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メアリー・ジェインの手紙 : 2017年5 月17 日

孤島タブラス島ロークでの伝道

フルダミニストリーの皆さま  5月17日(水)

愛をこめてご挨拶します。長らく手紙を書いたり、e-mailをすることができず失礼しました。インターネットショップに行ってインターネットをする充分な時間がなかったのと、私の弟のコンピューターを借りられないことも重なったからです。

四月の第一から第二週にかけて私の右手の感覚が三日ほどなくなり、その後、左肩から左足にかけて痛みが出て、ペンを握ることもドアの取っ手を回すことさえもできなくなってしまいました。病院に行けば、きっと入院となり身動きできなくなるので、私は母の家に癒されるまで滞在しました。
結局、治癒まで十日もかかりました。原因は、三月の伝道所/農園での仕事(耕作、開墾など)がとてもきつく、働きすぎたためだったのではないかと思います。

そのため、この五月になってようやく、かねてから計画していたロンブロン郡のタブラス島に行くことができました。タブラス島は当初行こうと思っていた島とは違うのですが、実は、私はロンブロン郡にそんなに多くの島々があるとは全く知らなかったのです。しかもその島のロークに行くには、定員五人乗りの古びた舟の便があるだけで、私たちの手荷物(贈り物にする古着、食料品など)を乗せることができなかったので、まず最初に、私たちだけが乗って島に行き、折り返して、置いてきた手荷物を別途で運ぶという有様でした。

タブラスのローク港に住む人々は私に次のように語りました。「古着をいただくとか、子どもが聖書の話しを聞くことは初めてです」と。そこにはなぜか新生のキリスト者の教会がありません。多くの男性は毎日ココナッツワインを飲み、酔っ払っています。かたや女性たちはいつも働いています。野菜、貝のような水産物はあるのですが、米、コーヒー、砂糖は不足しています。

二十年ぶりにダバオ部族を訪問予定

この5月20日(土曜日)には、ダバオに行き一週間滞在する予定です。そこでVBS
(夏季休暇聖書学校)のクラスを持つ予定です。そこに住むバガオ部族を私が最初に訪問してから二十年が経過しました。今まで再訪の機会がなかったのですが、そのときがやって来ました。そこへは私とリクが飛行機で行く予定です。以前お話ししたカピズ島には、六月には行きたいと思っています。

牧者ヨシュア・サントスを支援

パンガシナンでの伝道については、この2月に聖書学校を卒業したヨシュア・サントス(二十歳)が、ウルビズトンド、パンガシナンで牧者になる決心をしました。彼が卒業後、私たちは、火曜日にはサワトで聖書クラス、水曜日には祈り会、木曜日にはマラシグイで聖書クラス、金曜日には若者たちとの活動、土曜日には子どもたち対象の音楽伝道、日曜日はウルビズトンドでの礼拝というように毎週、毎月、彼を支援しながら定期的に伝道活動をしています。また私たちは彼の食料用としてトマト、とうがらし、ナスの苗木を植え、お米、オートバイのガソリン代を支払うなど財政支援をしています。

ノセ・タファレング師、アブラでVBSを指導

アブラではノセが4月25~30日、VBSを指導しました。アブラでは最初の聖書クラスです。子どもたちはクラスを大いに楽しみ、数日ではなく一ヶ月くらい続けてほしいというほどでした。来る6月には、ノセたちは大学、高校でのミニストリーを続けます。また彼らは非行歴のある子どもたちへのミニストリーも毎木曜、土曜に引き続き行っています。

有機農園

伝道所の農園についてですが、とうがらし、トマト、ナスの苗木を植えました。またそれらの苗木のいくらかを近所の農家そしてパンガシナンに住む人々にも持っていきました。しかし当地では現在のところ雨が全く降らず、野菜などの成長に悪影響が出始めているため、私たちは雨が降るようにと祈っています。当地の夏は本当に暑く日中47℃にまで気温が上がることがあり、その際、人々は10:00am~3:00pmごろまで外出しないで屋内で過ごすことになります。

家族の救い

私の家族ですが、4月27日、私のいとこが亡くなり、先週の土曜日、私の大好きなおじのイパが熱射病で亡くなりました。五十二歳という若さでした。彼は優しく思いやりのある人で私は悲しくてなりません。神さまが彼に対して憐れみをかけてくださったかどうか、私にはわかりません。
私たちは明日、再びパンガシナンに行こうと思っています。これまで彼らに福音を述べ伝えてきてはいるのですが、彼らが本当に福音を受けたかどうか、私にはわかりません。

日本の皆さまのためにいつもお祈りをしています。日本の人々に福音が伝わりますように、主イエスの光が皆さまの上に輝きますようにお祈りいたします。

多くの愛をこめて
メアリー ジェイン