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メアリー・ジェインの手紙と宣教報告 :2018年6月9日

バナナ大規模農園プロジェクトへの最初のステップ

6月9日

6月のフルダレターをありがとうございます。読んで励ましを受けました。感謝いたします。
先月、黒豚の赤ちゃん八匹が生まれ、私たちは大変喜んでいます。母豚が赤ちゃん豚の世話をしているのを見ることは素晴らしいことです。

ウーファーからのボランティアに励まされました!

この5月11日、有機農場を促進する団体「ウーファー」(有機農場で無給で働き労働力を提供する代わりに、食事、宿泊所を提供してもらうボランティアシステム)から送られてきたスペイン人のボランティアが十二日間、私たちの伝道所/農園に滞在しました。その間、彼は私たちの農園の水路作りを手伝ってくれました。
彼は私たちにもう一度、農園の仕事を始めるように、農作業の失敗、挫折で、少数民族の生計維持のための持続的な農園作りという私の理想、夢をくじいてはならないと、励ましてくれました。

また私たちは彼といっしょにサンマルセリノ、カワグ、ピリ、エタングルー、ナブロドのアエタ部族の農民を訪問し、彼らのかかえている問題や彼らが何を望んでいるかなどについて話し合いました。
そのとき、彼らの多くは農作業に必要な道具が欲しいと言い、エタングルーのアエタ部族の農民は「多くの社会事業財団や機関が、この地域に来て、写真を撮ったり、援助を約束するが彼らは二度と戻ってこない」と話しました。
そのことを聞いて私たちは残念で悲しい気持ちになりましたが、私は彼らに「私たちは何かを約束することはできないが、神さまが備え、与えてくださることを祈りましょう」と答ました。

私は、バナナ大規模農園プロジェクトが初めは規模が小さくても、カワグで何かを始める突破口となるように祈ります。
6月4日、生まれてきた赤ちゃん豚のために小さな豚小屋を作り始めましたが、一週間程度で完成すると思います。
リクは5月25日に伝道所/農園に戻りました。今回はもっと長く農園で働いてほしいと思っています…
デュマガト部族のロビンは、四六時中、伝道所/農園にとどまってくれています。

バナナの苗木植えつけの見通し

アリエスとレアーは引き続き三つの市場でバナナの販売をしています。そして、これは私の希望的観測ですが、雨季が始まる頃、バナナの苗木を植えることができればと思っています。ザンバレスはバナナの苗木の値段が高く、サバ品種一本あたり50フィリピンペソ、キャベンディッシュにいたっては100ペソもします。ですから苗木をブラカンからザンバレスに持ち込むことを考えなければなりません。

とにかく主が与えてくださるのであれば、少しづつでもプロジェクトを進めていきたいと思っています。またご連絡します。

愛をこめて  メアリー  ジェイン