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メアリー・ジェインの手紙 : 2023年5月14日、15日

ゴーヤの種を喜ぶアエタ部族の農民

5月14日

フルダミニストリーの皆さま、おはようございます。

どうか主イエスキリストが皆さまを用いて、引き続き日本の方々に福音が力強く宣べ伝えられますようにお祈りいたします。イエスは日本においても主であらせられます。

ここフィリピンは、もうこの数日間、雨が降り続いています。

私はパンパンガ州ナブクロドに住むアエタ部族(ヨセフ共同体)のゴーヤ農園について祈ってきました。

私は、昨年の10月に送金いただいた伝道支援金を使って、ゴーヤの種を彼らに買いました。私が、彼らにそれを持って行ったところ、アエタ部族の首長であるドンは、これで彼の子どもたちを学校に行かせることができ、彼らの夢を叶えることもできると、喜びで涙を流さんばかりに私に話しました。

私はゴーヤの種のほかカラバサ(かぼちゃ)とパパイアの種なども買って彼らに持って行きました。


上の写真は、先日ご連絡したアエタ部族十二人の農民の代表の六人で、彼らは山から下りてきて、平地の農園を借りてゴーヤなどを栽培します。

かさねがさね皆さまの金融支援に対し、お礼を申し上げます。

エルニーニョ現象が起き、フィリピンでも天候異変が予想されるとのニュースが流れていますが、私たちには、神からの憐れみがあるとの信仰があります。

多くの愛を込めて メアリー ジェイン


ゴーヤの種蒔きを始めます!

5月15日

フルダミニストリーの皆さま

今日は、バスでパンパンガ州に戻り、Ampalaya(ゴーヤ)の種まきを始めました。アエタ部族の農民たちが、どのように農園を立ち上げていくかのビデオを撮りましたので後ほどご覧いただけます。

私は農作業をするとき、いつも神さまに助けを求めます。そして神さまは私に長い忍耐を持つことを教えられます。農業は実に厳しく困難な仕事です。

5月の最初の一週間、私は身体のあちこちの関節痛と腰痛で悩まされ、病人のような状態でした。しかし神さまはほむべきかな、今私の腰、関節の痛みは、はるかに軽減され(ビデオでご覧になれると思いますが)、神さまから大きな励ましを受けました。

米国銀行の破綻、BRICS共通通貨への移行

話は変わりますが、米国のキリスト者の友人から「米国の銀行が破綻している。中国とロシアは共同して、米ドルより強い通貨を作ろうとしている」ということを聞きました。私たちは、この状況を注視し、いかに最悪のシナリオから私たちが守られていくかを祈っていかなければならないと思います。

多くの愛を込めて   

メアリー  ジェイン

あとがき:

米国の銀行システム、現金引き出しの凍結を検討

✫過去三箇月間に、米国のシリコンバレー銀行、シグネチャー銀行に次ぎ、ファーストリパブリック銀行が崩壊、「銀行システムは安全で健全」と米政権は主張、他方で、銀行の暴走を止めるため、現金引き出しの制限を検討

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BRICS加盟国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南ア)は、8月のヨハネスブルグでの第15回BRICSサミットで、脱ドル化、共通通貨について話し合う予定

☆第二次世界大戦の終結以降、米ドルは世界の支配的通貨となり、国際取引の80%は米ドルで決済され、世界中の中央銀行の外貨準備高の三分の二近くが米ドル建てでした。

しかし、一年前のロシアの特別軍事作戦後、ロシアに課された経済、金融制裁、―ロシアの金融機関の締め出し、外貨準備資産の凍結、石油、天然資源の凍結等々― に対し、多くの国が疑問を投げかけ、ロシアに起こることは自国にも起こる可能性を危惧するようになりました。

ケニアの経済学者サチュ氏によれば、この感情がBRICS共通通貨のアイデアに発展したとのことです。ロシアは米国のシステム外で、別の国際取引決済法の模索を余儀なくされたのです。

今後、新たな共通通貨の確立には時間がかかると思われるので、当分の間のより可能性の高い見通しは、個々の国がそれぞれの現地通貨を用いて、より多くの二国間貿易を行うことのようです。このことは、すでに幾つかの国々がオイルマネー(米ドル)使用を止めて、現地通貨で決済を始めているとのことで、脱ドル化は進んでいるようです。

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