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メアリー・ジェインの手紙 : 2023年7月7日

神さまに感謝。さまざまなことから大事に至らず守られました!

パンパンガを初めて襲った竜巻… 守られました!

7月7日

フルダミニストリーの皆さま

台風についての6月25日付けemail をありがとうございました。
私の体調ですが、発熱、身体の痛み、左腕の痛みがさらに激しくなり、医者からは一週間安静にしているようにとの指示があり、すぐにお返事ができず、失礼しました。そうです、台風による竜巻きが発生し、いくつかの低地にある農園は被害を受けたのですが、私が関わるナブクロドのアエタ部族の農園は、幸いにも山中にあるので、その被害からは免れました。

あとがき
6月22日朝、メアリージェーンからのeメールで「エルニーニョ襲来の速報」を知った同日、午後5:30頃、フィリピンのパンパンガのサン・フェルナンドを竜巻が襲ったニュースが報道された。パンパンガに竜巻が襲来したのは、今回が初めてで、二つの村が破壊された


今週の火曜日(7月4日)、私はオートバイを借りて、ナブクロドに登って行き、ゴーヤを栽培している農民たち一人ひとりに、より糸の縄、米、そしてその他必要な物を購入するための資金を手渡し、さらに 聖書の学びと賛美をし、まる一日、そこで過ごしました。

あわや、小型トラックにひかれそうになり… 守られました

翌7月5日、ケソンシティに戻る際、バスで乗り継ぎ地のバリンタワクで降り、ノバリチェス行きバスが出ているバスターミナルに徒歩で向かう途中、危うく小型トラックにひかれそうになり、怖い思いをしました。そのあとは、神さまの守りがあり、途中ひどい交通渋滞はあったものの、無事に我が家に午後8時、帰ることができ、神さまに感謝しました。

母の意識が朦朧となり… 主の名によってすぐ祈りました

それから、昨日の朝7時半ごろ母と私の弟たちがコーヒーを飲みながら談笑していたとき、私は朝食のために麺類をゆでていたのですが、突然、弟たちが大声をあげ取り乱したので私が振り返ると、母が意識もうろうのような状態でいるではありませんか… 

私はすぐに駆け寄り、イエスの御名によって祈り、母に
お母さん、眠ってはだめ! イエスさまと叫んで!
と声をかけました。

弟が母を車に乗せる間、母は「イエスさま、ハレルヤ!」と言い続けていました。私たちも一緒に車に乗りこみ、病院に駆けつけたところ、母の様子を診た医師たちは脳卒中を疑いました。そのあと医師たちは彼女にいくつかの検査とさらにCT検査を実施しました。検査の結果は、脳内出血なし、でした。

今日、弟が昨日の朝の状況を振り返って話してくれました。それによると、母が弟に話しをしていたとき、突然彼女が白目をむき、倒れそうになったので、彼女が床に頭をぶつけないように、すぐさま彼は彼女の身体を手で支えたということです。それを聞いて、私は、父がめまいを覚え嘔吐し亡くなった当時のことを思い出しました。同じようなことが母に起こったことは恐怖でした。

しかし、神さまに感謝します。母は今、大丈夫です。後日、念のため、母をもう一度病院に連れて行き、もっと詳しい検査をしてもらおうと思っています。

以下は7月4日、ナブクロドで撮った写真です
ゴーヤの茎を縛りつけるプラスチック製のより糸の縄、四袋のお米、コーヒー、 砂糖です。
この後フェローシップを行いました。



再度、皆さまのお祈りと金銭的支援にお礼を申し上げます。
それは時折、私が非常な孤独を感じても 、私を引き続き前に進ませる原動力になっています。また感謝なことに、私がナブクロドに滞在するときは、マリセル (写真では赤い服を着た婦人)とその家族が伝道の助けをしてくれます。

追伸
ここナブクロドでは、この二週間ほど雨が降っていません。どうか少しでも雨が降るように、そしてエルニーニョが私たちの農園に悪影響を及ぼすことがないようにお祈りください。
 
私たちの栽培しているゴーヤが今や小さな実をつけています。7月15日までに2回目の肥料が必要になるので、お送り下さった支援金で肥料の購入をします。

再度、皆さまのお祈りに感謝をいたします。どうかお一人おひとりに、皆さまのお祈りが私を守り、私の持続的な支えとなっていることをお伝えください。神さまは本当に私たちの祈りを聞いてくださいます!

愛をもって メアリー ジェイン

メアリー・ジェインの手紙 : 2023年6月29日

インフルエンザの流行で、カラヒュームの子どもたちとの食事と賛美集会は中止しました

6月29日

フルダミニストリーの皆さま

皆さまのお祈りとemail をありがとうございます。

私は、この一週間、関節の痛み、熱、咳に悩まされましたが、今は回復しました。
カラヒュームに住むデュマガト部族の毎月の賛美、礼拝は中止となりました。礼拝出席を予定していた子どもたちの幾人かが風邪とインフルエンザにかかったためです。

アエタ部族の農民が昨日私に電話をかけてきました。より糸のプラスチックの縄、百巻以上を十名の農民そして二十袋以上の肥料を二名の農民が必要としているとのことでした。肥料は今栽培中のゴーヤが実を結ぶのに不可欠です。そして彼らの食糧として少しばかりの米の供給も依頼してきました。今の時期、彼らには他の仕事がないので家族を養うためです。

ゴーヤの収穫は8月の第一週までに行われます。できれば最初の収穫はまず彼らの家族に与えられるとよいのですが… 
私は来週、パンパンガに行き、上述の彼らが必要としているものを持参しようと思っています。またこれらのことについてご連絡します。

多くの愛をこめて。メアリー ジェイン

第333号  ピリピ人3:10-21

キリストの再臨、御国樹立の究極的な意義

キリストを「救い主」として信じる、イスラエルを含め、全諸国民は天からの聖なる都エルサレムに神とともに永久に住むことになる…

私は、キリストとその復活の力を知り、キリストの苦難にもあずかって、キリストの死と同じ状態になり、何とかして、死者の中からの復活に達したいのです。
私は、すでに得たのでもなく、すでに完全にされているのでもありません。ただ捕らえようとして追及しているのです。そして、それを得るようにと、キリスト・イエスが私を捕らえてくださったのです。兄弟たち。私は、自分がすでに捕らえられたなどと考えてはいません。ただ一つのこと、すなわち、うしろのものを忘れ、前のものに向かって身を伸ばし、キリスト・イエスにあって神が上に召してくださるという、その賞をいただくために、目標を目指して走っているのです。ですから、大人である人はみな、このように考えましょう。もしも、あなたがたが何か違う考え方をしているなら、そのことも神があなたがたに明らかにしてくださいます。ただし、私たちは到達したところを基準にして進むべきです。
兄弟たち。私に倣う者となってください。また、あなたがたと同じように私たちを手本として歩んでいる人たちに、目を留めてください。というのは、私はたびたびあなたがたに言ってきたし、今も涙ながらに言うのですが、多くの人がキリストの十字架の敵として歩んでいるからです。その人たちの最後は滅びです。彼らは欲望を神とし、恥ずべきものを栄光として、地上のことだけを考える者たちです。しかし、私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主として来られるのを、私たちは待ち望んでいます。キリストは、万物を自分に従わせることさえできる御力によって、私たちの卑しいからだを、ご自分の栄光に輝くからだと同じ姿に変えてくださいます。ピリピ人3:10-21

冒頭に引用したピリピ人への書簡3章でパウロは、信徒にとって究極的な目標が神との永久の交わりであることを思い起こさせています。
この3章11節でパウロは、最後までキリストに忠実であった信徒が、キリストが再臨されるとき、その他のすべての人たちより先に甦ると信じていたことが分かります。邦訳の「死者の中からの復活」は、「死者の中から、復活の中から」と二重の前置詞を用いて表現した特有なギリシャ語で、すべての人たちの一般の復活のことではなく、それに先立つ限られた人たちの甦りの出来事です。

ペテロは自らの書簡で、この句をキリストご自身に用いていますが、パウロはここで、自分と同じように「復活に達したい…捕らえようとして追及している」、キリスト者に向けてこの句を用いています。すべての死者の一般の復活を達成しようと追求する人はだれもいませんから、ここでパウロが言及しているのは明らかに、「幸いな者、聖なる者」の甦り、すなわち、黙示録20:5-6に記されている「第一の復活」です。


パウロはピリピ人への手紙の中で
イエスの名によって、天にあるもの、地にあるもの、地の下にあるもののすべてが膝をかがめ、すべての舌が『イエス・キリストは主です』と告白して、父なる神に栄光を帰する(2:10-11)
日を待ち望むようにと奨励していますが、果たしてパウロはいつ、全世界の人々がキリストを王として迎える日が到来すると予期したのでしょうか。

パウロはまた、テモテへの第二の書簡の中で信徒に、おそらく初代教会の讃美歌を引用して、
私たちが、キリストとともに死んだのなら、キリストとともに生きるようになる。耐え忍んでいるなら、キリストとともに王となる(2:11-12)
とも約束しています。

ここで、信徒がキリストとともに地を支配することに関するほとんどすべての聖句は未来時制で書かれていることは注目に値します。キリストの弟子はこの世でキリストの通った道、―栄光に至る苦しみの道、冠の前に担う十字架の道― を歩んだ後、キリストの再臨後、諸国の民を支配する勝利者となるのです。

主の再臨の期日に関しては、キリストの昇天直前に弟子たちが尋ねた質問
イスラエルのために国を再興してくださるのは、この時なのですか
に対する主のお答え
いつとか、どんな時とかいうことは、あなたがたの知るところではありません。それは、父がご自分の権威をもって定めておられることです(使徒の働き1:6-7)
から、次の四つの前提を指摘することができます。
1.かつてイスラエルには「国」があった 
2.イスラエルはこの「国」を失った 
3.いつか、イスラエルはこの「国」を再興する 
4.この「国」を樹立する方はキリストである
キリストは質問が間違った仮定に基づいているとき、よく質問に対し質問を返す方法を取られましたが、このときはそうされず、タイミングについての質問だけを取り扱われました。

言い換えれば、この出来事は神の暦の中にすでにあり、間違いなく起こるが、期日は御父が決定されることで、弟子たちは知る必要がない。その日まで弟子たちが専心すべきことは福音宣教で、聖霊の力によって、地の果てにまでキリストの証人となりなさい、ということでした。


ペテロは、キリストの昇天後、二度目の公の説教の中で
あなたがたのためにあらかじめキリストとして定められていたイエスを、主は遣わしてくださいます。このイエスは…万物が改まる時まで、天にとどまっていなければなりません(下線部、「再興」の意)
と、かつて弟子たちがキリストに質問したと同じ「再興」という稀なギリシャ語を用いて、時期は分からないが、地に御国を樹立するためキリストが再臨される、との確信を人々に伝えています。

信徒にとって、キリストの御国の究極的な意義は何かといえば、「甦りの身体が与えられ、主とともに永久にいるようになる」ということです。キリストが十字架上で息を引き取られる直前に、そのことを象徴する出来事が起こりました。キリストと同じ日に十字架にかけられた犯罪人の一人が自らの罪を認め、キリストに
イエス様。あなたが御国に入られるときには、私を思い出してください
と懇願したとき、キリストは
まことに、あなたに言います。あなたは今日、わたしとともにパラダイスにいます
と答えられました。

キリストはあえて、「国」という言葉を用いるのを避けられ、その代わりに、宮殿の庭に匹敵するペルシャ語の「パラダイス」を用いて、悔い改めた犯罪人の霊と魂が、肉体の死の直後から、王とともに特別な名誉ある場所にいることを、教えられたのでした。動物のいけにえ制度に象徴される『旧約』に代わって、キリストが『新約』をご自分の血によって締結されて以降、キリストを信じて亡くなった信徒はみな、キリストの再臨まで、この「パラダイス」、神の御許にとどまっているのです。


ユダヤ人のメシア、全人類の救い主、キリストとともに神の民がこの世を支配するときが来る、ということは旧新約両聖書が約束していることです。現今の全地が物理的、道徳的な激変によって邪悪なものが除かれ、聖められた後、キリストの千年支配が始まります。
しかし、聖句の中には、キリストが地上の御国を支配される可能性を排除しているように思われる箇所もあるとの指摘があります。たとえば、よく引用されるキリストの声明は、不当な裁判が行われた最後の夜、ポンテオ・ピラトに返答された
わたしの国はこの世のものではありません(ヨハネ18:36)
は、その一つです。

このお言葉に対して「この世の中にはない、この世のようではない、この世のためではない」等々、解釈が試みられてきましたが、キリストのこの声明は、その国の性質や場所についてではなく、その由来、源に関心が払われたかのようです。実際、邦訳では定かではありませんが、ギリシャ語聖書をはじめ、多くの英語訳聖書には36節の最後に
わたしの国は他のところからのものなのです
と記されており、決して地上に成る御国を否定したお言葉ではないのです。


むしろ、キリストがこのとき暗に示されたのは、キリストが支配されることになる御国が、この世の軍事力にはるかにまさる天からの力によって存続することになる、まさに地上に樹立される神ご自身の御国であるとの声明であったとみなすことができるのではないかと思います。

黙示録の19、20章には、神の民を攻撃し、滅ぼすために、反キリストの軍勢が中東に結集するとき、神の民は防御のために武装する必要もなく、キリストの言葉と神からの火によって一瞬のうちに勝敗が決まることが記されています。
初代教会の信徒は、キリストの再臨直後に、聖められた全地に主の千年支配が始まり、その後、現今の天地が滅び、究極的に新しい天と地に下って来る新しい都、神のエルサレムに、人類史すべての神の民が永久に住むことを信じて亡くなり、今パラダイスで、甦りの身体が贖われるキリストの再臨の日を待ち望んでいるのです。

平和を求める人: 米民主党大統領候補ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏 

平和を求める人

「永遠の戦争」ではなく、「国家間の外交と緊張緩和」を求める米民主党大統領候補ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏

米民主党大統領候補ロバート・F・ケネディ・ジュニア(RFKジュニア)氏のニューハンプシャー州の大学での三十分間の演説は、1963年6月に叔父のジョン・F・ケネディ(JFK)元大統領がワシントンD.C.のアメリカン大学で平和演説を行ってからちょうど六十年後に行われました。

2023年6月21日、米国民主党大統領候補ロバート・F・ケネディ・ジュニア(RFKジュニア)は、叔父のジョン・F・ケネディ元大統領(JFK)の演説を真似た演説で、「永遠の戦争」ではなく、露国との外交と緊張緩和を求めました。
RFKジュニア氏はニューハンプシャー州のセント・アンセルム大学で聴衆に、米国は緊張緩和と信頼構築を通じて「元のケネディ時代の素晴らしい活力」を取り戻すことができると語りました。

RFKジュニア氏は、
今日、露国との外交的接触を実質的にすべて断った米国の通信はまさに『脅迫と侮辱の交換』以上のものになった
と叔父のJFK元大統領の言葉を引用して述べました。また、
RFKジュニア氏は過去に何人かの元米国大統領がソ連指導者とどのように会談したかを語りました:
①フランクリン・ルーズベルト元大統領はヨシフ・スターリン氏と会談
②JFK元大統領はニキータ・フルシチョフ氏と会談
③リチャード・ニクソン元大統領はレオニード・ブレジネフ氏と会談
④ロナルド・レーガン元大統領はミハイル・ゴルバチョフ氏と会談

1963年11月に暗殺されたJFK元大統領は、冷戦時代のソビエト・露国との緊張のさなかに生きる米国民に、
鉄のカーテンの向こうにいる人々との共通点を認識するように
と、奨励したのでした。

RFKジュニア氏は、
宇国での露国の残忍で血なまぐさい軍事作戦を憎悪している
と語り、他方で、
米国政府も1990年代に遡り、露国に対する度重なる意図的な挑発を通じて、宇情勢に貢献してきた
と述べました。

同氏は、「北大西洋条約機構NATOの領土を露国に向けて拡大しない」という露国との合意に、米国政府が違反したことを挙げ、
それ以来、NATO軍はミサイルと軍事基地で露国を包囲しているが、もし、露国がこのことを米国に対して行ったなら、我々は決して容認できないであろう
と、露国に対する理解を示しました。 同じ演説の中で、同氏は宇国を
露国に対する米国の代理戦争の駒
と呼びました。

また、米国政府はプーチン大統領打倒に全力で取り組んでおり、不必要に核緊張の危険な激化を引き起こしていると、RFKジュニア氏は警告しましたが、演説を行う前日、バイデン大統領に対し、「代理戦争」を推進したことについて米国と宇国、両国に謝罪するよう求めたとのことです。
同氏は
①第一に、偽りの口実で醜い代理戦争を支持するようにと誤解させた米国民に対して
②第二に、戦争に誘導し、国を破滅させた宇国民に対して
バイデン大統領に二つの謝罪を求めた
と語りました。

さらに、RFKジュニア氏は
すべては米国の想像上の地政学的利益のためで、戦争は最初から計画されたものだった、現政権は、この犠牲の大きい悲劇的な戦争の動機について米国民を欺いているだけでなく、戦争を継続的にエスカレートさせることで、全世界を核爆発の危険にさらしている
とも、語りました。


関心のある方は以下のサイトをお訪ねください

☞露宇戦争についてRFKジュニア氏の見解:*宇国について *露宇戦争についての嘘
☞その他のサイト:*LifeSiteNews.com 1 *LifeSiteNews.com 2 *Brighteon.com

メアリー・ジェインの手紙 : 2023年6月22日

7月以降の気象速報、―エルニーニョ襲来― が入りました!

6月22日

フルダミニストリーの皆さま

おはようございます。ゴーヤのビデオをご覧ください。

どうかエルニーニョの悪いニュースについてお祈りください。エルニーニョは野菜、米の生産に悪い影響を及ぼします。

速報:フィリピンの州気象局PAGASAによると、エルニーニョは7から9月にかけて発達する可能性、2024年まで続く可能性があります。 
この進展に伴い、PAGASAはエルニーニョ監視を出すとのことです。

神さまが引き続き雨を降らせ、ゴーヤに水を与えてくださるように祈ります。アエタ部族は喜んでゴーヤの栽培に当たっています。


また私のためにもお祈りください。私は左の肩が上げられず、左手を背中にも回せないのです。理学療法センターは私の腱や筋肉にすり切れや摩滅が見られるといっています。

この6月28日、ブラカン州シティオカラヒュームで四十人の栄養失調の子どもたちのために、食事を通しての伝道を行います。私たちは毎月、このプログラムを実行していて、さらに、子どもたち向けの聖書クラスを開こうと考えています。

あらためて皆さまのお祈り、金融支援をありがとうございます。  

メアリー ジェイン

メアリー・ジェインの手紙 : 2023年6月16日

米国政府、フィリピンにアフガニスタンの難民収容を要請

6月16日

フルダミニストリーの皆さま
e.mailをありがとうございました。

そうです、マヨン火山の爆発がありました。今週になってまたマヨン火山の火山活動は活発になってきています。先週はタール火山が火山灰を噴出しました。
そして昨日、カラタガン バタンガス、マリキナ、パンパンガ地方で地震がありました。それに、この三日間、大雨になっています。

難民収容に伴われる宗教的威圧の問題
また、米国政府がフィリピン大統領に、アフガニスタンの難民を、フィリピンが受け入れ、パンパンガ州のアンジェレスに住まわせることを認めて欲しいとの要請をしたというニュースが流れました。
パンパンガに住む人々は、それに反対を唱えていて、私たちも同じく反対の祈りをしています。

なぜならナブクロドに住むイ…教徒はアエタ部族の人々に、慈善行為を装い、米袋を与えたりセメントで造った家を提供して、ISIS(イスラム教過激派集団でパキスタンやその他の国が活動資金を提供)に部族民を取り込もうとしているからです。
私はアエタ部族の男性たちにこのことを話しました。彼らは「たとえ、金融支援の誘いがあっても、イ…教徒とは行動をともにしない」と言っています。

神のご介入による少数部族民の守りをお祈りください!
この状況について、どうか皆さまがたの祈りに覚えてください。
私たちは、イ…の学生やイ…の難民を受け入れた結果、イ…教徒の人口増加という問題を抱えたヨーロッパの国々のようにはなりたくないのです。

多くの愛を込めて   メアリー  ジェイン

あとがき

情報筋によると、6月5日現在、米国防総省は、中と露との第三次世界大戦への明白な準備として、保管庫から数千機の軍用機、―F-16、C-130輸送機、AWACS航空機などを含む― を搬出し、完全な運用能力に復元し始めているとのこと。 (この情報は、Brighteon.com の John Moore Show チャンネルで視聴可)
この復元のプロセスはまだ数週間しか進んでいないが、数百人の軍関係者が関与しているようで、 修復後、復元機は二箇所の目的地に送られると伝えられている:
1) フィリピン(中との戦争の中継地)
2) 露との戦争の中継地であるヨーロッパ(ポーランド?)

関係者によれば、これは、国防総省が近い将来、露と中両国との激しい衝突に備えていることを示している。
ウ…はバ…トの崩壊と失敗に終わった反撃の後、露と戦うための力と兵力を使い果たしたようである。
この進展は、N…の露への直接関与が遠くないことを意味している。 言い換えれば、欧米の露に対する「代理戦争」段階は終わりに近づいている。

これは、世界が間もなく世界戦争に巻き込まれ、戦争が核戦争に発展する可能性が高いことを意味する。
露は世界で最も先進的な核ICBMと核を搭載した極超音速ミサイルを保有しているので、N…が参戦すれば、露の目には米の全都市が「合法的な」核標的となる。

執り成しのお願い

一年四箇月に亘る露ウ戦争によって多くの人命が奪われ、5月半ばには、劣化ウラン弾を含むウの弾薬庫が破壊されたため、界隈の放射線汚染の可能性が危ぶまれています。無人ロボットの作業車が事後処理、後始末にあたっている事実は、大地、大気汚染を裏づけています。

フィリピン、日本をはじめ、アジア、アフリカ諸国がこのいわれなき戦争に巻き込まれることが決してないように、神のご介入によって、速やかな停戦へと導かれますよう、お祈りください。

メアリー・ジェインの手紙 : 2023年6月11日

パンパンガにて

6月11日

フルダミニストリーの皆さま

私がパンパンガに来てから、もう4日経ちました。
ワイヤを8巻購入しました。192kgもあります。これらのワイヤや肥料、ドラム缶などを運ぶために、トラックを借りました。

台風の雨のおかげで、ゴーヤは急速に生長しています。今週はゴーヤを支える棚にタイヤワイヤ、ワラなどを取りつけます。その様子のビデオをまたお送りします。そして、彼らの労賃も支援するつもりです。

ゴーヤの今の生育状況です。ゴーヤを支えるためにタイヤワイアで竹の支柱に縛りつける必要があります。この様子のビデオも、もう直ぐ送ります。

ここパンパンガに滞在中、もっと標高の高い地域に住むアエタ部族共同体(マイケルのグループ)を訪問して子どもたちにお菓子を持って行きました。お年寄りと子どもたちは私を見て大変喜び、次回訪問のときは、咳と熱に効く薬も欲しいとの依頼を受けました。
  

  
  

私はまた、ゴーヤ栽培に対して嫌がらせをした人たちに会い、私たちの「兄弟たち」がみなともに働くことができるということは私たち皆の喜びである、ということを彼らに話しました。彼らはもう二度と妨害しないことに同意し、
私は彼らのためにお祈りをしました。

最後に、私の左側の肩、腕、手の痛みについてですが、昨日、整体に行き診てもらったところ、医師は、私が左腕で背中を触ることができないのを見て、いわゆる「五十肩」と診断。さらに、ひどい脊柱側症(背骨が曲がっている)のため、背骨の位置を整える必要があるとのことで、農作業、手で洗濯をするなど、手を使う重労働は止めるようにと指示されました。

私の日常の作業は、一週間分の手洗い洗濯、犬のシャワー、モッブを使っての床掃除、バケツで水を運ぶなどです。私は、「五十肩」を治すため、そして「背骨の矯正」のために、つごう十一回の治療を受けることにしました。

皆さま方のお祈り、金融支援に対し改めてお礼を申し上げます。また「薬草ハーブ栽培の手引き」をお送り下さりありがとうございました。

前回、ご報告した、明日のセミナーについてですが、水曜日にかけての台風接近のため、中止になり、私は家でゆっくり過ごすつもりです。またご連絡します。

多くの愛を込めて   メアリー  ジェイン

メアリー・ジェインの手紙 : 2023年5月29日、31日、6月1日

ゴーヤ農園ノウハウ

2023年5月29日

フルダミニストリーの皆さま

先週の金曜日(5月26日)、私は、パンパンガ州ナブクロドにいくことができませんでしたが、明日(30日)は行こうと思っています。

ゴーヤの栽培について、先回お送りした写真で、ゴーヤのツルが伝う棚に、タイヤワイヤとビニールロープを縛り付けたゴーヤ農園がどんな風に見えるのかがお分かりいただけたと思います。そのゴーヤの種は今月の15〜20日にかけて蒔かれたのですが、現在はこんな具合になっています(写真をご覧ください)。


ゴーヤの生長過程で、つまり、今週、最初の肥料が必要になります。そこで、私は明日、パンパンガに行って、10袋の肥料と12名の農民が食べる米を買う予定です。彼らはゴーヤのツルを伝わせる棚の資材となる竹を山に入って伐採・採取するために、食べ物を必要とします。下の写真は山での竹の伐採・採取の様子です。
 

彼らは、山の中のあちこちを回り、棚の材料となる多くの適切な竹を探さねばならず、体力が必要となるので食事は重要です。
採取した竹でこのように棚を作っていきます。

そのあと、各々の竹にアルミのワイヤとビニールロープを縛りつけます。
ゴーヤ農園はこのように実に体力のかかる骨の折れる仕事ですが、これこそがパンパンガに住むアエタ部族農民の得意とする農業なのです。

今私は肥料、彼らの食事、ビニールロープを購入すべく、皆さまからの金銭支援を待っているところです。先週、私はすでに食料として、サツマイモ、コーン、少量の米を彼らに与えています。

私たちがこの農園から収穫した物は、すべてナブクロドのアエタ部族の物となり、私たちがこの農園から得た利益は彼らの賃金となります。そしてサツマイモとコーンを収穫後、私たちは7月までに米の苗を植えようと思っています。

現在のところ、アエタ部族には毎日支払われる賃金はありません。ですから私は、彼らがゴーヤの栽培に携わっている今、彼らが毎日、賃金を得られるにはどうしたらよいかを考えなければなりません。

集会の催しに講師として招かれました!

ところで私は次の催しに参加の招待を受けました。

ある牧者から、6月12日の集会の催しで、私に彼の教会の会衆に土地の開墾から野菜の植え付けまで、どのように行うのかを教えて欲しいとの要請がありました。その催しでは、世界的規模の飢饉が将来、起こることについてもトピックとして取り上げられます。

その牧者は私に、「彼の教会には大きな庭があり、信者の食料として、何か野菜を栽培したい」と言ったのです。どうか、この催しのためにお祈りください。
多くのキリスト教会やミニストリーの団体は飢饉に対しての備えができていませんし、いかに自分たちの食料を自分自身で生産するかを知りません。                                                      

私は無料で会衆に教えますが、どのようにして農業を行うのかについてのパンフレットも無料で作成するつもりです。
同時に、『週末に起きる出来事を解き明かす』という図表も添付して、会衆に手渡したいと思っています。このことについて主の導きがありますように祈ります。

☞チラシ「世の終わりの出来事を解読する!」をご覧ください。

皆さまのお祈り、金銭的支援にあらためて心から感謝を申し上げます。
多くの愛を込めて   メアリー  ジェイン

5月31日

フルダミニストリーの皆さま

おはようございます。
皆さまの金銭的援助をありがとうございます。
昨日、ゴーヤ栽培のために必要な肥料を10袋、それに6袋の米と、主食に添える副食を何か、買えるようにと、一人当たり500ペソを、彼らに届けたところ、彼らは大変な喜びようでした。お送りした写真などでその様子をご覧ください。

農民各自は何を受け取ったのかを記録し、また、簡単なお金の出入りを収支表につけています。私たちは、彼らがどれだけ利益を上げ、いくらを貯蓄に回せるかなどが分かる簡単な会計知識について近々、指導しようと思っています。
  
 

多くの愛を込めて   メアリー  ジェイン

6 月1日

フルダミニストリーの皆さま
ここに何本かのビデオがあります。ご覧くだされば嬉しいです。
ゴーヤ農園スタート!
農民たちと祈りをささげました!
楽しい食事、バナナの皮が大皿です!

この週末、私はゴーヤ栽培のために必要なワイヤとビニールロープを買いに行くつもりです。金融支援をいただき、再度、お礼を申し上げます。
また、ゴーヤ栽培を妨害しようとする他のアエタ部族の人々に会って話をしようと思ったのですが、彼らはナブクロドの他の地域の畑に出かけていたので、今回はできませんでした。来週、再び彼らに会って話し合いたいと思います。

農民たちは喜んで米を分けています〔短いビデオです〕
 

 多くの愛を込めて   メアリー  ジェイン













メアリー・ジェインの手紙 : 2023年5月26日

ゴーヤの生長が始まりました!

2023年5月26日

フルダミニストリーの皆さま

おはようございます。
今週は、パンパンガ州に行っていました。

滞在の様子をビデオに撮ったのでe-mailに添付しようと試みましたが、容量が大きすぎて送れず、写真をお送りすることにしました。以下はその写真です。



アエタ部族の農民が植えたゴーヤは生長しています。
この後、彼らはまず、格子状の棚を設置し、次に(下の写真のように)ゴーヤの茎がタイヤワイヤとビニールロープを伝って上に伸びていけるようにします。

この夏の計画

ゴーヤを育てる十二人のアエタ部族の農民は、20袋の肥料を必要とし、最初の10回の収穫に使用します。もしこの5月末までに伝道支援資金を送金いただけるなら、一人当たり20巻のタイヤワイヤ(全部で240巻)、20袋の肥料、120巻のビニールロープが買えます。

そして学校の夏休みが7月の第2週から始まり8月の第3週に終わりますので、その間を利用して夏季休暇聖書クラスを開きたいと思っています。

私は、十二人の農民に、ゴーヤの収穫で得た今年の収益の一部を貯めて、来年の種を買う資金とするようにと話しました。私たちは、また、タイヤワイヤ、ビニールロープ、収穫したゴーヤを保管できる小屋を建てるつもりです。

致死率の高い新たなコロナ蔓延の予測

ところで、WHOが来年、今までとは違った別の、より強い新型コロナの蔓延とそれに伴うロックダウンを予測しているとのニュースを聞きました。

もし、そうなら、私たちは、この多くの死者をもたらす新型コロナの蔓延に対して、神さまのご介入を祈らなければなりません。主が皆さまをあらゆる危害から守られますようにお祈りいたします。神さまは今日も私たちを守ってくださる強力な盾です。

ゴーヤ農園開設を妬む人たちや魔女との闘いの武器は祈り

夕方になるといつも、私の左肩から腕にかけて、また時には左足まで痛みが走ります。この症状は今年の4月末以降、ずっと続いています。

このことについて、パンパンガのアエタ部族の人々は、彼らの部族の中に何人かの魔女がいて、私たちが主への賛美をすることに嫉妬して、私たちを攻撃しているのではないかと言っています。実際に、幾人かのアエタ部族の人たちが、リーダーの一人であるドングに対して、ゴーヤ農園の開設を妬んで、暴力を振るった事件が起きました。私はまた来週、パンパンガに行って、その暴力を振るった人たちに会って事情を聞き、話し合ってこようと思います。

皆さまのお祈り、そして金融支援をいただいていることに再度、感謝を申し上げます。
多くの愛を込めて   
メアリー  ジェイン

第332号  黙示録20:7-10

キリストの千年支配の御国

イザヤの預言した「地上に成るメシアの御国」、そこでのキリスト者の特定な役割は…

しかし、千年が終わると、サタンはその牢から解き放たれ、地の四方にいる諸国の民を、すなわちゴグとマゴグを惑わすために出て行き、戦いのために彼らを召集する。彼らの数は海の砂のようである。彼らは地の広いところに上って行き、聖徒たちの陣営と、愛された都を包囲した。すると天から火が下って来て、彼らを焼き尽くした。彼らを惑わした悪魔は火と硫黄の池に投げ込まれた。そこには、獣も偽預言者もいる。彼らは昼も夜も、世々限りなく苦しみを受ける。   黙示録20:7-10
私がまた、夜の幻を見ていると、見よ、人の子のような方が天の雲とともに来られた。その方は、『年を経た方』のもとに進み、その前に導かれた。この方に、主権と栄誉と国が与えられ、諸民族、諸国民、諸言語の者たちはみな、この方に仕えることになった。その主権は永遠の主権で、過ぎ去ることがなく、その国は滅びることがない。……いと高き方の聖徒たちのためにさばきが行われ、聖徒たちが国を受け継ぐ時期が来た。                    ダニエル書7:13-22

千年支配の御国が描写されている黙示録20章1-10節の段落での意外性は、最後に悪魔が地下牢から解放され、地の民を惑わすという奇想天外な展開です。これは、黙示録が人の想像ではなく、神の霊感によって書かれた書であることを裏づけています。
最初の人類の神への反逆以降、長い人類史が許されてきたのは、神の悪魔退治の御目的のためでした。神の御旨は最初から最後まで一貫しており、創世記で始まった神の大家族構想は黙示録で完成し、最後に神の御旨に反逆した御使いから人まで、すべてが取り除かれます。

悪魔の神への最後の挑戦、「ゴグとマゴグ」を惑わし、「地の四方にいる諸国の民」を召集して起こす戦いは神ご自身による天からの火で瞬時に裁かれ、反逆で汚れた現存の天地は一掃され、新創造の天地に、聖められた神の大家族が永久に住むことになるのです。ともに一人の神によって造られた人と地は、贖いの過程にも類似が見られ、両者とも霊的な新生が物理的な新生に先行します。
具体的に言えば、人の救いは、人がまだ古い肉の身体でこの世に生きているときに、信仰告白によって起こります。まず霊的な新生が起こった後、キリストの再臨によってすべての信徒に甦りの身体が与えられ、身体の新生、すなわち、物理的な新生が起こるのです。
同じように、神に反逆する霊的存在、生き物がすべて取り除かれた後、汚れた古い天地は聖い新しい天地に変えられ、このように、千年期の終わりは現存の天地の新生を画することになります。

神はなぜ、このような奇想天外な展開と悪魔の劇的な終焉をもくろまれたのでしょうか。
いろいろな要因や解釈がある中で、
①「究極的に善が悪に勝つ」との聖書の主張を人が確証するためと、
②ちまたで信じられている「環境が人の心を変える」との仮説が正しくないことを実際に体験することで、人の内に住み着いた恐ろしい罪、―その根源は悪魔― が暴露されるための二点が、挙げられるのではないかと思います。
千年期支配は、民の人気投票による民主主義ではなく、愛と憐みの神の君主制です。千年期には、勝利を得た信徒とキリストが「鉄の杖」を用いて民を支配することが預言されていますが、鉄の杖は残酷な独裁者の象徴ではなく、不義な者に対する義なる統制を示唆しているように思います。

千年期に義なる方による、公明正大な支配が恩恵、寛大な福祉をもたらしても、罪から完全に解放された新創造の甦りの身体ではなく、罪が住む旧創造の肉の身体で生きる限り、人の内部には、満足できず、自治を望む反逆心、自我が依然として存続するのです。そのような罪の性質は悪魔の一声で覚醒され、悪魔は苦もなく、世界中からの反逆軍を集めることになります。しかし、悪魔が騙すことのできる人々は、悪魔が提供できるすべて、すなわち、神への反逆、反キリスト、無秩序を望む人たちだけなのです。
神の支配、天の御国を受け入れるか、拒むかで全人類が永久に分離されなければならない、その必然性が至福の千年期の最後に明確になります。神が究極的に備えておられる新しい天地に着地する新しい都エルサレムは、被造物に対する神の御旨に喜びと感謝の心で応え、自ら入国を待ち望んだ人たちだけが棲息するところなのです。

黙示録20章は、聖書の中で千年期について明確に語っている唯一のくだりで、他に明確な声明はありません。ただ、黙示録には数箇所、千年期に関する間接的な言及は記されています。それらの箇所はみな、「贖われた者は地を治めることになる」というように預言的に約束されたことの成就が20章である、という形で千年期に言及しています。

パウロの書簡の中にも、ヒントがあります。パウロは信徒が信徒間の争いをこの世の法廷で訴え合っていることに対し
聖徒たちが世界をさばくようになることを、あなたがたは知らないのですか。世界があなたがたによってさばかれるのに、あなたがたには、ごく小さな事件さえもさばく力がないのですか(コリント第一6:2)
と非難しました。
パウロがここで言及した裁きは、全人類の最後の審判のことでないことは明らかです。最後の裁きはキリストの御手にのみ委ねられているからです。信徒が民を支配し、裁きを執行する責任を担う時代は、千年期だけです。ここでパウロが、信徒の未来の役割をだれもが聞き知っている当然のこととして語っていることは着目するに値します。

また、パウロは真実の言葉として、
耐え忍んでいるなら、キリストとともに王となる(テモテ第二2:12)
とも約束しました。初代教会の信徒はキリストご自身が通った道、すなわち、栄光に至る苦しみ、冠を授与される前に十字架の道を歩むことを当然のこととして教えられ、励まされていたのです。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   

ヘブル語(旧約)聖書には、神ご自身の支配下で、地が未曽有の平和と繁栄の時代に変えられるという多くの約束が記されています。全地が本来の状態に復興されるというビジョンは、イザヤをはじめ、預言者たちの間に広く行き渡っていました。
しかし、へブル人の間では、その御国が神ご自身に起因するものなのか、あるいは人(救い主)に起因するものなのか、また、現存の古い地に起こることなのか、あるいは新創造の新しい地に起こることなのかが曖昧でした。ヘブル語聖書だけの情報では決めかねたのです。そこで、
見よ、わたしは新しい天と新しい地を創造する。先のことは思い出されず、心に上ることもない(65:17)
とのイザヤの預言は、新約聖書が書かれるまでに流布していた聖書外典やユダヤ教の擬似文書などを通して、新しい地が創造される前の古い地上、すなわち、現存の地に、四十年から千年にも及ぶ救い主の時代がもたらされると解釈され、その期待がユダヤ人の間で広まったのでした。この期待は、黙示録20章に概略が記されているメシアの御国に著しく相似しているのです。

イザヤ書以外に、神の民がこの世を支配する時代が訪れることを強調的に預言しているのは、ダニエル書です。中でも、冒頭に引用した7章13-22節は、神の民が地を治める未来を極めて明確に記しています。キリストご自身、この段落を引用され、最後の夜、ご自分を不当に裁判にかけた大祭司を前に、
あなたがたは、人の子が力ある方の右の座につき、そして天の雲とともに来るのを見ることになります(マルコ14:62)
と、ご自分の再臨を予告されたのでした。

この7章13節から始まる段落には、「人の子」は来臨後、「聖徒たち」とともに、諸民族、諸国民を治めるとの声明が三度、繰り返されています。「いと高き方の聖徒たちが国を受け継ぎ」、「いと高き方の聖徒たちのためにさばきが行われ、聖徒たちが国を受け継ぐ時期が来た」、そして、27節の「国と、主権と、天下の国々の権威は、いと高き方の聖徒である民に与えられる」の三箇所です。
このくだりで言及されている国々は、17節で「地から起こる」と明記されているので、この「人の子」が受け継ぎ、聖徒たちが治める国が地上にあることは間違いなく、このダニエル書の預言は、まさに、黙示録のキリストによる千年期の描写に一致するのです。

聖書には、実際の時の流れを凝縮して、よく似た出来事を一つのことであるかのように描写している箇所が少なからずあります。その一つは先に引用したイザヤ書65:17-25で、新しい天地での永遠と古い地での千年期が一つのビジョンとして描写されています。これは異なった未来の出来事を一つのビジョンとして時の隔たりを短縮して告げる聖書の預言に特有な特徴で、キリストもこの特徴をたとえに用いられました。

Yさんの証し その46

Yさんの折に触れての所感、あれこれ…

2023年5月27日(土)

「ヨシェルの会」の録音削除に関連して…

キャンセル・カルチャー Cancel Culture〔昨今の排斥形態の一つ〕という言葉が頻繁に聞かれるようになりました。2022年年末のBBC the Reith Lecturesでは、ナイジェリア出身の作家 Chimamanda Ngozi Adichie さんが毅然とした態度で、且つ、ユーモアのある精神を交えて、近年のCancel Cultureが言論の自由を蝕む現状に懸念を示されました。


私の職場では昼休みの聖書勉強会が許されていますが、上司の米国の知人の勤め先では「周囲の同僚の気分を害する可能性がある」という理由で、職場での聖書勉強会が許可されていないと聞かされました。
公の場で福音を宣べ伝えることだけでなく、祈ること・学ぶことまでもが禁じられる時代が確実に近づいているのを感じ、聖書を自由に学べる今の時間を有意義に活用したいと、あらためて気を引き締めました。

エリザベス女王陛下の崩御

国王・君主の祈りはいつの時代も特別な意味を持っているように思います。仰る通り、Elizabeth II 女王陛下の崩御後、女王陛下の国民・国家・連邦各国・世界平和への祈りが如何に重要であったかを思い知らされました。
大切な防壁が一つ取り除かれてしまったかのような喪失感と危機感を覚えたのは決して気のせいではなかったと思い返して居ります。

教会の相次ぐ閉鎖

先日上司が近年の教会の相次ぐ閉鎖と若年層受け重視の礼拝形式の変更について懸念を示されました。

サイト:何百もの教会閉鎖Hundreds of churches will have to close(BBC)

様々な教会で、若年層受けを重視した結果、教会礼拝がカラオケ・ディスコKaraoke Disco状態になり、中高年者層が静かに祈る場所がなくなってしまったという不安・相談もあるようです。伝統的な讃美歌・現代的な讃美歌どちらも主を讃える歌ですが、教会での礼拝(対話・関係構築)の方法は個人差を尊重できるように願っています。

若年層誘致を優先するあまり、祈祷書・聖餐式等、伝統的礼拝に心の安らぎ・拠り所を求める方々が「教会難民」にならないよう祈って止みません。

聖書の学び

『黙示録』の更なる理解のために「ヨシェルの会」の録音とあわせて『一人で学べるゼカリヤ書』を再度読み込んで居ります。七枝の黄金燭台Golden Lampstands〔出エジプト記25:31-40、ゼカリヤ書3-4章ほか〕に思いを巡らせていたところ、昨日、職場の土産店Gift Shopで中世1300年代の某書の表紙が目に留まりました。

提供元:Biblioteca Nacional Lisbon Cervera Bible 
    預言者ゼカリヤの七枝の燭台「メノラ」のビジョンを表現(c1300)
Courtesy:Biblioteca Nacional Lisbon Cervera Bible 
  Representation of the prophet Zachariah's vision of a menorah(c1300)


…『権力によらず、能力によらず、わたしの霊によって』と万軍の主は言われる…『恵みあれ。これに恵みあれ』と叫び声があがる…これら七つは、全地を行き巡る(שוט)の目である…これら〔燭台の左右にある二本のオリーブの木〕は、全地の主のそばに立つ、二人の油注がれた者だ。』(ゼカリヤ書4:6、:7、:10、:14 強調付加)
…Not by might, nor by power but by my SpiritGrace, Grace to it!…These seven are the eyes of the LORD, which range through (שוט) the whole earth…These(two olive trees on the right and the left of the lampstand) are the two anointed who stand by the Lord of the whole earth. (Zec.4:6、:7、:10、:14 Emphasis added).
出エジプト記25:31のGolden LampstandのアーモンドAlmond(ヘブライ語ではשקד)型の 鉢cups に私達を見守りくださる(שקד=watch over, be vigilant)主の御目を思い起こし(エレミヤ書1:11-12、ゼカリヤ書4:10)、 患難の時代を生きる希望として参りたいと思います。

皆様がご自愛の上、主に在って増々力強く福音を述べ伝えて行かれますように。
主イエスキリストの御守りと祝福が豊かに注がれますように。

Y拝


2023年3月23日

ロシア書籍係員の退官

年末に16歳から52年間、私の職場に勤務したロシア書籍処理係の同僚が退官し、後任が来るまで班内で仕事を手分けしている状態が続きました。2月には息子の家庭教育児旅行Home Education Tripとして、英国北部ヨークYorkに滞在し、「バイキングViking〔八~十世紀に欧州北部と西部の沿岸を略奪した北欧人〕」や、「ばら戦争〔百年戦争終結後に発生し、1455-1485年まで続いたた英国中世封建諸侯による内乱〕」の歴史を学びました。

訃報…生活難…

3月には悲しい知らせが入りました。
2015年に交通事故により35歳で亡くなった友人の神学校の教友で、司祭だった方が44歳の若さで自ら命を絶たれました。理由は分かりません。
宇露戦争により引き起こされたエネルギー費・物価高騰・生活難で教会に助けを求める人が急増しています。教会関係者や司祭の家族にのしかかる精神的負担も無視できない水準になっています。
☞参照聖句:出エジプト記18:13-23のモーセの義父、祭司イテロの忠告と、民数記11:10-17のモーセの重荷を分担するために神が任命された「七十人の長老」

主が健全で持続可能な教会支援の糧と方法を一人一人に授けてくださるよう祈るばかりです。

主の憐みは決して尽きない…

昨日の職場の聖書勉強会で哀歌 3:21-27が引用されました。
讃美歌「主のまことはくしきかな」Hymn‘Great is thy faithfulness 等でもよく知られる箇所ですが、
主の憐みは決して尽きない、それは朝ごとに新しい、あなたの真実は大いなるかな His mercies never come to an end; they are new every morning: great is thy faithfulness. (哀歌3:22-:23)
に、ふと、マタイ9:14-17、マルコ2:18-22、ルカ5:33—39の「古い革袋の新しいぶどう酒New Wine into Old Wineskins」の箇所を思い出しました。

主がパリサイ人に向けられた喩話ですが、自分自身にも向けられているように感じました。主の憐れみが朝ごとに新たにされるのとともに、自身も(主の新たな憐れみをお受けするために)、日々悔い改め生まれ変わる必要があることを痛感して居ります。

Y拝

メアリー・ジェインの手紙 : 2023年5月14日、15日

ゴーヤの種を喜ぶアエタ部族の農民

5月14日

フルダミニストリーの皆さま、おはようございます。

どうか主イエスキリストが皆さまを用いて、引き続き日本の方々に福音が力強く宣べ伝えられますようにお祈りいたします。イエスは日本においても主であらせられます。

ここフィリピンは、もうこの数日間、雨が降り続いています。

私はパンパンガ州ナブクロドに住むアエタ部族(ヨセフ共同体)のゴーヤ農園について祈ってきました。

私は、昨年の10月に送金いただいた伝道支援金を使って、ゴーヤの種を彼らに買いました。私が、彼らにそれを持って行ったところ、アエタ部族の首長であるドンは、これで彼の子どもたちを学校に行かせることができ、彼らの夢を叶えることもできると、喜びで涙を流さんばかりに私に話しました。

私はゴーヤの種のほかカラバサ(かぼちゃ)とパパイアの種なども買って彼らに持って行きました。


上の写真は、先日ご連絡したアエタ部族十二人の農民の代表の六人で、彼らは山から下りてきて、平地の農園を借りてゴーヤなどを栽培します。

かさねがさね皆さまの金融支援に対し、お礼を申し上げます。

エルニーニョ現象が起き、フィリピンでも天候異変が予想されるとのニュースが流れていますが、私たちには、神からの憐れみがあるとの信仰があります。

多くの愛を込めて メアリー ジェイン


ゴーヤの種蒔きを始めます!

5月15日

フルダミニストリーの皆さま

今日は、バスでパンパンガ州に戻り、Ampalaya(ゴーヤ)の種まきを始めました。アエタ部族の農民たちが、どのように農園を立ち上げていくかのビデオを撮りましたので後ほどご覧いただけます。

私は農作業をするとき、いつも神さまに助けを求めます。そして神さまは私に長い忍耐を持つことを教えられます。農業は実に厳しく困難な仕事です。

5月の最初の一週間、私は身体のあちこちの関節痛と腰痛で悩まされ、病人のような状態でした。しかし神さまはほむべきかな、今私の腰、関節の痛みは、はるかに軽減され(ビデオでご覧になれると思いますが)、神さまから大きな励ましを受けました。

米国銀行の破綻、BRICS共通通貨への移行

話は変わりますが、米国のキリスト者の友人から「米国の銀行が破綻している。中国とロシアは共同して、米ドルより強い通貨を作ろうとしている」ということを聞きました。私たちは、この状況を注視し、いかに最悪のシナリオから私たちが守られていくかを祈っていかなければならないと思います。

多くの愛を込めて   

メアリー  ジェイン

あとがき:

米国の銀行システム、現金引き出しの凍結を検討

✫過去三箇月間に、米国のシリコンバレー銀行、シグネチャー銀行に次ぎ、ファーストリパブリック銀行が崩壊、「銀行システムは安全で健全」と米政権は主張、他方で、銀行の暴走を止めるため、現金引き出しの制限を検討

その他の関連ニュース

BRICS加盟国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南ア)は、8月のヨハネスブルグでの第15回BRICSサミットで、脱ドル化、共通通貨について話し合う予定

☆第二次世界大戦の終結以降、米ドルは世界の支配的通貨となり、国際取引の80%は米ドルで決済され、世界中の中央銀行の外貨準備高の三分の二近くが米ドル建てでした。

しかし、一年前のロシアの特別軍事作戦後、ロシアに課された経済、金融制裁、―ロシアの金融機関の締め出し、外貨準備資産の凍結、石油、天然資源の凍結等々― に対し、多くの国が疑問を投げかけ、ロシアに起こることは自国にも起こる可能性を危惧するようになりました。

ケニアの経済学者サチュ氏によれば、この感情がBRICS共通通貨のアイデアに発展したとのことです。ロシアは米国のシステム外で、別の国際取引決済法の模索を余儀なくされたのです。

今後、新たな共通通貨の確立には時間がかかると思われるので、当分の間のより可能性の高い見通しは、個々の国がそれぞれの現地通貨を用いて、より多くの二国間貿易を行うことのようです。このことは、すでに幾つかの国々がオイルマネー(米ドル)使用を止めて、現地通貨で決済を始めているとのことで、脱ドル化は進んでいるようです。

☞その他のニュース:

BRICS新開発銀行は、米ドルを捨て、現地通貨建ての融資に移行

関連ニュース1 *ニュース2


メアリー・ジェインの手紙 : 2023年4月25日、30日

五年ぶりに夏季休暇聖書学校を再開予定です

4月25日

フルダミニストリーの皆さま

おはようございます。この日曜日にはナイ ユアニタの葬儀があるのでスービックのウェアに戻るつもりです。

私たちが以前、VBS(夏季休暇聖書学校)聖書クラスで教えた子どもたちに会いました。彼らは今や十代後半の若者になり、アエタ部族の社会で、一翼を担っています。

ザンバレス州とパンパンガ州に住むアエタ部族の子どもたちを対象とした私たちのVBSは新型コロナ蔓延により、2018年で中止になりました。それ以来、どの牧者もそこでの聖書クラスを再開していないので、まだ新型コロナは収束していませんが、私は来月(5月)から聖書クラスを再び始めようと考えています。

次の事について皆さまのお祈りに覚えてくだされば嬉しいです。

➀私と一緒に聖書クラスで教えることができる教師たちが集められること

➁聖書クラスを開く場所が与えられること(2018年は木々の下で行いました)

➂教師たちへの謝礼、子どもたちに聖書の資料、食事を提供すること

現在考えているスケジュールは、5月の末近くになると雨季に入るので、5月の第二週か三週に開催することです。どうかお祈りください。

多くの愛を込めて

メアリー ジェイン

ナイ ユアニタは今、数年前に亡くなった夫とともにパラダイスで生きています!

4月30日

フルダミニストリーの皆さま

私はザンバレス州ウェアで行われたナイ ユアニタの葬儀から帰ったところです。

ご覧ください。彼女の孫たちは皆大きくなりました。

ここへは私の母と一緒に来ました。年をとった母は山道をやっとの思いで登りました。東京の牧者と彼のFENチームと一緒に当地に来たときは 同じように大変でした。

これはカワグの山中にあるアエタ部族の共同墓地で、急な坂を登ったところにあります。ですから私は母を山の麓(ふもと)においてきました。

ナイ ユアニタが、数年前に亡くなった夫と同じ場所に葬られたことは大きな祝福でした。彼らは私にとって両親のような存在でした。しかし葬儀に参列した若い世代の人たちが、このような家族の集まりや触れ合いよりも、インターネットやブログなどに興味を持っていることはとても悲しいことです。

これはナイ ユアニタと彼女の夫との懐かしい写真です。

彼らはウェアに住むアエタ部族の中で、重要な役割を占めたキリスト者でした。彼らの子どもたちが

両親がいなくなっても、主とともに歩むキリスト者となるように願っています。

   

多くの愛を込めて    

メアリー ジェイン


第331号  黙示録20:1-10

千年支配のキリストの御国への入国直前の背教、迫害への備え


背教、迫害に直面していた初代教会時代のキリスト者に、先に待ち構えているもっと困難な時期に備えるため、実践的な目的で書かれた『黙示録』の通読、熟読は、終末末期に生きている私たちにとっても必読書…

また私は、御使いが底知れぬ所の鍵と大きな鎖を手にして、天から下って来るのを見た。彼は、竜、すなわち、悪魔でありサタンである古い蛇を捕らえて、これを千年の間縛り、千年が終わるまで、これ以上、諸国の民を惑わすことのないように、底知れぬ所に投げ込んで鍵をかけ、その上に封印をした。その後、竜はしばらくの間、解き放たれることになる。

また私は多くの座を見た。それらの上に座っている者たちがいて、彼らにはさばきを行う権威が与えられた。また私は、イエスの証しと神のことばのゆえに首をはねられた人々のたましいを見た。彼らは獣もその像も拝まず、額にも手にも獣の刻印を受けていなかった。彼らは生き返って、キリストとともに千年の間、王として治めた。残りの死者は、千年が終わるまでは生き返らなかった。これが第一の復活である。この第一の復活にあずかる者は幸いな者、聖なる者である。この人々に対して、第二の死は何の力も持っていない。彼らは神とキリストの祭司となり、キリストとともに千年の間、王として治める。

しかし、千年が終わると、サタンはその牢から解き放たれ、地の四方にいる諸国の民を、すなわちゴグとマゴグを惑わすために出て行き、戦いのために彼らを召集する。彼らの数は海の砂のようである。彼らは地の広いところに上って行き、聖徒たちの陣営と、愛された都を包囲した。すると天から火が下って来て、彼らを焼き尽くした。彼らを惑わした悪魔は火と硫黄の池に投げ込まれた。そこには、獣も偽預言者もいる。彼らは昼も夜も、世々限りなく苦しみを受ける。    黙示録20:1-10


キリスト者のためにキリスト者によって書かれた『ヨハネの黙示録』は、御使いを通して聴覚と視覚への映像で示されたキリストの啓示を筆写したもので、初代教会時代、小アジアの諸教会に回覧書簡の形で伝えられました。著者ヨハネ自身が書くことを意図したのではなく、未知の出来事の、想像することさえ不可能なことを見、聞いたまま叙述することが命じられたので、必然的に「絵ことば」が用いられたのでした。

象徴の使用は、物事を隠すためではなく、むしろ、明確、明瞭にするために意図されたのです。聖書の預言、諸書、書簡はどれも朗読されることが意図されていることから、しかも、黙示録には

朗読する者…聞いて、そこに書かれていることを守る者たちは、幸いである(1:3)

と明記されていることから、目と耳と口を通して御言葉を通読することは、実践者に最深の意義と最大の感化をもたらすに違いありません。


黙示録は、背教、迫害に直面していた当時のキリスト者に、またその先に待ち構えているもっと困難な時期の備えのために、実践的な目的で書かれました。もっと厳しく言えば、信徒が殉死に至るような状態に追いやられたとしても、信仰のゆえの苦しみを「耐え抜く」ように、また、すべての敵の圧政に屈することなく、自らの名を「いのちの書」に留めるように、と信徒を励ますことに向けられたのでした。ですから、この書の理解を試みるとき、「ここに記されていることが、迫害のさ中にある信徒にどのように役立つのだろうか」と、自問しながら読み進み、自分自身の備えを固めていく必要があるのではないかと思います。

二十二章で構成されている黙示録は、(1)最初の三章は「今、正されなければならない諸事」(2)4-18章は「より良くなる前にますます悪くなる諸事」(3)最後の四章は「最悪の後、はるかに良くなる諸事」、のように分けることができ、(3)で劇的変化をもたらすのは、キリストの再臨です。

ヨハネの時代、遠未来の出来事であった(3)は、終末末期に生きる私たちにとっては、すぐにも直接関わることになると思われる出来事です。黙示録20章は、再臨後のキリストによる千年支配の時代を描写していますが、(3)の中でも、最悪の後、メシアによってこの世が劇的に変えられるという朗報の部分です。


20章には「千年」という言葉が六回も用いられていることから、しかもそのうちの二つには「その千年」―邦訳では定かではない― と定冠詞が付けられていることから、これは象徴ではなく、長い実際の期間を表し、それ自体が重要性を画する新時代であることを明確にしています。

黙示録では、大艱難期を「一時と二時と半時の間」、「千二百六十日の間」、「四十二か月の間」、すなわち三年半と明記していますから、これら信徒の極度な苦しみの期間を、それに続く「千年間のキリストの支配の期間」と比べれば、この書が信徒を励ますために書かれたという目的にかなうことが分かります。信徒は、先に備えられている栄光に目を留めて、今を耐えることができるのです。パウロは、このことを

今の時の苦難は、やがて私たちに啓示される栄光に比べれば、取るに足りないと私は考えます(ローマ人8:18)

と語りました。


冒頭に引用した20章1-10節の段落で、キリストの支配の「千年」がいつ、どこで、どのように起こるのかという疑問を持たれる方が多いのではないかと思います。千年期は、白い馬に乗ったキリストが軍勢を連れて天から下って来て、獣と偽預言者を退治した後、「大きな白い御座」での裁きの出来事が起こる前に起こります。すなわち、キリストの千年支配は再臨と裁き、―全人類の最後の審判― の間に位置づけられます。

次に、キリストと信徒による支配は天か地か、どこで起こるのでしょう。黙示録では、天と地を行ったり来たりが頻繁に起こっているので混乱が起こりがちですが、通常、文脈の中で明確な場所の表示がされています。19章に記されている出来事にさかのぼると、キリストと軍勢は天から下って地で敵を打ち負かし、サタンを縛る御使いも天から下ってきて、サタンは地で捕らわれます。この後、千年支配の最後にサタンは地下牢から解放され、地で神に対する最後の戦いを挑みます。その直後、全人類の最後の審判の直前に、現存の「天と地」は消滅します。

明らかなように、上記の文脈では「地」に焦点が置かれており、出来事はすべて「地」で起こります。そうであれば、4節に記されている「多くの座」は、そのときまでにすでに地上に戻っておられるキリストとともに支配することになる信徒の地上での働きの場ということになります。黙示録の書の前半部で、

勝利を得る者、最後まで(キリスト)のわざを守る者には、諸国の民を支配する権威を与える

こと、また、キリストの血によって贖われ、神のために王国とされ祭司とされた人々は「地を治める」ことが約束されていましたが、そのことが20章以降で成就することが記されているのです。また、

この世の王国は…キリストのものと(なり)主は世々限りなく支配される(11:15)

との、最後のラッパを吹き鳴らした御使いの宣言は、人の堕落以降サタンが支配していたこの世が完全にキリストの支配下に置かれたことの宣言でした。


サタンは、この段落の最初と最後に登場するだけで、その間、長期に亘って地の民は、キリストと信徒たち(最後まで、あるいは死に至るまで主に忠誠であった)によって支配されます。この中には、ヨハネが天の祭壇の下で、早く身体が贖われるようにと叫んでいるのを見た殉教者たちもいます。彼らは、この時点までに「第一の復活」にあずかり、甦りの身体で主に仕え、地の民を支配するのです。

地の民として千年支配の御国に入るのは再臨のキリストをメシアとして受け入れ、キリスト者となったすべてのユダヤ人と、大艱難期に迫害に苦しむ信徒を生命をかけて助け、キリストから

あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、それも最も小さい者たちの一人にしたことは、わたしにしたのです(マタイ25:40)

と、その善行が認められた未信者と、その時点でまだ信仰告白の年齢に達していないすべての子どもたちです。これはキリストが「羊とやぎのたとえ」で語られた預言の成就で、たとえ獣のしるしを受けた未信者であっても、最後のキリストに対する行為によって

世界の基が据えられたときから、あなたがたのために備えられていた御国を受け継ぎなさい(マタイ25:34)

とのお言葉がいただけるのかもしれません。


しかし、千年期の最後のサタンの再度の惑わしで、至福の御国を楽しんだ住民の驚くほど多く、―「数は海の砂のよう」― は、肉に宿る罪のゆえに神に反逆し、天からの火で滅ぼされた後、「第二の復活」で不死の身体が与えられ、サタンとともに「昼も夜も、世々限りなく苦しみを受ける」ことになります。「火と硫黄の池」が絶滅の場ではないことは、そこに「獣も偽預言者も(生きて)いる」ことから明らかです。


メアリー・ジェインの手紙 : 2023年4月14日、21日

 海外移住?
「神は、一人の人からあらゆる民を造り出して、地の全面に住まわせ、それぞれに決められた時代と、住まいの境をお定めになりました」(使徒の働き17:26)

4月14日

親愛なるフルダミニストリーの皆さま

Email をいただきどうもありがとうございます。

拝読して、その九十歳の姉妹を想像しています。私が英国にいたとき、お会いしたあの老婦人バイダを思い出しました。バイダ姉は英国での私たちのフェローシップに欠かさず出席していましたね。聖書の学びを続けておられるその九十歳の姉妹…なんと素敵な方でしょう。

私たちが彼女の年齢に達したとき、だれの手も借りないで、自分の力であちこちに出かけ、行動できればいいなと願います。どうか彼女によろしくお伝えください。イエスの名において、彼女の素晴らしい献身、そして健康をお祈りいたします。


さて、先のメールで触れたカナダ移住については、私の二人の弟たちの願いであり、私のすぐ下の弟夫婦は2013年以來、移民の計画をしていて、2017年には長女をカナダに送り出し、今もなお彼女はカナダに住み続けています。弟たちは私たちにカナダに行ったらどうかと仕切りに勧めるのですが、私たちは行きません。今年はすぐ下の弟夫婦とその家族はカナダ旅行をするようですが、私には彼らが本当にカナダ移住計画をしているかどうか、よく分かりません。

私は、弟たちに「私はもう英国に住んだことがあり、英国にそのまま留まり、永住することもできた。でも私はそうしなかった。なぜなら神さまが私の祖国フィリピンに呼び戻されたから」と話しました。 私と私の娘、それに、おそらく私の母も何処にも行きません。それに私たち三人は新型コロナワクチン接種をしていないのですから… 移民は本当にしたくありません。神さまは全知全能で、この代理戦争のこともご存知です。ですから私たちはただ神さまを信頼して生きていきます。


ところで今日、私と娘は健康診断に行ってきました。娘はこの二年間、腹部に鈍痛を訴えていました。ですから私は今日、彼女に学校を休ませ、腹部エコー検査と血液検査をさせました。エコー検査の結果、大きな問題はなく尿管の炎症と胃炎の診断で、神さまに感謝します。私の検査結果は来週の月曜日に分かります。神さまはいつも私たちに良くしてくださり感謝です。

先回の貴email の最終行のニュース米大統領ジョー・バイデンは「パナマのダリエンギャップ人身売買キャンプの閉鎖を命じる」との公式声明発表を4月12日、余儀なくされた〕にアーメン、ハレルヤです。まさに私たちの神さまは全てを治めておられます。

明日はパンパンガ州に行って、アエタ部族の農民がゴーヤ野菜農園をどのように開墾したのかを見て来たいと思っています。

どうかフルダミニストリーの皆さまを主が支え、皆さまの健康と厚い信仰が保たれるますようお祈りいたします。

多くの愛をこめて   メアリー  ジェイン

先週、執り成しをお願いした老婦人は私の父の召天記念日に亡くなりました

4月21日

フルダミニストリーの皆さま

聖名を崇めます。

今日は、私の父の4回目の召天記念日で、私たちは墓地に行って来ました。

家に帰ると、アンギエリン(ナイ ユアニタの一番下の娘、 ナイ ユアニタについては前週のemail で書きました)からメールが入っていて、その内容は「今日の午後、母のナイ ユアニタは病院の集中治療室に入っていたが、亡くなった」というものでした。

私は彼女が亡くなったことを知らされ、彼女が父の召天記念日と同じ日に亡くなったことを感慨深く思いました。四年前に父が亡くなったとき、彼女は、私と一緒に悲しみをともにし、泣いてくれたアエタ部族の母親たちのうちの一人でした。そのことが蘇ってきました。

私は明日、土曜日、彼女の葬儀に参列しようと思います。

残された遺族の人々のために慰めのお祈りをしてくだされば嬉しく思います。

多くの愛をこめて  メアリー  ジェイン 


メアリー・ジェインの手紙 : 2023年4月8日、13日

米国のロシアに対するウクライナでの代理戦争の次は、中国に対するフィリピンでの代理戦争か?

4月8日

フルダミニストリーの皆さま

ご連絡をありがとうございます。確かに、米国は、フィリピンをいつも極東への玄関口として利用してきました。そして悲しいことに、第二次世界大戦後、  フィリピンの自然資源の大部分は取られてしまったのです。

中国はフィリピン海西部に陣取り、その状況は、ザンバレス州そしてスービックからも見て取れます。

もし中国が台湾を接収するようなことになれば、フィリピンと中国とは至近距離…  ですから、ドウテルテ前大統領は、中国、そしてロシアとの友好関係に努めたのだと思います。しかし、今度の新大統領は、大部分のメディアに対して沈黙を保っています。

あゝ、神さま、私たちをお助けください… 私たちの国はいつも西側諸国に攻略されています…

ほとんどのフィリピン人はそのことを知らないので、中国とは何があってもうまくいくことはないと言っています。

どうか皆さま、このことを祈りに覚えてください。

主にあって   メアリー ジェイン

米国の代理戦争についての情報

2023年4月3日、フィリピンのフェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領は、大統領通信局(PCO)の声明で、米国に対する軍事協力を拡大するために、既存の防衛協定EDCA(ワシントンとマニラ、2014年に署名)の下で米軍がアクセスできる、四つの追加基地を指定しました

そのサイトは、台湾に向かって北向きのルソン島のイサベラとカガヤン、南シナ海の係争中の南沙諸島近くのパラワンにあり、これで米軍がフィリピンで軍事施設を建設できる基地の総数は九つになります。

米国のフィリピンでの軍事拡大は明らかに中国との戦争に備え、軍事資産構築のための需要な一歩です。

マニラに本拠を置くシンクタンク統合開発研究所IDSIは、

米国は、すでに第二次世界大戦でフィリピンを拠点に行い、また、2014年から現在までウクライナで行っているように、フィリピンを利用して中国との代理戦争を戦うつもり

と警告。また、

すでに10万人以上のウクライナ人が殺され、ウクライナの安全と平和、経済、民主主義はすべて破壊された

ことを指摘。

2013年、米国務次官は「安全で繁栄した民主的なウクライナ」をもたらすためにウクライナに50億ドルを提供することに尽力したが、このお金はウクライナ東部のロシア人に対する大量虐殺攻撃に使用され、14,000人以上が殺害された。現在、米中央情報局CIA長官や国務次官は同じ使命でフィリピンに目を向けているとのIDSIの主張を、米国当局は否定。

豪州は米国から最大5隻の原子力潜水艦購入を予定しており、警戒を強めているマニラの中国大使館は、米国が北京とその近隣諸国の間にくさびを打ち込むための措置を講じていると主張し、

そのような米国の協力は地域の平和と安定を深刻に危険にさらし、フィリピンを地政学的紛争の深淵に引きずり込んでいる

と声明を発表。

関連資料

4月13日

フルダミニストリーの皆さま

私は二人の弟たちと代理戦争についての話をしています。というのも、数日前に米国はスービックの近くに海兵隊を配置したからです。多くの人々は、そのことを知りません。そして、私たちは今どうしたら良いのかを話し合いました。

私の弟たちは皆でカナダに行ったらどうだろうかと言うのですが、実行するとなると、そんなに簡単なことではないと思います。特にカナダについては…

さて、スービックのウェアに住むアエタ部族の、母親であるナナイ ユアニタのためにどうかお祈りください。そこへは、2014年、東京のFFNグループが訪問しました。彼女は今、身体があまりにも弱ってしまい、食べられない状態です。

そこで私は今週末、ウェアに行って彼らを訪ねたいと思っています。

また第二次世界大戦以降、米国が行なってきた代理戦争(第二次大戦当時は日本に対してフィリピンを拠点に)について祈っていきましょう。 

主にあって    メアリー  ジェイン


メアリー・ジェインの手紙 : 2023年4月7日

5月に始める「ゴーヤ野菜農園」

4月7日

フルダミニストリーの皆さま

いかがお過ごしでしょうか。

Email をいただきありがとうございました。先週、私のからだは節々が痛み、目もかゆく、体調が良くありませんでした。しかし今週の日曜日は気分がだいぶ良くなり、翌日の月曜日、私と私の娘エゼキエレはパンパンガ州に行って来ました。

ヨセフのグループのアエタ部族

そこでアエタ部族の十二人の農民に会いました。彼らは、私に、5月までにゴーヤ野菜農園を立ち上げるために、金銭面で支援してもらえないかと話しました。実のところ、彼らは、昨年から支援をしてほしいと言っていたのです。そこで私はまず最初に、彼らの働きぶりを六ヶ月間、観察しました。このアエタ部族の農民たちはヨセフのグループに属しています。

マイケルのグループはバランガイの役人からの支援を受けて、電気が通り、学校の近くに住んでいますが、マイケルのグループとは違って、ヨセフのグループは、バランガイ(町、村の下部行政機関)から遠く離れた場所に住んでいます。

今、彼らはゴーヤ野菜農園を5月の最初の週に始めるために土地の整備、開墾をしています。そして農園で種をまく頃は、最初の雨が降り、種子はその雨で生育します。こうして、全ての農園は、雨の恵みを受けるのです。

また、私は種子の価格について調べた上で次のことを彼らに話しました。➀種子と肥料については金銭面の支援ができる ➁土地の整備、開墾は彼らが行う ➂彼ら自身の費用でゴーヤを支える格子状のフェンスを設置する

八人のアエタ部族の農民です。幾人かはこの写真に写っていません。というのは、彼らはすでに土地の整備を終えたからです。

ゴーヤの種子

彼らが植えるゴーヤの種子は1缶に500個入っていて、価格は3,178ペソです。十二人の農民のために種子を買うとしたら、3,178×12=38,136ペソかかります。肥料(アンモフォス:窒素とりんを含む複合肥料)の価格は4,386.89ペソで、十二人の農民に買うとすれば、4,386.89×12=52,642.68ペソです。

ですから、合計金額は、種子38,136+肥料52,642.68=90,778.68ペソ(約234千円)。私はこの金額を支援することができると話しました。しかし、格子状のフェンスと土地整備費用は彼らが支払わなければなりません。

どうかこのことについてお祈りくだされば嬉しいです。

また私は彼らに、収穫の際は幾らかの資金を来年の種子と肥料のために貯めておかなければならない旨、話しました。

多くの愛をこめて  

メアリー  ジェイン

第330号  詩篇7:6-17

暴虐の寡頭政治

国家指導者が国民に嘘をつき、だまし続けてきた隠蔽工作が明るみに出、正当化され、公然とまかり通る時代… この世の視点からは絶望的。しかし… 最後通告はすべてをお見通しの唯一真の神の御口に…

主よ 御怒りをもって立ち上がり 私の敵の激しい怒りに対して ご自身を高くし 私のために目を覚ましてください。あなたはさばきを定められました。国民の群れをあなたの周りに集め その上の高いみくらにお帰りください。主は諸国の民にさばきを行われます。私の義と 私にある誠実にしたがって 主よ 私をさばいてください。どうか 悪しき者の悪が後を絶ち あなたが正しい者を堅く立てられますように。正しい神は 心の深みまで調べられます。私の盾は神にあり 神は心の直ぐな人を救われます。神は正しい審判者 日々 憤る神。立ち返らない者には 剣を研ぎ 弓を張って 狙いを定められます。 その者に向かって 死の武器を構え その矢を燃える火矢とされます。見よ その者は不法を宿し 害悪をはらみ 偽りを産んでいます。彼は穴を掘って それを深くし 自分が作った穴に落ち込みます。その害悪は自分の頭上に戻り その暴虐は自分の脳天に下ります。私は主をほめたたえます。その義にふさわしく。いと高き方 主の御名をほめ歌います。   詩篇7:6-17

イスラエルの王サウルの部族の中でもとても邪悪なベニヤミン人クシュは、報酬を当てにして隠密行動をし、偽りのうわさをまき散らし、サウル王に献身的に仕えていたダビデを苦しめた悪者でした。嘘つきのかしらクシュによって、サウルは完全に騙され、サウルの他の部下たちも異口同音に、ダビデがサウルの生命を狙っている、とあらぬ噂を吹聴したので、ダビデは逃亡、荒野での放浪生活を強いられたのでした。
だれが敵か味方か分からない四面楚歌の境遇に置かれたダビデにできたことは、人の心の奥底まですべてをご存じの神に公正な裁きを懇願することだけでした。そのときの嘆きの叫びが冒頭に引用した詩篇7篇です。

ダビデは、正しい審判者なる神を「日々、憤る神」と表現しています。これは、神の裁きのすべてが未来のある日のためにとり置かれているのではなく、この地上においても誠実に生きる者の潔白が立証されるに違いない、との確信の表現です。神は「立ち返らない者」には剣の刃であり、火矢ですが、「心の直ぐな人」には守りの盾なのです。
神の公正を告げる『応報の原則』はヘブル語聖書の至る所で立証されています。サウル王は剣でダビデの生命を狙い続けましたが、自ら、自分自身の剣に倒れたのでした。エジプト王はナイル川で、へブル人男児の虐殺を命じましたが、軍隊もろとも紅海でおぼれ、滅びたのでした。また、エステルがペルシャ帝国の王妃の時代、ユダヤ人を憎んだハマンはエステルの養育者、ユダヤ人モルデカイを掛けるための絞首台を自宅に設置しましたが、自分自身がそれに掛けられることになったのでした。

この世の裁きを逃れたとしても、すべてをお見通しの神が悪者の犯罪を見過されるはずがなく、悪者の行く末は自らの邪悪さのゆえの滅びです。嘘つきのかしらはサタンであることから、ダビデの確信の叫び、
その者は…自分が作った穴に落ち込み…その暴虐は自分の脳天に下ります
とは、まさにサタンに向けられた言葉で、人類の父祖の堕落直後、神がサタンの滅びを最初に宣言された
女の子孫(キリスト)…はおまえ(古い蛇)の頭を打(つ)
が思い起こされます。

ヘブライ語の‘ヤーウェ・エリオン’、邦訳の「いと高き方」は聖書の著者ルカが好んで用いた表現で、ルカはキリストを「いと高き神の子」、聖霊を「いと高き方の力」、弟子たちを「いと高き方の子ども」、洗礼者ヨハネを「いと高き方の預言者」、初代教会の使徒たちを「いと高き方のしもべたち」と呼んだのでした。
新約時代の信徒はみな、イエス・キリストの贖いを通して、この偉大なる神との直接の関係にあずかったことを覚えることは大切です。詩篇7篇が預言的に語っている神が悪に対して裁きを定めておられること、また、キリストが十字架上でサタンの脳天を砕いてくださったことを思い起こすなら、信徒は神の武具をつけて、サタンの支配下にあるこの世のすべての神の敵と戦っていくことができるはずだからです。

周りでいかに絶望的な出来事が起ころうと、聖書が繰り返し約束している神の公正と義の立証を信じ続けることは信徒の力の源です。ここ数年来、そのような暴虐、―国家指導者が国民に嘘をつき、騙し続けてきた隠蔽工作― が明るみに出、しかも正当化され、全世界的に公然とまかり通り始めているからです。
COVID-19大流行が四年目を迎え、現在、コロナ禍は一旦収束したかのように見えますが、今秋から冬にかけて計画されている新たな暴虐的規制が下される前のしばしの小康状態といえるかもしれません。
キリストは世の終わりが不法のはびこり、愛の冷え、惑わしに特徴づけられることを警告されました。何が事実で何が陰謀かが分からなくなっている今日はまさに惑わしの時代で、多くの人たちが国家政府、各界の指導者たちによもや騙されているとは信じないので、社会の腐敗、混乱は深まるばかりで、一部の権力者のゆえに全諸国民が犠牲になっています。この世は、神のご介入以外に打開する道がない暗闇へとまっしぐらです。

二十世紀以降に起こった有害化学物質による最悪の事故を列挙すると、1917年第一次世界大戦中、爆発物を積載したフランスの貨物船のカナダ沖でノルウェー船との激突による、二千人以上死亡、九千人負傷の産業災害、1982年、米ミズーリ州で起こったダイオキシンによる汚染で、三年後に被災地が完全に閉鎖された事故、1984年、インドで起こった殺虫剤工場からの50トン近くのガス漏れによる産業災害、1986年、ウクライナのチェルノブイリ原発事故(放射性物質が欧州全域に堆積、ほぼ五千人が甲状腺癌発症)、1989年、米テキサス州の石油会社のエチレン漏れによる爆発事故、2011年、M9の大地震による津波で引き起こされた福島第一原発事故、そして、2015年、中国天津港の有害化学物質貯蔵施設の爆発事故が挙げられるといいます。
これらの事故の事後処理には大なり小なり国家による隠蔽工作が行われ、まだ解決されていない問題も多々あるようです。

特にダイオキシンによる汚染は核汚染よりも長引き、復興に半世紀にも及ぶ年月がかかるそうですが、今年2月3日に米オハイオ州で塩化ビニル他、致命的な化学物質を積載した列車の脱線事故で火災が起こり、6日、政府当局指示の「制御放出燃焼」の名目による化学物質積載車両焼却の結果、ダイオキシン発生の大事故が起こりました。
焼却炉中での廃棄処分ではなく、野外での燃焼により、現場に黒煙の柱が立ち上り、広大な汚染で周辺地域の陸海空の生き物の相次ぐ大量死が報告されました。持続性が強く、食物連鎖に蓄積するホルモン毒素のダイオキシンは生物活性で、世代から世代へと受け継がれ、被災地周辺の農業、畜産業、土壌、水質を損なう恐ろしい公害を引き起こすことが知られています。
にもかかわらず、この大惨事は主流メディアによって一切報道されず、米環境保護局EPAも、化学物質検査を行おうともせず、住民に一時的退去命令を下した後、一人当たり千ドルの見舞金が鉄道会社から支払われただけで、すぐに住民を被災地に戻したのでした。直後から、住民たちの健康障害が顕著に現れたことは言うまでもありません。

住民の死活に関わる大規模な汚染に警鐘を鳴らした、政府や大企業の援助に依存しない独立系の研究所は事故発生直後から、自前で大気と水質検査、人をはじめペット、家畜、生き物の状況調査をし、高度な汚染率を独立系メディアを通して発表し、住民に避難の警告をしました。
EPAが重い腰を上げて化学物質検査、生態系への影響、環境調査に乗り出したのは、事故から一ヶ月以上も経た三月に入ってからで、その結果を3月17日、英国の大手日刊紙ガーディアンが明らかにしました。EPAが試みた二箇所からのサンプルの結果でも、安全とみなされる大気中のダイオキシン濃度を数百倍超える数値でした。このことは数千倍の濃度を示す箇所もあるということで、発癌性の化学物質の高度な検出はオハイオ州と周辺の農畜産物汚染の可能性を明示しているのです。
このような大惨事に対する権威当局、主流メディアの不可解な対応は今日世界的に起こっている現象で、悪しき指導者と結託する人たちによって、多くの国民が犠牲になっています。


すべてをお見通しの神がおられなければ、この世はただ不公平で終わってしまいますが、神の言葉
神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。神は、善であれ悪であれ、あらゆる隠れたことについて、すべてのわざをさばかれるからである(伝道者の書12:13-14)
こそ、恐れるべき最後通告です。