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メアリー・ジェインの手紙 : 2015年10 月15 日

 ブラカンの伝道所を維持できるように、お祈りください!

有機農園のあるブラカンの伝道所が政府の開発事業の対象区域に指定され、強制移動を余儀なくさせられるかもしれません。

10月15日
親愛なるフルダミニストリーの皆さま

私はちょうど、ブラカン(Bulacan)から戻ってきたところです。
先週の金曜日、9日の夜から台風の影響を受け始めていましたが、ブラカンには土曜日、日曜日の両日、台風が襲来し、北部のいくつかの県も襲われました。私たちの農園の野菜も根こそぎ倒れ、被害を受けました。
台風の襲来中の土曜日、日曜日も、ブラカンの伝道所で定例の聖書クラスを開催することができたことを神さまに感謝します。

ブラカンの私たちの農地について、現在多くの問題をかかえています。
当地の開発事業が始まり、アヤラ、アラネタ、ビラーといった大金持ちの開発グループが、ブルギ―、サンイシドロなど当地周辺の全ての農地、部族の先祖代々の土地、森林を買いあげようとしています。
悲惨なことに彼らは、政府系銀行を使って農民、部族民たちに恐怖を与えているのです。彼らが開発計画している土地の面積は七千~一万ヘクタールでサンノセデルモンテ、ブラカンの地域も含まれます。
彼らは一平方メートルあたり二十ペソという安い価格で買い上げることを計画しており、土地を売った家族の多くは強制移動をさせられることになります。

彼らが使っているフィリピンの地方銀行は先週の土曜日10日、締め出しの文書を出状し、私たちの農園(面積6,773平方メートル)も影響下にあるのです。134,000ペソで買い上げられる計画とのことで、その売却にかかる税金は68,000ペソになるのです。
同じことは私たちの近隣のすべての農地(一農家あたり三~五ヘクタール、三万~五万平方メートルを所有)にも起こるわけです。売却に伴うそんな高い税金を一体だれが払うことができるというのでしょう。そのことに不安を感じた近隣の農民が昨日、私に祈ってほしいと言ってやってきたので、私たちは互いに祈りました。

どうか、このような土地の状況のことを覚えてお祈りください。

主に在って  
メアリー ジェイン