12月のご報告から
フルダミニストリーの皆さま 2月24日(金)
私たちの主イエスキリストの御名においてご挨拶します。
多くのことがあり、しばらくごぶさたしてしまいました。あまりにも忙殺され、昨年の12月11日のパンガシナン、12月18日のアンガット(デュマガット部族)への訪問伝道写真をすでにお送りしたかどうかも忘れてしまっています。
いずれにせよ、今回は、12月にオムレイ・ジョナサンと私はシティオ・サントル、アンガット・ダムのデュマガット部族を訪問し、クリスマス集会を開いたことについての報告から始めます。
2017年1月2~3日には農園を手伝ってくれているアブラの少年たちが、ブネグの部族教会(私たちが祈り、金銭支援をしています)の「子どもたちとその親たちのための教会イベント」に参加しました。
心動かされ、アブラ宣教を始めた青年にマウンティンバイクを贈りました
主は、また、私をノセ・タファレングという名の若い青年を支援する道を開いてくださいました。私は彼に2016年3月、初めて会い、7月から支援を始めました。彼はアブラの出身ではなく(マニラから)バスで六時間ほどのバクイオ出身で、イゴロト族です。しかし、彼は2015年、十七歳のとき、二年間、アブラで伝道する決心をしたのです。心が、部族の子どもたちと青年への伝道に向けられたからです。
アブラ伝道で問題なのは交通手段です。彼はバングエド(アブラの中心都市)の郊外に行く際、ほとんどの場合、歩いていっています。今年に入って私たちは、彼がもっとあちこちに移動できるように、彼にマウンティンバイクを買う祈りをしました。私は彼に、残された何ヶ月かの間にできるかぎり多くの人に、全力を尽くして伝道するようにと話しました。
現在、彼は週に一度、非行に走った少年たちを収容している「希望の家」で教えたり、やはり週一回、一時間、アブラの大学で若者を教えています。その他の日は、ティネグにある教会で子どもたちを対象に伝道活動をしています。
有機農園での収穫
さて、私たちの農園では畑を広げ、そこへ土壌を入れた袋(コンテイナー)を置いて、土壌の栄養分が漏れ出さないようにして、夏に向けてコンテイナー栽培をすることにしています。
農園を手伝ってくれている少年たちは、そこでトウガラシ、ナス、トマトが育つのをわくわくしながら見守り、それらを収穫して料理し、朝、昼、晩、食べています。また、その一部を三人の女性(母親たち)に市場で売ってもらい、彼女たちに4%の手数料を支払った残りを収入にしています。今後、農園での収穫をもっと多くして収入を増やし、より多くの人々を助けることができればと願っています。
いま私は、それらの種をアエタ部族が住むザンバレスに持って行き、そこで植え育てて、彼らの食料とし、かつ、市場で売ることによって彼らの収入の一部になるようにと祈っています。このことについて、私はすでにアエタ部族の長で牧者のジミー・アブロングに話しをしていて、アエタ部族の人々と再び会合を持つつもりです。
孤島への伝道旅行は延期中
今のところ、二つの孤島(ロンブロン島とカピズ島)への伝道旅行はできそうにありません。というのは3月末は各学校の卒業式の時節なので、今の時期は通常とても忙しく、学校で伝道するにはふさわしい時期ではなく、また、カピズ島で私たちを待ってくれている牧者もこの時期は島での伝道活動スケジュールがあり、さらに、ロンブロン島を案内してくれる予定のガイドもまだザンバレスにいるからです。
私たちはいつ伝道旅行に出かけたらよいのか祈っているところです。できれば4月にくことができればと願っています。
私の家族
私の娘については、ひきつづき家庭での学習を続けています。将来何をしたいのかはまだ思案中です。彼女は家にいることが好きなようで、いとこと遊んだり、美術的なことをしたり、犬、動物を飼うことが好きです。
私の家族ですが、私の父はアブラの少年たちと伝道所/農園に住んでいます。両親は離婚しているため、父はどこにも行くところがないからです。母は損害保険会社で働いています。二人の兄弟にはそれぞれの家族があり、子どもがいます。うち一人はカナダで働いています。
その後、全く連絡をいただいていませんがFFNはどうなっているのでしょうか? 皆さんはお元気でしょうか。W兄弟についてはフェイスブックで近況を知ることができます。
牧者カパへのご支援を再度感謝
最後に、私の友人エリザベス・カパについてですが、私は先月1月と今月2月に彼女を訪問し、金銭的支援をしました。彼女は、何よりも皆さまのお祈り、および、皆さまの金銭支援に感謝しています。おかげさまで、彼女は本当に早くオートバイ事故の傷害から快復でき、もちろん入院費用も、リハビリ費用もすべて支払うことができました。動くことができるようになりとても喜んでいる彼女の写真をどうぞご覧ください。
彼女と話をしていて、彼女がまだ四十二歳だと聞いて、びっくりしました。というのは、彼女にはもう二十六歳になる息子がいるからです。彼も牧師です。
彼女は十六歳で彼を出産し、彼を含め七人の子どもに恵まれました。彼女は1990年代にキリスト者になり、夫とともに神への献身の召名を受けるまで、夫婦ともども働いて何とか生計をたて、やりくりしてきたのでした。神からの召名後を受けた後は、二人とも聖書学校に通い、夫婦で牧師となったのです。
再度、彼らに代わって、今回のお祈りと金銭支援をありがとうございました。また、フルダミニストリーからの月報をはじめ情報をフィリピンの私たちにいつもお知らせくださり、感謝をいたします。私の感謝の気持ちを皆さまによろしくお伝えください。
多くの愛をこめて
メアリー ジェイン