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メアリー・ジェインの手紙 : 2015年3月6日

サパルへの旅を控えて  2015年3月6日

 親愛なるフルダミニストリーの皆さま

私たちはこの夕方、伝道所から戻ってきたところです。
私と、娘のエゼキエル、そして若いカップル(ヨシュア十九歳、モニカ十八歳)は2月28日から今日まで伝道所におりました。この若い二人は、私が、ダニーの親族を訪問するため、アブラに行っている間、ボランティアで伝道所・農園の仕事をしてくれることになりました。

伝道所での私たちの一週間は大忙しでした。豚を小さな小屋から移動させることから、有機豚のうちの一頭が六匹の子豚を産んだので、その世話をすることまで、さらに農園の掃除、野菜に乾燥させた豚の糞を肥料として与え、水やりをし、農地の耕作をすることまで、大変でした。三羽のにわとりにも、ひながかえりました。
3月3日、豚の赤ちゃんが生まれたときは、私たちは、感動して泣きました。亡くなったダニーも豚の出産のときには感激して、すぐ私にその様子をe-mailで知らせてくれたのでした。思い出しては、新たな涙にくれています。その他にも、雑種豚が、ダニーの造ったおりの中にいます。
今朝は豚のえさ(こめぬか)、にわとりのえさ(砕いたコーン)を買いました。
若いカップルは現在、パスポート発給の申請中で、今しばらくは農園の仕事を手伝ってくれます。

アブラのサパル行きについて、私はだれと一緒に行くのか、まだ分かりませんが、アルマ叔母が明日顔を出す予定です。
私たちは、明日(土)の夕方、アブラに向けて出発し、日曜日の朝、バングエドに到着予定です。そこで午前八時発のjeepney(小型乗り合いバス)に乗り、ラクブには午後二時に到着予定。そこから徒歩で二時間かけてブネグに向かい、午後四時に到着予定です。その日の夕方、そこで「交わりのとき(フェローシップ)」を過ごし、ブネグで一泊します。翌月曜日の朝(私に力の余裕があれば)、ダニーの親戚の人たちと一緒にサパルまで徒歩で行く予定です。
サパルにはその日の午後二~三時ごろ着く見込みです。サパルには二、三日滞在しようと思っています。私は歩くことは問題ないので、とにかく、この旅をするために主が私を強め、そしてダニーの家族の皆が主イエスを救い主として受け入れることを祈ります。
ダニーのお母さん、兄弟たちには、また、種々の野菜の種、子豚、やぎ、ひなどりなどを(ダニーが動物の世話や農作業を愛したことを彼らが思い出すように)、買って持っていこうと思っています。すでに農園でのダニーの様子を撮った写真やビデオも用意したので、それらを彼らにあげるつもりです。またむこうでビーフソースをかけたスパゲッティ―、現地の野菜を使ったサラダなどを作るつもりです。

私はダニーの突然の死についてまだ全容がつかめたわけではなく、それに関わる脅威も感じないわけではありませんが、神さまは十分に良いことをしてくださっていることをいつも思い起こし、神さまを全面的に信頼することを学んでいます。あまりにも大きな喪失感で孤独を感じたり、涙にくれるときには、マタイの福音書28章19-20節の御言葉
「それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます」
を思い出しています。この聖句は私に前進する力を与えてくれます。

私は、ダニーの魂を救うために彼を取られたことを、神に感謝します。ダニーに対する神の永遠の愛、憐れみに感謝します。
再度、皆さまのお祈り、ご支援に感謝を申しあげます。
アブラから帰ったらすぐにe-mailでご連絡します。
おそらく、3月13日に戻ることになると思います。

主の愛と慰めの中で
メアリージェイン