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フレデリックのミニストリー:2007年8月12日

親愛なる皆様、私たちの救い主イエスキリストの御名において挨拶を送ります。私はこの機会を皆様と分かち合えるのを大変嬉しく思います。以下、私に起こった2つの事件は、私の将来に対して深く考えさせられる事件でした。

2005年1月3日、私は「ギレン・バレー症候群(麻痺)」の病気にかかりました。その当時、誰も私が再び歩けるようになるとは信じませんでした。神様を讃えます------私は神様の栄光に向かって歩くことが出来るようになりました。皆が(医者も含めて)私が歩くのを見たとき、驚き、感嘆しました。

2007年7月19日、私は大変な事故に遭いました。しかし神様の恵みによりかろうじて助かりました。運転していた車は外観をとどめないほどの状態で、これから修理するのに約20万円かかるものと思います。

この2つの事件を通して私は深く考えさせられました。私の将来はどのようになるのだろう? 私は5人の子供たちに恵まれましたが、彼らに何を残してやれるのだろう? 私は帰還者として2006年1月14日以来ブルンディに住んでいますが、家賃が非常に高いのです。これは13年間続いた殺戮と多くの家が(内戦で)破壊されたためです。 分かりやすくするために具体的な数字を示すと、良い家を借りると1ヶ月当たり、3万6千円~4万8千円の家賃となります。

残念なことにブルンディではmortgage(家を担保に入れてお金を借りる)の方式がありません。ですから家を購入しない限りずーっと家賃を払い続けなければならないのです。どの地域で購入するかによりますが、家の価格は4千8百万円~6千万円ぐらいです。

今年の2月に私の将来のミニストリーについて少しお知らせしましたが、5トン以上のトラックあるいは9トン以上の三菱扶桑トラックが私たちのミニストリーの将来の 発展のため大いに助けになると思われます。

今、2つの大きなプロジェクトがあります。

  1. 現在、診療所を建設中です。将来は病院になりますが2007年11月に診療を開始する予定です。日本はブルンディと比較して非常に建材が安いので私は日本にいたら良かったのにと思います。病院設備を整えるには少なくとも1億2千万円はかかります。
    もちろんそれだけの資金を集めるには長期間かかりますが、私たちは最小限の1千2百万円で建材を購入しこの事業を開始したいと思っています。建物建設のため寄付をいただいた方々に感謝します。
  2. 私たちは2ヘクタール(約6千坪)の土地を約480万円で購入しました。そこにミニストリーセンターを建設する予定です。図書館、会議場、HIV/AIDS(エイズ)の無料カウンセリングおよび検査、自動車修理場、ゲストハウス、それにミニストリーの維持に必要な資金 を捻 出するための娯楽センターを計画しています。そのためには長期間を要すると思います。

これら2つのプロジェクトを推進するためには(上で述べた)トラックが大いに役立つと思われます

私は現在44歳、妻は47歳です。 私たちが子供たちに残せるものはまだ何もありません。ブルンディでは家が残せる財産だと思います。今までのところ1年間で約24万円程度、貯蓄が出来ています。 こんな話は信じてもらえないかもしれませんが、妻が政府機関に働き始めてから 15ヶ月と いうものまだ給料は未払いのままです。

これでお分かりのように、政府のシステムがどうしようもない位、崩壊、腐敗しています。私たちがこのような厳しい環境の中で何とか生きていくために非常な努力をして物、サービスを受けようとしていることをどうか祈りに覚えてください。

私はタンザニアにある2つの古い難民キャンプに奨励のための伝道に行く前にこの手紙を書いています。そこで、彼らに帰還の準備をさせ、3つの古い難民キャンプ、すなわち、ミシャモ、ガトンバ、およびウリャンクジュにいる15人の牧師たちを2007年10月4~8日にブルンディーで開かれる(本格的帰還の際の土地問題についての)セミナーに招くつもりです。 彼らが帰還したときに遭遇すると思われるいろいろなことを前もって知っておく必要があるのです。

皆さんお忙しいとは思いますが、このレターに書きましたように、私たちのミニストリーは決して容易ではありませんのでどうか祈っていただきたいと思います。

もし私があの2つの事件で体が不自由になっていたら、私の家族はどうなっていたことでしょう? 私は、全てをコントロールされ、私たちが耐えられない以上には決して私たちを落とし入れられないようになさる神様を賛美します。

悪魔は神のご計画をくじけさせ、破壊し無用にするためにやってきます。 しかし、悪魔はすでに敗北し私たちの足元で踏みにじられています。 イエスは私たちに命を溢れるばかりに与えるために地上に来られたのです。

イエスの尊い御名を讃えます。 機会があれば日本を訪問したいと思います。そのことについても祈ります。 神様はいつもそして常にすばらしい方であられます。

主にあって、フレデリックハレリマーナ