な形で最善へと導いてくださる確信を新たにした出来事でした。