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フレデリックの宣教報告:2018 年1月12日

フレデリックの2018年冬季宣教報告

2018年1月8日〜12日、ムズエでの五日間の牧者研修報告

この研修における教官はフレデリック・ハレリマナとフランシス・ニテュンガでした。
ムズエには宿泊所がなく、研修参加者は毎日27km離れたところから通うことになりました。三十九名の牧者が研修を受け、うち十二名が初めて、あとはみな二度目の研修でした。

今回の研修テーマは『聖書的カウンセリング』でした。

研修の内容

毎朝、祈りと黙想のときを持ち、めいめいが短いメッセージを語って祈りを導きました。
先回の研修で学んだことをどのように実践したかの評価を徹底的に行うことで、月曜日の研修が始まりました。結果は大いに励まされるものでした。

たとえば研修生の牧者エリーザーは次のような証しをしました。
彼の教会で三十人の教会員を集め、『伝道して弟子を作る』という教会の使命について研修を行った。その結果十人以上の新しい入会者が教会に加わった。
また彼は自分の家から弟子作りを始めることが大切であることを知り、自分の子どもたちに、進んで外に出て伝道するようにと、励ましている。


聖書的カウンセリング

月曜日から金曜日の午後にかけて、『聖書的カウンセリング』の研修を行いました。
カウンセリングは、研修に参加した牧者たちの牧会の中で多くを占めていました。
研修を通して彼らは次のことに気づきました。
イエス・キリストがいろいろな悩みを抱えた人々のために来られたことを、改めて認識し、彼ら自身、先頭に立って、悩める人々のためにカウンセリングを行い、イエスがそのような人々にどのように働かれるかを見守ることにしよう、何よりも、それを実践しよう。


研修を受けた牧者たちの反応と証し
牧者ニャンデュイ・アーネスト
この研修は私にとって非常に重要で、いろいろなことを学びました。今後、私が今まで行ってきたカウンセリングのやり方を変えようと思います。
私は社会からはじき出され、問題を抱えている人々のために神さまが私を送ってくださったことを理解していませんでした。私はこの研修で学んだことをまず家族、教会さらに社会で実践したいと思います。そして、社会から拒絶された人々に焦点を置いて伝道しようと思います。


牧者レビス
本当にこの『聖書的カウンセリング』の研修は私にとって特別でした。聖書的カウンセリングとは何なのかをよく理解できました。私がいかに人の言うことを聞いていなかったか、いかにコミュニケーション不足であったかなどを知らされました。
これからは、やり方を変えます。私が目指すのは聖書を使って良いカウンセラーになり、キリストにある人々を本来あるべき姿に戻すことです。


牧者エサイエ
この『聖書的カウンセリング』の研修から多くのことを学びました。私の目が開かれた気がします。今までのカウンセリングでは、人々に幾つかの助言をしたり、病気が良くなるために、すべきことなどを話してきました。私の知識のみに頼り、聖書を使っていなかったのです。これからは、カウンセリングに訪れる人々の言うことを良く聞き、聖書を使って導きたいと思います。


ローズ姉
まず最初に、この『聖書的カウンセリング』研修に参加できたことについて主を賛美します。これまで私がしてきたカウンセリングとは異なった聖書的カウンセリングを、どのように行うかを理解できました。私に相談をしてきた女性たちの問題の多くは家庭に関することだったのですが、私は彼女たちにいかに夫に従うかなど、彼女たちがするべき初歩的なことを助言してきました。そして、いつもカウンセリングの最後は彼女たちのためにお祈りをしますが、祈った後、彼女たちは、私が彼女たちに語ったどの言葉よりお祈りに励まされると言ったのでした。これからは今回学んだ聖書的カウンセリングを実践していきたいと思います。

私たちの感想

研修を受けた牧者たちは今回の研修に対して建設的な反応を示してくれました。
彼らは聖書的カウンセリングがどのようなものであるかを理解し、これまで彼らが行ってきたカウンセリングの方法を変えると言っていました。
私たちも、この一週間の研修を通して彼らが学んだ聖書的カウンセリングを、今後実践するようにと、彼らを励ましました。
また彼らは討論、話し合いを通して互いに学び合いました。
だれも全知ではないのです。
彼らは「人生において全ての人が学習者です」と、言いました。

感謝!
☆私たちは神さまに、一週間の研修の間、私たちを守ってくださり感謝します。
☆ブルンジでは今でも食料生産が難しくその確保が大きな課題です。今年こそ良い収穫ができるように神さまに祈ります。神さまを讃えるとともに、神さまからの祝福をいただけるように祈ります。